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Room884

20100206 xiahzart

2月も中旬にさしかかりました。
みなさんお元気でしょうか?

2月6日、ミュージカル『MOZART』を観てきました。

そう!



ジュンスに会いにいったんです



2回目のチケットオープン情報がUPされたとき、

「どうしても観たい!観に行きたい!!」

と思いが募り。

そのことをチラッとお友達にメールしたら、相談に乗ってくれて。

激戦のインターパークでのチケッティングに挑戦してくださいました

お仕事そっちのけで、チケットをゲットしてくれたお友達にお礼の意味をこめて、がんばってレポしようとおもいます。

お時間があれば、最後までお付き合いいただけると嬉しいです!

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チケットは、カシちゃんがホテルまで届けてくれました。
カシちゃん3名とランチの後、
世宗文化会館へ。

大きくて重厚な造りの建物にびっくり!
(韓国LIVEは体育館やスタジアムしか経験ないので




開演の1時間ほど前に到着しましたが、すでに会場はたくさんのファンでにぎわっていました!




キャスト写真にジュンスが!
シアジュンスじゃなくて、キムジュンスとして!



座席は、A-170番台です。
座席から、舞台を見るとこんな感じです。(開演前ならノーフラッシュで撮影OKでした)


オーケストラの楽器をチューニングする音が聞こえてきます。

照明が落とされ…

指揮者にスポットライトが当たりました。

指揮者、客席のほうを向いて一礼。

場内は真っ暗になって…開演です。

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さてと、ここからどうやってレポしようかと…(苦笑)

とりあえず、ストーリーをご存じない方は、こちらをご覧になってください→MUSICAL MOZART STORY

◆キム・ジュンス


一番最初にジュンスが登場したのは、赤いコートの入った箱を持って家に帰ってきたシーンでした。

ジュンスの「ヤングなしゃがれ声」が聞こえると、
「本物のジュンスだ~」と興奮。

そして正直、ほっとしました。
(※「ヤングなしゃがれ声」日経エンタで松尾潔氏がジュンスの声を評した言葉)
ライブとは雰囲気も違うので、わたしも緊張していたんです。

1部のジュンスは、若々しくて、可愛くて、甘えん坊に見えました
「あっぱ~」ってお父さんを呼ぶ声→実生活もそんな感じなのかな?(笑)
2部最後は30代のはずですが…そうは見えなくて。
コンスタンチェだけがすさんでいくように見えました(←軽く毒・苦笑)
他のmozart役の方は、写真しか見てないけど、男性的な感じ。
そういう意味では、ジュンスはありのままだったと思います。

歌はもちろん、演技もとても上手!
ジュンスの新しい魅力を発見して、興奮しました

思ったより、飛んだり跳ねたりするシーンもあって、若きmozartを地で表現していると思いました。

コンタンチェとの再会シーンで、MIROTICダンスを踊ります。
見世物小屋みたいなところで、mozartが飛び入り参加するみたいなシーンです。

あごに手をあて、肩を左右に揺らすと、場内から「クスクス」という笑い声が。

2月に入ってから、のどを痛めているようだったので心配しましたが、気になるほどではありません。
ただ、高音が出にくく、有名な「僕は音楽」の、「なぬんまーーーーーーっく!」最後の高音はナシでした。

ジュンスの歌声が、変わったような気がします。
以前よりも、胸の辺りで大きく共鳴しているような?

ジュンス以外のキャストは、どの方も本格的な声楽をされている人のようで、すばらしい歌声です!
ぜんぜん音が外れないし、声量もすごい!圧倒されます。

ジュンスの低音が厳しいというレポを読みました。
それは事実です。

でも、楽譜どおりの音が出せるかどうかが評価の全てではないと思うのです。

2部は、ありのままの自分を愛してもらえない悲しみや、苦しみを歌う場面が多いのですが…

ジュンスの哀愁帯びた地声が、楽曲に驚くほどはまっているのです。


そもそも、あの時代設定で、ドレッドヘアにダメージジーンズという衣装ってありえませんよね(苦笑)
あの衣装は、型にはまらないmorzart個性の象徴だと思います

同じように、POPSやR&Bで鍛えたジュンスの歌声も、本格的な声楽キャストの中では、かえって際立つのです。

加えて、全身で歌うジュンスのスタイル!
エネルギッシュ!!
体中から黄金のオーラがほとばしります


その姿を見ているだけで胸がいっぱいになります


正直に言いますと、やはり言葉の壁は厚く、ストーリーはあらすじ程度にしかわからなかったのですが…

ジュンスの演技も素晴らしかった!


