リリコ雑記

徒然なるままに、思いつき日記。

「相棒」~シーズン5・10話

2006年12月16日 16時39分02秒 | 相棒

「名探偵登場」と、またしても面白話かと思いきや。

確かにキャラは濃かったですけど(笑)、個人的には結構普通に
楽しめました。

まあそれはいいのですが。
平田満さんだとか、マヨマヨだとか、佐野史郎さんだったりと、
異様に第三者のキャラが際立つ最近の「相棒」。

今回は高橋克己さんがゲストです。

フィリップ・マーロウが好きでたまらない、(ちょっと変わった)
探偵さんらしいです。
でも、考えてみれば杉下右京という和風シャーロック・ホームズ
いることですから今回は探偵好きにはたまらんかも~

なーんて思ってみたり。

そんな怪しい探偵役の高橋さん。
実にいい味出してくれちゃってましたねー。

冴えないおっさんのように見えていて、実は右京さんも感心するほどに
かなり敏腕な探偵さんだった、
という中々美味しい役柄でよかったと思いますけどね。

ちなみに、
劇中に出てきた名探偵・“フィリップ・マーロウ”はどんなキャクターか、
というと。

『ハ-ドボイルド』を絵に描いたような探偵さんらしいです。
小説家・レイモンド・チャンドラーが作者。
ロサンゼルスの私立探偵で、ハリウッド・ブルーヴァードのビルの7階で営業中。
(シャーロック・ホームズと同様に架空の場所。↑)
トレンチコートに身を包み、キャメルの煙草を愛用。
身長183センチ、体重86キロ。
濃い褐色の髪に茶色の目と、まるで二枚目俳優のような容姿だそうで。
机の引き出しにはいつも拳銃とスコッチのボトルが入ってて、暇があったら、
ウィスキーグラスを片手にチェスを楽しんだり、宝石を並べたり(?)、または
読書をしてたりしているそうで……。


ウィキペディア辞典→

ハードボイルドですか……。
それを目指すってのも、難しいような……。


さて、本編。
一人の美大生が刺殺されてしまった、という事件からです。
数日前、恋人を取られたと勘違いした男と諍いを起こしていた事から
怨恨だと捜査一課は睨んだ模様。
しかし、右京さんはまったく別なところに着眼点を持ったみたいですね。

その彼の周辺を探っていただろう、怪しい中年の小父さんの存在を
知った右京さん。
その人物が何者なのか、興味を持った模様。

その人物が「マーロウ」を名乗っていたことから、右京さんは電話帳から
「チャンドラー探偵社」を探し当てましたね。
この辺りは、探偵ファンならすぐに気が付く辺りかなあ、なんて。


この私立探偵さん、どうやら殺されてしまった学生さんの身元調査を
していたので、彼の身辺を洗っていたんですね。
その依頼人というのが、妖艶な美女だったそうです。

見た感じ、その女性もすんげェ怪しいんだけどね。
つーか、依頼自体うそ臭ェ


でも、その探偵の八木さん。
困難と言われるその依頼を5日間で見つけたというから、
右京さんは感心してましたね。

で、彼がどうやって学生さんまで辿り着いたのか、その道のりを
辿る事に。
でも、そんな折、八木さんが二人組みの男に襲われることに。

で、薫ちゃんはこの事件の真相は怨恨じゃなく、この探偵に
関係していることを確信。
捜一トリオに協力を依頼するんですけど、案の定、素気無く
蹴られちゃいましたねー。
そこで叩かれるのは、何故か芹ちゃんだけなんですけどね。


さて、『花の里』。
たまきさんの手当てを受けて、ご満悦の八木さん。
美和子ちゃんの「ヘンな人」発言が可笑しいですが、高橋さんだと
すんなりと見えちゃう不思議さがありますねー。

右京さんは静かにお酒を飲んでいますけど、こういったやり取りが
楽しそうですけどね。


ところで、この事件の依頼をしてきた女性って、ヤバイ関係の
ヒトかなー。と思っていたらその通り。
しかも殺されてしまった大学生が、マンションの壁に落書きを
している最中に、殺しの場面を目撃してしまったんだろうな、
ってことはこちらも大体分かりましたが、問題はその場所

どのマンションの、どの部屋で行われていたのか、どんな方法で
絞っていいものやら。

でも、困った風の薫ちゃんを他所に、
意味ありげな微笑で八木さんを見詰める右京さん。
何か企んでいる目ですね。

そしてその通り、八木さんはマンションの壁に意味ありげな(?)
宣伝文句を描くことを提案。
果たしてその女性は、その看板内容を「脅迫」と受け取ったらしく
刺客をちゃーんと用意してきたみたいですね。

そこに現れたのが、特命のお二人。
そして刺客は……というと。

いつの間にか、特命係のパシリになってる捜査一課の皆様(笑)
取り押さえられて御用となりました。

それにしても、イタミンなんか、最初薫ちゃんに向かって「邪魔だ
言ってたのにこの変わり様。
犯人逮捕の為ならなんでもいいのね。


どうでもいいのですが、捜一トリオに逮捕された暴力団関係の
殺し屋二人組み。

何かのキャラ?


