変なおじさんの雑記です。

こんにちは。ひとり暮らしをしている変なおじさんです。日々の雑記その他について、気楽に書き込んでいきます。

相場の現象論

2023-09-21 12:26:32 | 日記

 この項目では、経済の門外漢ですが、素人さんなりにいろいろと考えてみます。

 

 そもそも為替の定義とは?

 

 基本的には、各国間の金利差によって決まるのだろうが、金利とは、お金の価値に対して与えられる付加価値、というか、おまけのようなもののようで、インフレだと、インフレとは物の価値が上がってその分お金の価値が下がることだから、その補正のために、金利を上げて適正化しようとするということなのか。米国はインフレ気味であり、日本は長いこと以前からデフレだったから、金利を下げて補正しようとしていた。と、解釈しておきます。

 そこに、ウクライナ問題その他で国内でもインフレ気味になってきて、低金利や、それに起因する円安が問題になってきているということみたいですが、そもそもデフレ対策として低金利、というかマイナスの金利を導入したわけで、そこにどういう必然性があったのか? ということです。デフレとはお金の価値が上がって物の価値が下がるということで、供給過多か需要が少ないかのどちらかで、金利や通貨供給量を無視すれば、供給を減らすか需要を増やすかのどちらかになります。本来の需要に比較して、大衆が不安を感じて節約するようになれば供給過多になりますから、その対策だったわけですが、円安と資源価格の高騰という事態に襲われたため、値上げするしかなくなってきたわけですが、なにしろ、いつどこで何が起きるかなど、誰にも予知することは不可能ですし、そもそも文明の進歩によって社会は改善していくという方向性否定するものなのかどうか、難しい問題です。西側諸国と東側諸国の対立のひとつとしてこのような事態に陥ちってしまったわけですが、基本的には、両者の対立は永遠に無くならないだろうと考えています。
 インフレ自体の是非はともかくとして、「日本は長年給料が上がらない低成長・」といった批判をよく見かけますが、物事には良い面と悪い面を併設するもののはずで、こうした言い方は単純すぎると感じます。やはりいちばんの問題は、円安と為替による悪影響でしょう。
 食料自給率の問題にしても、かつて飢饉に苦しめられていた頃とは比較にならないほど技術は進歩向上してきていますから、さほど心配はないでしょう。その気になれば、いつでも農地を増やして増産することができるからです。

 

 GDPが4位に転落したことについて

 

 賃上げしてこなかったからだとか、やれ円安だとかいろんなことが言われているが、長期間のデフレと物価高というどちらも好ましくない状態に置かれているのだ。後者はロシアの制裁の影響であり、これを自戒しなければならないということはなさそうだ。とはいえ、すくなくとも飢餓に襲われる危険はなさそうだし、あらゆる技術は不可逆的に進歩していく筈だ。

 低金利の是非についても、ある程度の必然性があってのことだと思われるし、ほかにうまい政策があるとも思えないのだ。かりにあったとしても、何かを犠牲か代償にしなければならないはずなのだ。

 デフレ脱却とインフレ化が同義なのかどうかはわからないし、というか定義次第ではないかと思われるのだ。デフレはお金の価値が高くなっているので、お金持ち(金融資産)が有利だし、インフレは物をたくさん所有している人が有利だということになりそうだ。

 というわけで、社会全体としては、結局はどっちもどっちという感じもするのだ。問題意識を抱くこと自体はかまわないが、ほかにもっと取り組むべき問題が死角にないかどうかという視点も持つべきではないかという気もしてくる。

 

 以前としてウクライナ問題が話題になっているようですが、比較的資源が乏しいと言われる我が国としては、とくに希少な資源に依存しない製品や技術の開発に注力して投資する方針にしているみたいですが、批判はしませんが、その一方で資源の豊富な国の優位さはやはり残っていくとも思われます。

 

 日経平均について

 

 別項にも書いたように、欧州製品の杜撰さとサービスの悪さについて、海外ではむしろ標準的らしい。国内の製造業は過小評価されてきたし、今もされていると感ずるのだ。不正などの問題があるにしろ、その分多少は安心感の材料になりそうだ。

 

 やればやるほど損する博打

 

 水原一平氏が、ギャンブルで約62億円もの損失を出したとかいうニュースが頻出しているが、ギャンブルなど、所詮は胴元が確実に儲けるのだ。

 株の売買でも、長期保有すればするほど勝率が上がっていき、売買の期間が短くなるほど負けやすくなる。それは即ち、損しやすくなるということであり、その要因のひとつは、ギャンブル性が強くなってくるからだと考えられそうなのだ。

 というわけで、確実に資産を増やしたい人は、ギャンブル性の強いものはなるべく避けて運用するというのが賢明なのだろう。

 追加させてもらえば、いささか不謹慎かもしれないが、博打などには興味がなく、したこともないしする予定も無さそうな人たちは、それだけで勝ち組の一員なのだ。

 

 ふたたび為替について

 

 トランプまでが円安に言及したという記事が出ていたが、日本の低金利は、対米で半インフレという、つまりデフレ傾向を示していると考えても良いのか。デフレということは物の価値に比較してお金の価値が高い状態だから、金銭の価値の高い国の通貨が安くなるというのはどういうことなのか? そうやって、市場原理によって各国間のお金の価値の格差を是正しているのか?
およそ金利の高い国のほうが通貨も高くなるわけで、金利の政策というものが各国の物価、というかインフレ具合だけで決めているのか。

 

 ニュースの再放送シリーズか?

 

 円安・為替介入があったのか? アメリカの金利の今後について・こうしたほぼ同一のニュースを朝昼晩と何度も再放送の如く放映しているのだ。

 

 トヨタVSテスラ

 

 別に愛国主義を煽るわけではないが、マスク氏のようなカリスマがリーダーシップを発揮して技術革新を進めていくというよりも、多数の技術者がチームになって進めていくというようなもののほうが有利だしそうしたものに変貌してきているのではないかと感ずるのだ。なんといっても集団や組織の威力というのは凄いものだからだ。

 

 

 

 

 

 

(今回はここまで・)

 

 そうは問屋が卸さない。か・・

 

 いっそのこと、国民一人当たり1千万を配給してみてはどうか? そうすると、お金の価値が下がり、その分物価が上昇してしまいそうだ。それはすなわち、インフレだ。


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