リリコ雑記

徒然なるままに、思いつき日記。

浅見光彦シリーズ「棄霊島」

2011年05月08日 09時45分25秒 | Weblog
前日から続いてた話がようやく完結いたしました……。


……というか、軍艦島をこんなにもはっきりと見れたから、
そっちの方が興味深いですね。(個人的には)


ストーリーとしては、2日引っ張った割には単純だったかも。
なんて思ってます。

とはいえども、ダブルで出生の謎が絡んでいたというややこしさ。

その奥には、事故として片付けられた殺人事件があって……。


って感じ。


ただ、今回主人公は大変でしたね。

殺人の容疑者になってしまったり、海に突き落とされて死にかけたり。

そんな所でも合計4時間は必要だったのかなー。


でも、個人的には、前半が面白くて、後半は中弛みっぽい感じ。

ラスト、犯人の告白の頃には眠くて眠くて。(汗)

何とか堪えたんですけど、記憶が途切れてしまってるので、
肝心な動機を聞き逃しました……。(泣)


ガッデム。


つか、ここを聞く為にずーっと我慢してきたのに意味無いじゃん。



しかしまあ、こんなにはっきりくっきりと軍艦島見れて嬉しかったです。


栄華を誇ったこの島が、廃棄として海の中に佇んでいるのを見ると、
何とも言い表せないほどの虚しさを感じますね。



実は、地元にも似た場所があるんですよ。

炭坑が盛んで、きらびやかだったはずの場所が。


今は幽霊屋敷のような廃棄になってますけどね。


あの時の発掘が原因で、半永久的に鉱毒が川に流れ出ているので、
中和剤を流し込むことで何とか汚染を防いでますが、
その経費は莫大なんで、それは県民が背負っていかなければならない
負の遺産になってます。



それでもあの当時は、炭坑によるエネルギーで日本の産業を支えてたんだよね。

…あっという間に、石油に取って代わられてしまったけど。



まあそれはそうと、関係者がそれぞれの個人的な理由から何も話さないから、
どんだけ重要な秘密なんだよ。


と思わせておいて、途中で犯人が分かってしまったのが残念ですね。

残されたのは理由であり動機だったので、そこまで行き着くのが長かった……。

まあ、相手があまりにも大物なんで四苦八苦してましたがね。

そこはお兄様が大活躍しておりました。

さすが刑事局長。
階級は伊達じゃあありません。


つか、兄弟で謎解きだと思えば萌え~。な所かも。

腐女子的には、そう頭を切り替えながらテレビを見ると、
今回はかなり美味しいかもしれません。(おいおい)


それはそうと。


軍艦島って、本当に軍艦っぽく見えるんですねー。
二次大戦中、アメリカ兵が間違って砲撃しちゃったのが解る気がします。


中々見れないものだからこそ、貴重なドラマだったと私は思うんで。

有難う。浅見光彦シリーズ。&有難う。フジTV。


(廃墟シリーズとして、TBS版の浅見光彦もやるのかな……。ちょって楽しみかも)

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