リリコ雑記

徒然なるままに、思いつき日記。

今週のワンピ。(第563話)

2009年11月10日 22時45分24秒 | ワンピ関連・感想

まさか、あんな展開になるとは思ってもみませんでしたよ。

つか、この状況って最悪じゃね?

と不安過る先週号のラストより。

「裏切り」と言うはあまりに悲しい、大渦蜘蛛スクアードの告白は
戦場を揺るがすどころか、混乱に陥らせるだけのようで。

って、それが狙いかセンゴク!!(はうううっ!)





「兵は詭道なり」(どーん)

へいはきどうなり・・・・・

戦いは所詮騙し合いで、いろいろの謀りごとを凝らして敵の目を欺き、
状況いかんでは当初の作戦を変えることによって、勝利を収めることができるものだ。
という意味だそうです。



今回のセンゴクの戦術は、まさに↑コレですね。


因みにこの言葉は、兵法で有名な孫子(そんし)からです。

大河ドラマ好きな人なら分かると思いますが、
「風林火山」で山本勘助がよく用いた戦法です。


敵の内部に入り込み、その中から崩してゆくという作戦で、
戦う前から敵を降伏させるのに有効らしいです。


しかしだからといって、誰でもいいってわけじゃなくて、不協和音を唱えそうな
不穏分子に近い人物を見つけ出し、心理的に揺さぶって追い詰めて、
そうして裏切らせるというのが殆どのやり方みたいです。

まあ、全部が全部、そうなるとは限らないんですが。
結束力の強いチームには、それは寧ろ逆効果。

まあつまりは、烏合の衆みたいな団体には有効なんですね。


どうやらスクアードはゴールド・ロジャーに恨み持ってるそうです。
それなのに、白ひげはその息子のエースを可愛がるもんだから、
彼の真意をずっと誤解してたらしい。


つまりは、
自分が一番に愛されたかった。

という、愛情の取り合いですね。

男の人同士で作られる団体の中では、よくある心理らしいです。
(例えば、新撰組みたいなー)


ただ、その執着心が、私にはよく分からないのですけどね。(汗)


スクアードはその心の隙を突かれ、今回の裏切り行為に繋がった模様。

どうやら海軍大将・赤犬より、

○今回のエースの処刑騒動は白ひげと海軍が裏で結託した茶番劇である。
○勿論エースの処刑は行われないし、白ひげ軍も攻撃されない。
○攻撃されるのは、白ひげに賛同し、同行した海賊のみ。


という情報を鵜呑みにしたから、死ぬ覚悟で白ひげを刺したらしいです。

というか、大将の流した情報だから、本物の情報だと思っちゃったのかな?

嘘の情報をわざわざ自分に教えるハズはない、と思ったところが
センゴクの狙い所なんでしょう。


で、スクアードは見事それに嵌ってしまったというワケかー。

敵ながら見事な心理作戦ですな。


って、感心してる場合じゃないか。


しかし、愛情の掛け違いとなると、まるで

人(エース)のモノになるくらいなら、
オヤジ殺しておれも死ぬー!



という痴話喧嘩と同じ光景に見えてしまうのは、私だけでしょうか。(おいおい


しかしこのスクアードの告白は、戦場に混乱を招いちゃったよ。


殆どの海賊たちは、「仕組まれた茶番」という言葉だけが脳にインプットされ、
「白ひげに騙されたー!!」

と、非難轟々&戦意喪失状態。


しかし最も以外だったのは、クロコダイル。

あんだけ裏で策略とか姦計やら、陰謀やらしまくってた人間が

「見損ねたぞ白ひげ!!」

って喚いているのが不思議。


何故にそこまで海軍の言い分を信用するんだ?


って事は、やっぱ、クロコダイルも結局は海軍側の人間だった
って証拠なんだろうかと、私は思うわけで。


だって、

海軍と白ひげが裏取引してるだなんて、誰が考えても
有り得ない状況じゃね?


それなのに、あっさりと信じてるなんて。

センゴクが凄いのか、それとも、クロコダイル自身が白ひげを信頼しまくってた、
って事なのか。


でも、白ひげは部下に刺され、しかも、海軍との裏取引疑惑を騒がれ、

一気に信頼を失ったところまで世界にしっかり
配信されちゃったよ。(汗)



結局、
バギー船長に奪われちゃった電々虫は、世界政府&海軍にとって
有利な材料になってしまったようで……。



因みに、青キジの攻撃喰らって凍結されちゃったんで、
バギー船長はここで戦線離脱です

ま、精々壊されないようにと願うばかりですが。
ワンピの世界なんで、何とかなるでしょう。


でも、そんな混乱の中、スクアードの心情を知って、彼の不安定な心を抱き締め、
親心として、懐深いところを見せる白ひげ。


オヤジ、かっこいいよ。マジで。


エースも、彼を本当の親父だと思いたくなるのも分かるよー。


そんな親心をそのままに、いよいよ本格的に白ひげ始動!


混乱する海賊たちをそのままにすると、ますます裏切りが増える事を懸念してか、
固められてた城壁部分を能力で撤去。

逃げる者は後を追わず、自分を信じる者たちだけで本陣へと突っ込む白ひげ。


自分だって、怪物じゃない。

心臓一つ。人間一人。


その心情を胸に、戦いに挑む白ひげはやっぱ、カッコイイですなあ。



ああ、次回もどうなっちゃうんだろー。

やっぱ、白ひげも死んでしまうんだろうか。

そして、世界全土には、
世界政府の掲げる「勝利」ののろしが上がってしまうんだろうか。


そして一番裏で気になってる、黒ひげの動向は?



あ、ところで忘れてたけど、ルフィは一体どうしてるの?
(↑おい)






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