九運久運の筑波山彷徨録

筑波山や近くの公園を気息奄々の足取りで歩いた備忘帳

月鈴子鳴く・筑波山を歩く

2013年09月04日 | 2013・筑波山
一昨日、9月2日(月) 筑波山を歩いて来ました。

前日までの猛暑より幾分すずしくなる予感がする空模様を眺めながら、
前回と同じ様に裏筑波側にある定番の駐車スペースに車を走らせました。

行程は、

林道鬼ケ作線起点・駐車スペース(9:40)- 坊主山北尾根コースを歩く - 坊主山・頂上(10:20)-

薬王院コース - 男体山自然研究路を歩く - 自然研究路・四阿(10:50~11:20) - 

男体山・頂上(11:30)- 自然研究路・立身岩 - 御幸ケ原・道標 - カタクリの里 - 

女体山・頂上(12:05)- 女体山・キャンプ場コースを歩く - 筑波高原キャンプ場(12:45)-

仙郷林道 - 男の川コース登山口 - 林道鬼ケ作線起点・駐車スペース(13:10)の道程でした。


 
誰も居ない定番の駐車スペースの手前側に停め、着替えを済まし、コンビニで買ってきた
ドリップコーヒー(L)を飲みながら休憩をしていると、隣に車が入ってきました。
この場所でよくお会いする常連の男性で、いつもの様に筑波山情報を聞きながら靴を履き替えました。
男性は昨日は飲み過ぎたのでキャンプ場から女体山・男体山とユックリと周回すると云い、
歩き始めました。私は坊主山から周回しますと言い、西側に歩き出しました、
坊主山頂上近くで今回のお目当て「ミヤマウズラ(深山鶉)」の写真を撮り(ピンボケですが)、
頂上で休憩しました、以前には頂上にあった山名板も取り外されており、
今は三角岩を削る様に手書きで山名と標高が刻まれてありました。




 
坊主山頂上から薬王院コース・自然研究路に入り、大石重ねの場所で
「オオヒナノウスツボ(大雛の臼壺)」の写真を撮りました、
望遠レンズに変えたり、マクロレンズに変えたりと何枚も撮りましたが
カメラ下手の為、すべてピンボケでした。
(数多くの筑波山ブログを見ると素晴らしい写真で沢山紹介されていますが・・・)
自然研究路の四阿の前を通ると、筑波の達人Iさんが休憩中でした、私もリュックサックをおろし、
後から着いた筑波の達人OJさんと併せて、色々な話しを聞きながら長い休憩をしました。



 
男体山・頂上。
スッポリと雲に包まれ何も見えない頂上でした。
男体山頂上神社では感じの良い若いカップルが仲良くお参りをしていました。
(自分の若かりし頃にはこの様な思い出は無かったな~)




  
しばらく振りに自然研究路・立身岩に立ち寄り休憩しました、
研究路には琴柱草が咲いていました、色の違いはありますがサルビアや
メドーセージの花の形に良く似た花です。
研究路を歩くと「頭上注意」と目立つ注意書きがあり、注意して歩かないと
思いながら背中を丸め通過しました。(前を歩いていた人は頭をぶつけていました)





御幸ケ原に咲く「トリカブト(鳥兜)」
この花も多くのブログ投稿で「ツクバトリカブト」と写真入りで紹介してる花です。




 
女体山・頂上。




 
女体山・キャンプ場コースを歩く。
1組のご夫婦とすれ違っただけの静かなコースを歩きました、道沿いには薬草で有名な
「ツルニンジン(蔓人参)(ジイソブ)」が咲いていました。





筑波高原キャンプ場まで下り展望の良いベンチで休憩しました。
(何も見えませんでしたが)
今まで大変賑わっていたキャンプ場ですが、夏休みも終わり子供たちの姿や
声も聞こえなくなり、いつもの静かなキャンプ場になっていました。
キャンプ場から林道を歩いていると、道沿いでは鈴虫が「リーン、リーン」と
小さく響くように鳴き声が聞こえてきてました。





無事到着しました。
一緒の時間に歩き始めた男性の車はありませんでした。
帰り支度を済ませ、車を走らせましたが、麓まで下りてきた辺りから
ワイパーがきかないくらいの大雨が降ってきました、しばらく走り、
つくば市内中心を抜けた頃には明るい空になっていました。

自宅に戻った時にはテレビで埼玉・千葉での竜巻被害ニュースが流れていました。





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