今時あんな派手な格好の

殺し屋いねェよ!



何気に凄くキャラ作ってない???

と思ったのは私だけ??



ところで、私的に萌え~な場面があって、
嬉しい限り。

正確には、右京さんの、
黒のコートの裾捌きにグラグラですぅ。

これだから、この季節の「相棒」がいいのよねえ。

今回も見せてくれましたよ。
水谷さん演ずる、右京さんのコートの捌き方。


まずはイスに座るときの仕草。
シュっ、と後ろにコートを弾き、ストンと垂直に腰を降ろす
その格好の美しさといったら

そして、次は立ち上がる時。
すっと立ち上がると同時にこれもコートの前衣部分を一度
大きく広げ、すっと前を合わせるその瞬間。

嗚呼、素敵。


あまりにキザで素敵で仕方ありませんよ!!

同じホームズでも、HNKで放映していた、グラナダTV製作の
ジェレミー・ブレッドそのまんま、って言ってもいいくらいに
素敵だし全然違和感ないですからねー。

ジェレミー・ブレッドのホームズファンとしてはたまらん限り
ですけどね!!


ちなみに、
NHK版「シャーロック・ホームズの冒険」ウィキ→


ちなみにこの八木さん、自分が彼を探さなかったら殺されることも
無かった、ということで、どうしても事件を解決したくなり、それで
特命の二人の捜査に加わったみたいです。

まあ、キャラ先行の話なんだろうな、と思いつつも、でも、私的にも
探偵の捜査方法など、そんなところが面白かったかなあ、と。


さて、特命二人の会話で個人的に好きだったのは、八木さんを
探している最中の
「チルチルミチルでしたっけ」
「ヘンゼルとグレーテルです」
という会話。

それから何気にツボは、捕まった女性に対してホストのごとく
甲斐甲斐しく世話している芹ちゃん。
煙草に火をつけてあげたり、ささっと灰皿用意してあげたり。
アンタ、刑事よりもホストが似合ってるよー。
それを見て芹ちゃんの頭を叩くイタミン。
あははは。
なんかこういう細かいことろがおっかしー。

ところで、鑑識・米沢氏の嫁さんは見つかるんでしょうかね。(笑)


そして最後の突っ込み。

いいから薫ちゃん。
煙草とライター取られちゃったのに早く気付けよ。

と思ってしまったラストでしたー。


って、えええ???
今年の放送はこれでお終い!?

そっかー。
もう、年末だからSP番組ばっかなんだね。
ってことは、来年まで待たなきゃないんだなあ。
と、ちょっと寂しくなってしまった今回でした。


次回は元旦すぺさる~
見なきゃ!!



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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
第10話v (こねこ)
2006-12-16 19:27:25
こんにちは~。
確かに今回は、探偵好きにはたまらない回でしたね。
(実は私は、元ホームズファンv )
高橋さん、おいしい役でしたね~。
このまま、準レギュラー化される事を祈りますv
確かに、右京さんのコート、いいですよね~。
裾がひらひら、あと、あの裾さばき。萌えv
あと、足を開いて座ったのが。右京さん、男らしい!
男らしい右京さんにも、ドキドキしました。
次の元日すぺさるも、楽しみですね~vv
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こんにちわvv (リリコ)
2006-12-17 14:59:31
こねこ様、いらっしゃいませ~vv

今回は本当に個人趣味爆発、ってな感じの回でしたねー。
私もホームズは大好きですよ~。
シャーロキアンほどじゃあないですが。(苦笑)

高橋さん、また出てきて欲しいですよね。
今度は米沢さんの逃げた嫁さん探しで。(笑)

それから右京さんのコート捌きにご賛同いただいて嬉しいです~vv
男らしい右京さん、いいですよねえ。

元旦まで指折り数えて待っていましょう!
返信する
わたしもですー (beginners)
2006-12-17 17:40:19
>右京さんの、黒のコートの裾捌きにグラグラですぅ。

リリコさんと同じところで、わたしも、ぐっときてました。
なんか鍛えられた腹筋が感じられて(笑)、あらーすてきーと。
右京さんって、時々こういうのをちらっと見せてくれるから(男のチラリズムですかねー)、たまんないっす。
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Unknown (PANA)
2006-12-17 23:41:44
たしかに個性的なキャラのゲスト出演が目立つシーズン5だったですね。

でも事件と解決するストーリー展開などの手抜きは感じられませんでした。
面白かったです。

今年は終っちゃいました。ちょっと残念。
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有難うございます~vv (リリコ)
2006-12-23 17:02:26
●beginners様。

右京さんのコートの裾捌き、凄く素敵ですよねえ。
ご賛同いただけて嬉しいです~。

チラリズムがたまらないってのは、ホントですよね!
普段見せないからこそだからでしょうか。 



●PANA様。

シーズン5は脚本家の皆さんが楽しんで書いているようにも思います。
ただ、事件そのものに手抜きはないので、楽しいお話ばかりでしたね。

今年の放送はもう無いのかと思うとちょっと残念ですけど、元旦を楽しみにしておきましょう! 
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