ぱきぱきちゃん の Pakipaki 話

ぱきぱきは若年性パーキンソン病の夫Mr.Pakipakiと二人暮らし。介護人生活をご紹介。

4分の3錠

2007年03月24日 | パーキンソン病の薬
今日は薬の話。

下にも書いたけど、Mr.Pakipaki、今週からマドパーを増量。朝から125mgを4分の3錠服用している。4分の3錠ってめっちゃめんどい。まずは薬を二等分。そしてさらに二等分。十字に割線が入っているので割りにくくはないんだけど、面倒くさい。(写真:マドパー)

それがね、ずーっと前に「日本で発売されている薬には割線が入っていない」って話題がパーキンソン病の掲示板で取り上げられていたの。(このブログにも以前に書いたことがあるけど)

でね、ふと気になって日本の友の会からもらった冊子を引っぱりだして、マドパーの写真を見てみた。そしたらね!にゃんと日本で発売されているマドパーって形が全然違うの!割線が1本も入ってないように見えるし!。。。まさかね?

冊子に載っていた写真があんまり鮮明じゃないのでわかりづらいんだけど、ネオドパゾールとイーシー・ドパールって薬には真ん中に割線が1本入っているように見えるんだけど、形が真ん丸なので割りにくそう。Lドーパ+カルビドパ合剤のネオドパストンとメネシットも真ん中に割線が1本入っているように見えるんだけど、この2つは楕円形なのでどうにか割りやすそう。

ついでに、カバセリル(カバサール)の写真を見てみたんだけど、これまたMr.Pakipakiが服用しているカバセリルとは微妙に形が違う。Mr.Pakipaki服用バージョンの方が細長いので割りやすいように見える。

なんで国によって形状がこんなに違うんだろ?レキップは全く同じみたいだけど。。。

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2 コメント

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日本でも50mg錠が。 (ぽっぽ)
2007-03-24 23:00:39
よく気がついてくださいました。私はその十字割線(かっせんと読みます。cross-scoredをそう訳しました)を写真で見たとき大変感動しました。日本ではカルビドーパ系合剤は楕円形、ベンセザイド系合剤は円形で両方とも割線が一本だけ入っています。楕円形のほうは2分の1はやさしいけれど4分の1は難しく、円形は2分の1が難しく4分の1は簡単にできるのです。
日本でも今ジェネリック製薬会社が一社カルビドーパ系合剤50mg錠を開発してくださりまもなく承認申請します。
こんな些細なことが患者を助けてくれるのだなあと思いますし、この分野ではやはり日本は遅れていると実感します。
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ぽっぽさん、おひさしぶりです。 (ぱきぱき)
2007-03-25 16:10:20
50mgが開発されるんですね!それは、それはグッドニュース!!!割らなくていいんですからね!でも、どうして大会社はそういう商品を開発してくれないんでしょう。。。やっぱりそれでは商売にならないんでしょうか。。。

なぜ日本は遅れているんでしょう?不思議です。

帰国する度に思うんですが、日本ってとにかく商品の種類が多いですよね。サランラップにもミニサイズがあったり、カップラーメンにもミニがあったり、増量バージョンがあったり。ポテトチップスの種類も多いし。こちらは、その商品(ポテトチップス)はあっても、その種類はすくない!!!

コンビニエンスストアなんて細かいことにこだわって商品開発をしているようす。とにかくお客様のニーズに合わせた商品だらけ!!!

それなのに、薬の形状が消費者(患者)のニーズに合っていないのってすんごいミスマッチですよね。日本こそ細かい配慮がされた薬が販売されていそうなのに。。。この「お客様は神様じゃない」国こそ、遅れていそうなのに。。。
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