1部のお母さんがなくなるシーン。
「オンマ…? オンマー!」
椅子に座ったまま息絶えた、お母さんを見つけるところ。

ジュンスの息づかいが、すごい!
驚きと、動揺と、衝撃が見事に表現されています。

2部の父親が離れていくシーン。
父親と幸せに暮らしたいだけなのに、父は自分の望まない要求をたたきつけ、激しくぶつかりあいます。

父親と掛け合いで歌うところですが、この歌声が一番好きでした!

mozartの父を慕う心、本当の自分を愛してもらえない悲しみが、言葉が分からなくても伝わってくるのです。

どうしようもなく、悲しくなって…。
ずっと泣いていた私。

「影を逃れて」という曲の始まりが、日本版では
「誰にも頼らない、白い鬘はもうかぶらない」という歌詞なのですが、

韓国版では
「ぴりょおぷそ~」で始まるわけです。

そのぶん「見捨てられた」感じが強調されるので、もうどうしようもなくmozartが可哀想で可哀想で
泣くしかなかったです。

ジュンスは演技力より歌唱力だと思っていましたが、演技の才能がこれほどあるとは!

TVドラマより、身振り手振りが大きい舞台のほうが、向いていると思いました!


◆ラブシーン

やっぱ、書かないとだめでしょう…?

1部で2回、2部で2回。
コンスタンチェとのキスシーンがあります

1部ではコンスタンチェと再会したときで、恋が芽生えたころ。

mozartが自分の頬にポッポしてと指差します。

コンスタンチェが、頬にkissしようとすると

不意打ちで唇にKISS

…します

小鳥がついばむような、不意打ちキスが2回。

「チュッ」っと軽い音も聞こえます

2部は、恋わずらいしているmozartの家へ、コンスタンチェがやってくるシーン。

「コンスタンチェ~」と、枕を抱き悶えてるmozartが、なぜかジュンスの素に見えてくる(可愛いという意味です・苦笑)

そこへコンスタンチェが現れ、さらにコンタンチェの家族(?)がやってきて結婚させられるのですが…

そのあと、

愛を確かめるKISS

コンスタンチェを背中から抱きしめベッドにすわり歌う愛の歌(「愛していれば分かり合える」)


そして、コンスタンチェをベッドに押し倒し…


双眼鏡で、ガン見していたワタクシ…

平静を装っておりましたが




激しく動揺




…しました


シアペンのみなさん、同じ思いだったのか、

kissするたびに、ため息のような無声音が聞こえました。

ほんとは「アンデー!!」と叫びたいところでしょうけど(苦笑)
観劇マナーをけなげに守っていましたね。

でも、となりのカシちゃんは、
ベッドシーンではさすがに耐え切れなくなったのか…

「チッ」と舌打ちし、ドスドスと2回床を蹴りました(爆)


大好きなオッパが生CHUするのをじっと見るなんて…若きカシちゃんたちにとっては、さぞかし試練だったでしょう(苦笑)

わたしは、どっちかっていうと2部のキスシーンが好きです。

を感じさせるやさしいキス。

「おお~ジュンスはあんなキスもできるんかいな…」(←本音)

そう思いつつも動揺したのは、なんというか…
結婚式で息子のキスを見てしまったような?
見てはいけないものを見たというか、くるべきものが来たというか。。。

ジュンスも大人になったなぁ…とか。

そんなオンマ視線で見てしまいました

それにしても、コンスタンチェ!

胸の谷間がすごい

白い桃のような、丸いふくらみが二つ。
衣装から溢れんばかりです

その胸で、ジュンスに迫るなんて~


◆キャスト

どのキャストもミュージカル経験豊かな方だと思いましたが…実際はどうなのかわかりません。

わたしは、今回のxiahzartのために、日本版のCDを購入して、聞きまくりました!
日本版もすばらしいですが、韓国版はそれ以上にすごいと思いました!

ミュージカルのレベルが高かった

劇団四季レベルでしょうか?

韓国ミュージカルって、全部このレベルなのかしら?

特に印象に残ったのはアマデと男爵夫人でした。


まず、mozartの才能の象徴として登場するアマデちゃん!
音楽の教科書に出てくるような、白い巻き毛の子供です

3人キャスティングされていますが、わたしが見に行ったときのアマデちゃんが…

すごく小さい!

