(時事)トイレ事情

2023-07-19 05:43:00 | 時事
下書きのまま
時間を要してしまい
少しタイミングを逃した感じがあるが
少し前に
最高裁で
トランスジェンダーの女性(戸籍上は男性)が
女子トイレを使用することを
認める判決がされた

トランスジェンダーなど
LGBTqの方々への配慮は
必要だと思うが
注意して判断をすべきポイントが
3つあると思う

その1つが「トイレ」である

今回の判決は
「公衆トイレ」には適用されない
らしいが
完全に来客が無いとは思えない場所で
個人を特定して使用を認める訳には
行かないだろう

トランスジェンダーかどうかを
外見で区別することが
困難である中で
本人が「トランスジェンダーである」と
主張された際に
否定することは困難であることが
問題なのだろう

カミングアウトを必須とする訳にはいかないので
今後は
全部「バリアフリートイレ」などのようになり
男女兼用の個室になるのかも知れない

そもそも
家庭では男女兼用のトイレを使用することから
男子トイレと女子トイレを分ける必要性は
盗撮などの部分なのだろうか

それとも
男性が使用した便座を
女子が使いたくないからなのか?

便座を拭く除菌シートが
必須になるかも知れない

SAとかで
女子トイレに行列ができているのを見ると
男性としては統一化されるのが
少々恐い気がする

この流れは
学校にも波及しそうな気がする


なお
残り2つは
「お風呂」と「スポーツ」である

お風呂は
一部に「混浴温泉」があったり
江戸時代の銭湯は「混浴」だったりする

しかし
今年の2月頃だったか
女湯に男性が入って
「トランスジェンダーだ」と主張したが
男性は逮捕された事件もあった

本当に彼が
トランスジェンダーかは判らないし
結果がどうだったか判らないが
今後は悪用する事例が増えると思われる

海外でも
サウナが「混浴」の地域があったり
「ヌーディストビーチ」もあるが
「温泉」などは水着を着て
混浴(?)だったりするので
今後はそう言う温泉も増えるかも知れない

個室が可能なトイレと異なり
「お風呂」にまでLGBTqへの配慮が広がるのは
容易ではないと思うが
今回の「女子トイレ」への配慮の判決は
かなり大きなポイントになるかも知れない

「スポーツ」は
戸籍上は男性だが心が女性のアスリートが
女子競技に出る問題だ

ニュージーランドの
ロレール・ハバード選手は
2017年の世界選手権で
女子重量挙げの種目で銀メダルをとり
東京五輪にも出場した

ルールでは
過去4年以上「女性である」と公言し
過去1年以上
男性ホルモン(テストステロン)の
血中濃度が1リットル当たり
10ナノモル以下ならば
身体の手術をすることなく
女性競技に出場できるらしい

逆に
そのルールによって
ナミビアの2人の選手が
テストステロンの数値の関係で
女子400m走に出場できなかった

その2人の選手は
この規定の適用外である
女子200m走には出場できたのだが
そこら辺の
基準の設定もよく判らない

確かに
人間って不思議な生き物で
まれに
アンドロギュノス(両性具有)が
生まれて来ると
何かの書籍で読んだことがある

男性ホルモンが多めの
女性がいてもおかしくない

この手の課題は
今後も議論されて行くことだろう

困っている人がいることは
容易に想像することが可能だが
よくよく考えて進めてもらいたいものだ


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