ライオンの雄(まるでハイエナを殺すためだけに存在しているような感じだ)は、しばしばブチハイエナを噛み殺すみたいだが、不思議なのは、噛み殺すためには当然追いつけないといけないわけで、それができるくらいに走るのが早いのに、なぜハイエナよりも狩りがへたなのか。ようするに捕獲率が低いのか? 頭が悪いので逃げられるからなのか。不思議なのだ。
それにしても、ブチハイエナ(に限ったことではないようだが・)は、獲物を生きたまま食べ尽くしていくわけで、こんなシーンがテレビで堂々と放映されているのだからびっくりなのだ。かつて世界各国で行われていた、話題にするのも気が引けるような残忍な処刑方法がいろいろあったようだが、まさにそれらに匹敵する残虐さなのだ。これが見たい視聴者が多いから視聴率が高いというわけでもないだろうが、それにしても、映画やドラマなどで、暴力や残忍な場面を規制する何とかというものがあったような記憶があるが、いくら動物であるとはいえ、誰も疑問を抱かないのだろうか? すごいことではないか。
憎まれっ子世にはばかる
嫌われている動物の代表格であるブチハイエナは、肉食獣の性能を極致まで極めた殺戮マシーンのような代物で、獲物に辿り着くとすぐに噛み付いて喰いちぎるのだが、じつはじつに合理的な方法なのだ。獲物が横取りされたとしても、喰いちぎって飲み込んでしまえばそれまでだし、野生動物は利己主義の極めつけのような存在なので、とにかく早い者勝ちなのだ。
骨を食べるのも、骨自体のカルシウムとマグネシウムと蛋白質のほか、最大の狙いは骨髄だと思う。なにしろ造血細胞なのだから養分が豊富で、大脳は大量の栄養分を必要とするので、骨髄を食うことによって大脳を大型化し、狩りを技能向上させてきたということだ。霊長類以外では最も知能が高いらしく、悪く言えば悪知恵が働き、一層巧妙かつ狡猾に獲物を狙えるように進化していったということなのだろう。原始時代の人類も骨髄を食っていたという遺跡が見つかったという記事を見たことがある。
骨は腐らないので保存食として利用しているらしいし、奥歯は骨砕歯と呼ばれているということだが、むしろ、骨割歯と呼んだ方が合っていると感じる。奥歯で骨を挟み込んで、割っているのだ。
男性ホルモンには、頭髪を薄くして禿を誘発する効果があり、その一方で、胸毛や尻毛や脛毛といった、汚らしい体毛を濃くして、邪魔な髭を生やすという有害無益に近い害悪があるのだが、ライオンには雄におなじみのたてがみがあり、羨ましいほどだ。まさかライオンの遺伝情報を移植して禿の治療にするという時代が来るとも思えないが、手がかりだけでも知りたいものだ。
人間という種は、他人の立場を尊重し過ぎるくらい尊重してしまうので、ある特定の状況下では戦争やテロや凶悪殺人を引き起こしてしまうというわけだ。その組織力が文明を進歩発達させ、今日に至ったということだ。
天才チンパンジーとか、こんな頭が良い動物というのが話題になるが、それにしては、動物がこんなことを話したとか、こんな文章を書いたとかいうニュースを見たことがないのだ。犬は4歳くらいの知能があるというのを聞いたことがあるが、早い子は3歳くらいから文字が読めるようになるし、発語や、作文はどうなのか知らないが、かなりの言語力が発達している筈だ。
元落ちこぼれの万年フリーターの底辺男が、「そんなことしか自慢することがないのか」と嘲笑されるかもしれないが・・
・文章を書く
・図を描く
・電卓を使う
・鍵盤を弾く
・自転車に乗る
・車の運転
・料理(うまくはないが・)
・買い物
・動画の編集と作成
・植物の栽培
・家電や道具を使う
・メールの送受信
・ブログを書くこと
・掃除と片付け
・投票
などなど・・・・
天才的な動物諸君、できることがあるか?
骨と骨髄が食えるか?
まるでブチハイエナみたいだが、スーパーで手羽先の値引き品を買ってきた。さっき天ぷらにして食ったのだが、骨と骨髄も食えないものかと試行してみたところ、軟骨は食えたが、骨を食うと破片が内蔵に刺さって危ないらしいし、骨髄は血の匂いと味がしていまいちだった。
食材が値上がりしている中、骨と骨髄も食えるようになれば節約になるし、とくに骨髄は栄養価も高いので一挙両得ではないかと思いますが、いかがでしょうか?
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