このアマデちゃんの頭をなでたり、耳の横にある巻き毛を両側から軽く握ったり。
mozartが愛でる動作が随所に見られますが…。

このときのジュンスの表情が、すごくやさしい笑顔なんです

1部では、アマデちゃんを自分の足の甲に乗っけて歩きますが、ほほえましい動作でした。

アマデちゃんはmozart以外には見えないという設定なのですが、コンスタンチェに心を寄せるmozartを引き止めたり…頼もしい(笑)こともやってくれます。

mozartが愛する父親とHUGするところでは、一歩遅れてmozartの後ろ(実際にはmozartの太ももくらいしか届かない)から、抱きつくところなんて、本当に可愛くて、子羊のようでした

あとで、このかわいらしさがゾッとする不気味さにもつながりますが

幼稚園児くらいかしら?
mozartのそばにいて、ずっとペンで楽譜(?)を書き続けているのです。
せりふはありません。

カーテンコールではジュンスがアマデちゃんを肩車してできました。

後にプログラム見てわかったことなのですが、アマデ役3人のうち、この子は女の子であることが判明。

mozartのやさしすぎる眼差しも、女の子だったからということもあるかもしれません。


コンスタンチェ役はじめ、すばらしい歌唱力を持った方ばかりでしたが、
一番素敵だなーと思ったのが
mozartの後援者であった、男爵夫人!

あの声はどこから出るのでしょうね?
華やかで上品で、声域の幅が広くて。
魅力的な歌声に、鳥肌が立ちました~!


◆衣装ほか

とにかく、舞台の色彩がきれいで、夢のようでした…

ウェーバー一家の衣装、日本版プログラムの写真を見てみると、
多色使いで、ケバくて下品な感じですが、
韓国版は、まるでお花畑のような可憐でした。
たとえばコンスタンチェは朱色というように、全身が(ヘアも)同じカラーで統一されています。
日本版のコンスタンチェは黒づくめです(悪女風でかっこいい)

韓国では日本よりラブリーなデザインが好まれるようですが、この舞台衣装も豪華だけどラブリーな感じがいたしました。

舞台は、奥のほうが階段数段分高くなっていましたが、客席に向かって傾斜がついていました。
そのおかげで、1階席からでも床部分がよく見えましたが、
あそこで走ったり、踊ったりは大変なのではないだろうかと思いました。


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ミュージカルレポは以上で終わりです。

言葉が分からない分、ジュンスの歌う姿、演技する姿だけをずっと双眼鏡で追いかけていました。

台詞や歌詞に重要な部分があったと思いますが、詳細がわからないのが本当に残念です。

ただ…

一生懸命演じ、歌う姿に
ジュンスがこの舞台にかけた意気込みをひしひしと感じ、そして、



深く感動しました


平凡な言葉ですが、それしか言葉が見つからない。

そんなジュンスを生で観ることができて…

彼のすばらしい歌声に2時間半もおぼれることができて…



本当に幸せでした

わたしたちが知っているシアジュンスは、キムジュンスの一部分でしかなかった!

まだまだキムジュンスには、開かれていない引き出しがあるようです。

…まったく!ジュンスはいまだに未完成なのですね。

そんなジュンスを誇らしく思うし、
ジュンスをずっと応援し続けてきてよかったと思いました。

このミュージカルの経験によって、ジュンスはさらに飛躍し、進化するでしょう!






終演後、2階から1階ロビーを撮影しました!
ジュンスの写真を、撮影するファンが途絶えません。


恥ずかしながら、2ショット撮ってみました~
撮影してくれたのはカシちゃんです!




長々とへたくそなレポを最後まで読んでくださってありがとうございます

そして、今回のチケットを手配してくれたお友達とカシちゃんに改めて感謝の言葉を送りたいです!

감사합니다

コメント一覧

ぱんだいるか
ここあさんへ
コメントありがとうございます。
レポ喜んでいただけて嬉しいです☆
もうちょっと気の利いた言葉を選べなかったものかと、自分のレポを読んで反省しています。

ジュンスの歌声、しみこみますね~じわ~っときますよ。
テクニックだけではあらわせない、ジュンスの音色が本当に素敵☆
ポケットに入れて持って帰りたいくらいでした(笑)
日本でも公演してくれたらいいのにね…
ミュージカル曲だけのコンサートとか、ね。
ぱんだいるか
Jyuさんへ
お久しぶりです♪
コメントありがとうございました。
動画探し…わたしもしてしまいます(苦笑)
ジュンスシーンダイジェストのファンカムもありましたよ!
ご覧になったことあります??

