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洋服を縫わない縫製工房

ミシンを使って、洋服以外で、できることは何でも挑戦!
薄物から、厚物、金属?関わったものを紹介します。

大型の本革ソファーのその後

2015年11月29日 | ものづくり

ようやく、はがし終え、木枠の上のウレタンとカバーを採寸し眺めながら

しばらく試案しました・・・・

はがす前から理解できない工程があったり、もっと簡単に、適当な異なった物に

仕上げようとか思っていましたが、この2m幅もあるソファーの存在感とかを

考慮するとやっぱり同様の仕上げにすることにしました。

劣化した中綿は、手持ちの20㍉厚の化繊綿を手持ちのパンチング本革に仮縫いし

座布団のような袋にするのに、さらに2枚重ねにして、計3枚でボリュームを

出すことにしました。

ここで、問題が作業手順です。

「縫製は一筆書きのように、必ず縫い始めと、縫い終わりが存在している。」

と、工場に見学に来る方々に、製品の説明をするときに話します。

できる・・・できない! のほかに、作業性(品質維持)のためにどうするか・・・・

今回は、裁断の段取り、形状の理解度や大きさなどの為、とりあえず的に

取り組み始め、最終的に苦戦してしまった感があります

木枠の方になる各マチ類と縫い付ける前に、背面になるボリューム感のある

かまぼこ型のクッションを6個製作します。

その際に作業中やその後に、化繊綿が偏らないよう、写真のバノックピンと

スプレーで化繊綿を固定しました。

あとは、大きく重い革を体力任せで縫います。もう指が攣って・・革端をペンチで

要所要所をつまんで合わせて縫ってようやく完成しました。

で、昨夜ようやく完成しました。

今朝、みんなに座ってもらって、ねぎらってもらい秘密の工場へ運びました。

 

大型本革ソファーが砂利土間の上にある違和感・・・・・

高級カーペットの上でなくゴメンね

 

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