リリコ雑記

徒然なるままに、思いつき日記。

ザ!世界仰天ニュース

2006年03月30日 20時03分02秒 | TV・バラエティ・特番


裏でやってた「トリビアの泉」と並行しながら見ていました。

最大の関心は、やっぱ冒頭でもCMでも放映されていた
「ジョンベネ殺人事件」

アメリカでの事件で、もう十年も経ってしまったけど、
未だに覚えてる事件ですね。
結局、容疑者が特定出来なくて迷宮入りになっちゃったハズ。


当時6歳、美少女コンテストを総なめにした「ジョンベネ」という
美少女が自宅の地下で無残に殺害されてしまった、という事件です。


『その後の、警察の執念の捜査によって

新事実登場!!』


ってことでずうーっと待ってたんだけど。

結局その“新事実”とやらは
番組の最後まで引っ張りやがりましたよ

ちっ。


いやいや。



ところで、
今までに一体どういう捜査が行われて、その挙句に迷宮入りに
なってしまったのか。
というVTRで初めて知ったのですが、どうも警察の初動捜査が
一番の敗因みたいです。

まず、現場の状況をそのまま保存しておかなかった
という致命的なミスが一つ。

そしてもう一つは、
見つかった娘の死体に泣き縋る両親&両親の友人達を
そのままにしてしまった
、という事。

これらのミスにより、
特定の証拠が得られない事態になったしまったのだから、
お粗末と言うべきか。


事件の概要としては、

●クリスマスの前日、一家は父親の友人宅で夕食を。
(次の日は別荘に移る予定だった)


●朝になって、父親のシャワーの音で母親、目覚める。
そして一階へ降りてきた時、階段の真ん中に三枚の紙が置かれて
いることに気付く。


●文面は、ジョンベネ(当時6歳)の誘拐に関するものだった。
母親、驚いて寝室へ向かったが、彼女はどこにも居なかった。


●警察へ通報。
ただし脅迫状の文面には、「警察に通報したら99.9%娘の命は
ない」 と書かれてあった。


●警察が到着。しかし、クリスマス前とあって警察署に人は殆ど
残っていなかった。
しかも、平和な田舎でもあった所為か、捜査の仕方に不手際が
目立つ。(現に殺人事件など殆ど起こっていなかったらしい)


●両親の友人達がぞろぞろと訪れる。
(昨日夕食を共にした弁護士夫妻と、医者の夫妻と神父)

母親は混乱していて話にもならない状態。

ジョンベネの他に長男がいたのだが、両親は絶対警察に近づけ
させなかった。


●警察、家宅捜査開始。父親が同行。まずは誘拐された娘の部屋を
捜査。しかしその際、父親が娘の部屋でいろいろと探り始めたのを
注意しない捜査官。

「名探偵コナン」では、よく毛利探偵が「触るなああ!!」と叫んで、
殺人現場の現状保存をさせてましたが、この警察はそういった
基本がなってなかったらしい。


●一方、友人の弁護士、独自に捜査開始。
ちなみにジョンベネの父親はアメリカでは有名な資産家。
家も増築してめちゃめちゃ広いし部屋数もやたらあるらしい。

そして、地下室に通じる階段を下りてゆく。
地下室は暗く、向こうに部屋があったが、そこには入らず引き返す。


●誘拐犯からの脅迫状には、8時から10時の間に連絡する。
と書かれてあったが、実際には掛かってこなかった。

●警察、一人女性の捜査官を残して一旦引き上げる。

●父親、暫くの間姿を消す。何処を探しても見つからない。
数時間後、父親は隣の部屋で手紙を読んでいた。


●捜査官、人数を纏められずに応援を呼ぶ。
その間、再度、父親と弁護士の友人と二人で捜査開始。
上から順に見回り、そして、問題の地下室に降りる。
先ほど弁護士が入らなかった部屋へ父親が足を踏み入れると。

そこで、変わり果てた姿の娘を発見。

寝巻きのまま、シーツに包まった状態。
首はロープで締められ、(締めやすくする為にか?)一本のペンが
挟まれていた。
頭蓋骨陥没の跡あり。


●事件は誘拐事件から誘拐殺人事件へと切り替わる。

変わり果てた娘に縋り、泣き叫ぶ両親&友人達。
しかし、これを止めなかったばかりに決定的な証拠を無くしてしまう
ことに。

ジョンベネには、性的暴行を何度も与えられた痕跡があったという。

しかし、↑のようなことがあった為、彼女からは複数の体液が付着
していたが、一体どの時点で付けられたもののか特定出来なかった
という。

それと、彼女の爪の間には何者かの皮膚があったらしい。
犯人にはジョンベネに引っ掻かかれた時の傷があった???
↑しかし、この残された証拠は、容疑者の誰のものでもないらしい。
では、一体誰のものなのか?



●まず、疑われたのは「家政婦は見た。」(少し当たってる)
彼女は前日母親にお金の要求(っつーか前借)をしていたらしい。

しかし、彼女は事件に関係なさそうに見える。


●家政婦の証言。母親はジョンベネのおねしょが治らないので酷く
叱り付けていたらしい。

●長男の行動が謎。


●不思議なのは父親の行動。
愛するわが子を殺されたなら、必死になって犯人を探し出そうと
するのが普通だと思われるが、彼は次の日さっそくにも別の土地へ
移動しようと準備していた。


●そして、両親は警察の事情聴取をずーっと長い間に渡って
拒否を続けたという。
理由は、母親の精神状態が不安定で、とてもではないが事情聴取
なんか出来ない、とのこと。


