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報道のこわさ

2008-11-09 20:22:33 | 日記
自分の知っている人が、報道機関の餌食にされて、悪役に仕立てられて、亡くなってしまったことが、一度でもあると、もう報道ってやつが、どんなに役に立つものであっても、そのたった一人の命に突きつけた冷酷さを思うと、もう信じられなくなるものです。
報道という、正体のないものに対して憤るときに、どうやって立ち向かえるのかすらわからない怖さはいつもある。いったん吹き込まれた風評は、一人歩きをし、その一人歩きに圧倒的多数の人が足並みを揃えるとき、少数派の「ホント」を知ってる人たちは、かなり無惨に、踏み倒されてしまう。

人は心底悲しいと、体の中に癌が生まれる。ストレスからも、不調からも、人は自分の中に生まれた毒によって、くたびれきってしまうことができてしまうものなのだ。

一方で、心底うれしくって死んでしまうこともある。本当に、実際に、そういう人を知ってる。

幸せすぎても、悲しすぎても、体には負担がかかるんですね。

報道に関わる人たちも人間だから失敗はあるだろうけれど、私はまだ、少し、報道が許せない気持ちが残っているんです。
報道は大切です。でも、もっと、もっと慎重であってほしい。人生に関わる仕事ですから。