いまはやりの塩糀を作る原料です。塩糀だけでなく醤油糀は万能調味料です。
糀は生き物、100種類以上の酵素を含み、でんぷんをブドウ糖に、たんぱく質をアミノ酸に変えるなど、食物を発酵させる力があります。
その作用で肉や魚が柔らかくなり、素材本来のうまみがひきだされる、万能調味料です。
■■ 塩糀の作り方
材料 糀200g 塩70g 水200~250g(アルカリ性でないもの)
1.みやここうじをボールにいれ、バラバラにほぐします。
2.1に塩を入れて手でよくもみます。
フワッと糀の香りが立ち、材料がまとまるくらいまで数分続けます。
3.水を注ぎ、手でなじませます。
4.保存容器に入れ、常温で1週間から10日置きます。
毎日1回かきまぜ、いつも水がひたひたの状態にしておきます。
味見して塩と糀がなじみ、ほんのり甘みがでたら完成です。
その後は冷蔵庫に入れて半年ほどで使い切りましょう。
■ 塩糀の使い方
1.鳥もも肉に塩糀を薄く延ばしてまんべんなく塗り、1日おきます。これを焼とり串に刺して焼き、一口大に切って焼とり丼に。
2.たこ、きゅうり、セロリをまぜて、塩糀で和えて、サラダで。
■■ 醤油糀の作り方
材料 糀200g しょうゆ200cc
1.みやここうじをボールにいれ、バラバラにほぐします。
2.手でよくもみます。
フワッと糀の香りが立ち、材料がまとまるくらいまで数分続けます。
3.しょうゆを注ぎ、スプーンでなじませます。
4.保存容器に入れ、常温で10日置きます。
毎日1回かきまぜ、発酵させます。
その後は冷蔵庫に入れて半年ほどで使い切りましょう。
■ 醤油糀の使い方
1.鳥もも肉に醤油糀を薄く延ばしてまんべんなく塗り、1日おきます。これを焼とり串に刺して焼き、一口大に切って焼とり丼に。
2.卵かけごはんに醤油のかわりに使うと、10倍おいしくなります。
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伊勢惣の塩糀レシピ