●ちなみに、地下室では、窓が割られていたらしいが、事件の前の年
鍵を開ける為にそこを壊したそうだ。

●彼女の遺体には、首を絞められた跡と、頭蓋骨陥没の跡が。


●犯人の出したと思われる手紙三枚、この筆跡は教養ある女性の
もので、特に「a」の文字に特徴があった。
しかも母親の筆跡にそっくりらしい。

ちなみにその手紙の用紙は家の台所から見つかっている。

それから同じく懐中電灯が台所から見つかっているが、何故か、
中の乾電池の指紋までが綺麗に拭き取られていたという。

何故、中の乾電池の指紋まで拭き取る必要があったのか。


●事件当日、ずーっと点灯していた玄関の明かりは、その日に限って
点っていなかったという。
また、一晩中台所の電気が点っていたらしい。

こんなことは初めてだ、と周囲の住民は語っているらしい。


●ジョンベネの身代金の金額は、父親のボーナス額と一緒だった。
何故、犯人はボーナスの金額を知っていたのか?
それとも偶然か。

しかし問題なのは、身代金の額が少なすぎるということ。
数千万を要求していたが、実際、父親の年収は10億を越えるのだ。
普通なら、億単位の要求をするハズだ。


●地下室の壁には、誰かが足を掛けた跡が残っていた。

●ジョンベネの遺体には、スタンガンの跡があったという。

両親が犯人なら、別にスタンガンを使う必要はない。
とのことで外部犯行説浮上


●ジョンベネが殺害されてから9ヵ月後。
近所の9歳の女児が、夜中、部屋に侵入してきた何者かに
性的暴行を受けたという事件が起こっていた。

彼女は、ジョンベネと同じダンススクールに通っていた。


●とある男性からの証言。
一緒に働いている同僚が、「大金が入る」と喜んでいたらしい。
しかもその額は、ジョンベネの身代金のちょうど半分。

その後。「人の頭を殴ってカチ割るのって、どんな気分だろう……。」
といかにも意味深な言葉を言っていたらしい。

ちなみにこの男、武器マニアで、勿論のことスタンガンも持っていた
らしい。
後で警察が男の所持していたスタンガンと、ジョンベネの遺体に
残された傷跡を調べてみたら、よく似ていたという。

不審に思っていた職場の同僚は、ジョンベネの事件が起こって直ぐ、
この事を通報したが、警察はこの情報を無視


●「近いうちに、犯人の名前が浮かび上がるだろう」と警察の強気な
記者会見が行われる。
その直後、一人の男が不審な自殺を遂げる。

拳銃で頭を撃ち抜いたらしいが、左手で撃ったその後、右側に拳銃を
放り投げるという有り得ない状況に、殺人事件となる。

それは、「頭をカチ割る」云々の男性。
このいかにも不審な事件にはジョンベネ事件が絡んでいそうな気配。

もし、彼が本当にジョンベネ殺害事件に係っていたなら、共犯者がいる
ということになる。
しかし、残念ながら共犯者に繋がる手がかりはまったく無いそうだ。


●メディア・週刊誌はこぞって両親犯人説を書き立てた。
しかし、証拠不十分で、容疑者の誰もが犯人特定に及ばない為、
遂に迷宮入りと相成る。



……それから、10年後。


まだ捜査してたんですねー。
でも、証拠は殆ど残ってないのにどうやって犯人割り出すつもり
なんだろう。

という疑問が………。


ええ、ちなみに。
番組の最後まで引っ張ったという新事実ですが。


○ 一人は“法医学の権威”の方の発言。

ジョンベネの遺体に残っていた、絞殺の跡。
あれは、殺そうと思って締めたのではなく、事故で死んでしまった跡
らしい。
挟まれていたペンは、力加減を調節する為のもので、別段おかしくない
という。

………ってことは、絞殺プレイか?
強姦の最中に???

それと、頭蓋骨陥没の跡。
流血の量がティースプーン2杯分しかなかったことから、
「外部犯行」に見せ掛ける為、彼女が死んだ後にわざとつけた跡
らしい。

ということで、法医学者は【内部犯行説】を支持。



○ もう一人が、犯罪心理分析官の発言。

彼が言うには、もし、両親が犯人だった場合。
第一発見者が両親ということは、心理的に有り得ないらしい。

ということで、犯罪心理分析官は【外部犯行説】を支持。




……っつーかさあ。

あんだけふっといて、


結局意見が二つに割れている

ってどうなんですか???



警察からすれば、犯人はもうじき逮捕されると自信を強めている
らしいけど…………。



私の考えはちなみにこう。

■ もしも、父親が犯人だった場合。

 朝、シャワーを浴びていた、というのは普通の光景かもしれない
けれど、歪んで見れば証拠を隠す為とも取れる行為。

 そして、本当は地下室に下りた友人が発見する予定だったが、
友人は何も見つけてこなかった。
 そこで、一人寂しく地下室で死んでいる娘が不憫に思えた為、自分
自ら発見せざるを得なかった。

 となると、変態プレイを強要したのは父親ってゆー、非常にマズイ
状態になっちゃうんですけどいいんでしょうか。


ところで一番不思議なのが、脅迫状

なんで三枚も必要だったの???





■ 外部犯行説。

 やはりダンススクール関連が一番強いとみる。
同じように、9歳の女児も襲われたことから、そういった性癖を持つ
男が犯人であることは可能性が高い。

 ただ、そういった性癖に基づく犯行なら、恐らく別の土地でも同様の
事件が必ず起こっており、しかも連続性があるハズ。
 10年間もの間、犯人が己の性癖を我慢しているとは到底思えない。

 従って、FBI協力の下、各地方・各州で同様の事件を全て洗った方が
確実に犯人に近づくと思われる。




ちなみに母の意見を一つ。


「何でこういう時に“透視超能力者”を出さないのー?」
↑次回、この時間の番組らしい。


―――ごもっとも。



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