日経エンタすばらしい記事でしたね。
今までのシングルレビューも、納得いくものばかりでした。
POPSに帰ってきて→第1弾がジュノショーケースってね(笑)
キム兄弟で活動したりして…??
ぱんだいるか
mikuさんへ
コメントありがとうございました☆
mikuさんのほうが、韓国語理解できてると思いますよ~
わたしは頭の中で日本語ver.に置き換えて聞いていただけですから!
また反省会(?)いたしましょー。
詳しいお話はそのときに~笑
ぱんだいるか
hiroeさんへ
コメントありがとうございました!
ジュンスが素敵で素敵で、どうしようもなかったです!
hiroeさんにはぜひとも観て頂きたかったのですが…
hiroeさんをはじめ、いけなかった人の分までしっかりと観て来たつもりです。
こんな記事で申し訳ないですが、わたしとしてはこれで精一杯です!
カシちゃんドスドス…純真でかわいいですね!
お化粧もしていない、高校生くらいの子でした。
となりにhiroeさんがいたらどんな反応するか見てみたかったです!笑
ここあ
ありがとうございます
行かれることは 知っていましたが 
こんなに早く 詳しく レポUPしてくださるとは
嬉しく楽しく 読ませていただきました
ありがとうございます

いろんな 動画を探しまくっていますが 
ぱんだいるかさんの レポを読ませていただくと 目に浮かぶようで 自分も韓国に行った気持ちを味わわせていただきました

感激

あ~~ でも ジュンスの生歌は また 違いますよね
体中にしみこむ様な ジュンスの響きを感じたいです
Jyu
おひさしぶりです~
アマデちゃん肩車の日に見に行かれたんですね~!
今回のミュージカルは行かないと決めましたが、毎回カーテンコールをどこかで探しております(苦笑)
ジュンスがん見ながら、これだけ冷静に周りを見ておられるぱんだいるかさんのレポ 楽しみに待ってましたよ~!シアペンにはいろいろな思いが交錯するようですね~?!(笑)


日経エンタメ 今ごろですが、読んだばかりで『ヤングなしゃがれ声』以外にも私的にツボがあって楽しく読みました。
やっぱり私も、いちどはpopな歌の世界にまた戻ってきてほしいと思っている一人です(笑)
miku
レポ読ませていただきましたm(__)m
レポお待ちしておりました~
ぱんだいるかさんでも韓国語の壁は厚かったんですね
私には無理なはずです。。。
既に2回見てたカシちゃんに事前に説明してもらってもなかなか難しかったです。
でもジュンちゃんの歌は素晴らしかった
4日は体調が良くなかったようで声がかすれている部分もありましたがジュンちゃんの歌は心を動かしますね
演技も上手くて感動してしまいました。

ぜひまた集まって打ち上げしましょう
その前に明日会えるかな(爆)
hiroe
待ってました!
お疲れ様でした!
ぱんだいるかさんのレポ、楽しみにしていました

思い出しながら書くの、大変だったと思います~。
生々しいレポに興奮気味です

なんか最近、東方関係の情報に疎くてモーツァルトの内容とか全然知らなかったので
初めて内容がわかったような気がします。

そっか…カシちゃんドスドスっと…ですか(笑)
いやぁ~可愛いですよね~
私もそんな元気が欲しいです^^;

もっと書きたいのに、naoがPC代われとうるさいので
また後日コメントしにきますね!
途中でスイマセン!
ぱんだいるか
かずみんさんへ
コメントありがとうございました!

久々に長いレポ書きました。
ミュージカル内容がよくわかってないので、何をどうかいたらよいのか?
迷いながら書いたら、すごく時間がかかってしまいました

ジュンス主演しか知らないので、他のキャストはどんな風に演じたんだろう?って気になっています。

日程的に6日の昼公演しか行けなかったので、これから行かれる方、数回ご覧になれる方が羨ましいです。

今後もミュージカルするのかなぁ~?
ミュージカルばかりやっていると、だんだん歌い方が変わってきそうな気もするんですが。
(事実、ちょっとずつ変わってきてます。。)

いちど歌の世界に戻ってきてほしいです(苦笑)
かずみん
ありがとうございました
久々にこちらにコメントします^^
レポ、とても読み応えがありました。

映像、いろいろなところで上がってますが、
やっぱり舞台は生ですよねえ。
ミュージカルが初のジュンスが、
スタッフさんをはじめ、ファンの方々をうならせてるというのは、よく考えればすごいことですよね。
他のキャストさんはキャリアが違うのでしょうし・・。
可能性が期待されますね^^

ミュージカルをこれからもやるのなら、きっとジュンスは持ち前の努力で進化していくのでしょうね^^
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