(2泊3日ぼったくりツアーへ①から続く。)
宿主が連れてきたドライバーが、自称35歳でアルシンド型ハゲオヤジのシリオム。結構男前ですが、英語が訛り過ぎてて全然聞き取れない事多々あり。
そんなシリオムとの、ドイツが誇るビックカーカンパニー、TATA製コンパクトカーでの旅が始まりました。
初日はデリーからジャイプルまでの5時間の旅。
そんな中での車中の会話はこんな感じ。
■会話パターンその①:ピンクトーク
シ:「ところでお前、日本での彼女は何人いるんだ?」
自:「は?1人だけだよ」
シ:「why?お前はダメだなー、人生損してるな」
インド人は彼女が複数いないと、決まってオーマイガー的リアクションをします。ちなにぼったりツアーをオファーしてきた宿主も同じ質問をしてきて、同じリアクションをされました。その先会ったインド人もこの質問から入ってきます。日本人の「今日は暑いですなー」同じレベルの社交辞令的質問なようです。
そして、公共のブログでは書けないようなピンクトークを繰り広げ盛り上がりました。
エロは国境を越える!
そんな事を思いながらシリオムと徐々に仲良くなっていきました。
■会話パターンその②:超強引なチップの要求
シ:「スジュキ(スズキと発音するのは難しいらしい)、シリアスな話していいか?」
自:「どうした?」
シ:「実は妻が体が悪くてさ」
自:「…」
シ:「腰とかひじとか、いろんな所が良くないんだ」
自:「そうなのか」
シ:「そして5歳の息子と7歳の娘がいるんだが、さっき『お父さん、いつ帰ってくるの?』って電話がかかってきた」
自:「…」
シ:「妻と子供達を頑張って養わなければいけないんだ」
自:(この流れは…)
シ:「だからスジュキ、チップを沢山くれ!」
自:(心の中でキターと叫ぶ)
シ:「お願いだスジュキ」
自:「お前のボスに金払って金が無いんだよ!」
シ:「スジュキこれを見ろ」
おもむろに出してきたのは、そう、ツアーぼったくり宿主と同じ、日本人の感想ノート。
日本人A子「シリオムは、英語の訛りがすごい酷いけど、いいキャラしてます。」
日本人B男「このドライバーのオヤジにチップすごい求められ、黙れといいました。チップいくら払うか悩み中です。」
シ:「どうだスジュキ、いっぱい日本人乗せて、特にA子は学生なのにチップを100ドルもくれたんだぞ!」
自:(100ドルも払うアホがいるわけねーだろ。しかも文句書かれてるのに気づけ、思いつつ)「おれがチップ払う義務はない、金無いし」
シ:「でもこのツアーに申し込んだって事は金持ちの証拠だ」
自:「申し込んだから金ないんだよ!払わねーぞ!」
その後僕が不機嫌になり、車内に沈黙が続くと、その異変に気づいたシリオムが空気を変えるためににピンクトークやインドの歌をかけ始める、といったような事が2泊3日で10回位は繰り返しました。ありえない。
でも都合が悪くなると、ご機嫌をとるために身を張って馬鹿な事をして頑張る姿というのが、すごく人間臭くて、インド&インド人の面白さは底知れないと思ったきっかけでした。
そんな感じで高い金を払った代償に、インド人とすごーくディープな話が出来て、おまけにたくさんのネタが生まれました。今となっては宿主とシリオムに感謝。
ほったくりツアーはまだまだ続きます。
(2泊3日ぼったくりツアーへ③へ)
※補足※
ジャイプルの観光名所で、会社の同期:コニタンとばったり出くわしました。
正直驚きすぎて笑いが止まりませんでした。
地球って案外狭いですな。
宿主が連れてきたドライバーが、自称35歳でアルシンド型ハゲオヤジのシリオム。結構男前ですが、英語が訛り過ぎてて全然聞き取れない事多々あり。
そんなシリオムとの、ドイツが誇るビックカーカンパニー、TATA製コンパクトカーでの旅が始まりました。
初日はデリーからジャイプルまでの5時間の旅。
そんな中での車中の会話はこんな感じ。
■会話パターンその①:ピンクトーク
シ:「ところでお前、日本での彼女は何人いるんだ?」
自:「は?1人だけだよ」
シ:「why?お前はダメだなー、人生損してるな」
インド人は彼女が複数いないと、決まってオーマイガー的リアクションをします。ちなにぼったりツアーをオファーしてきた宿主も同じ質問をしてきて、同じリアクションをされました。その先会ったインド人もこの質問から入ってきます。日本人の「今日は暑いですなー」同じレベルの社交辞令的質問なようです。
そして、公共のブログでは書けないようなピンクトークを繰り広げ盛り上がりました。
エロは国境を越える!
そんな事を思いながらシリオムと徐々に仲良くなっていきました。
■会話パターンその②:超強引なチップの要求
シ:「スジュキ(スズキと発音するのは難しいらしい)、シリアスな話していいか?」
自:「どうした?」
シ:「実は妻が体が悪くてさ」
自:「…」
シ:「腰とかひじとか、いろんな所が良くないんだ」
自:「そうなのか」
シ:「そして5歳の息子と7歳の娘がいるんだが、さっき『お父さん、いつ帰ってくるの?』って電話がかかってきた」
自:「…」
シ:「妻と子供達を頑張って養わなければいけないんだ」
自:(この流れは…)
シ:「だからスジュキ、チップを沢山くれ!」
自:(心の中でキターと叫ぶ)
シ:「お願いだスジュキ」
自:「お前のボスに金払って金が無いんだよ!」
シ:「スジュキこれを見ろ」
おもむろに出してきたのは、そう、ツアーぼったくり宿主と同じ、日本人の感想ノート。
日本人A子「シリオムは、英語の訛りがすごい酷いけど、いいキャラしてます。」
日本人B男「このドライバーのオヤジにチップすごい求められ、黙れといいました。チップいくら払うか悩み中です。」
シ:「どうだスジュキ、いっぱい日本人乗せて、特にA子は学生なのにチップを100ドルもくれたんだぞ!」
自:(100ドルも払うアホがいるわけねーだろ。しかも文句書かれてるのに気づけ、思いつつ)「おれがチップ払う義務はない、金無いし」
シ:「でもこのツアーに申し込んだって事は金持ちの証拠だ」
自:「申し込んだから金ないんだよ!払わねーぞ!」
その後僕が不機嫌になり、車内に沈黙が続くと、その異変に気づいたシリオムが空気を変えるためににピンクトークやインドの歌をかけ始める、といったような事が2泊3日で10回位は繰り返しました。ありえない。
でも都合が悪くなると、ご機嫌をとるために身を張って馬鹿な事をして頑張る姿というのが、すごく人間臭くて、インド&インド人の面白さは底知れないと思ったきっかけでした。
そんな感じで高い金を払った代償に、インド人とすごーくディープな話が出来て、おまけにたくさんのネタが生まれました。今となっては宿主とシリオムに感謝。
ほったくりツアーはまだまだ続きます。
(2泊3日ぼったくりツアーへ③へ)
※補足※
ジャイプルの観光名所で、会社の同期:コニタンとばったり出くわしました。
正直驚きすぎて笑いが止まりませんでした。
地球って案外狭いですな。