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日々の中で想うこと
ひとつの出来事から想起する
異なるいくつかのイメージ

最終電車

2011年10月13日 | 想うこと

最終電車に乗って地元の駅に帰るとき
どんな瞬間よりも深く物事を考えます。

秋になって過ごしやすい気候になって
余計にいろんなことを考えます。

いろんな人の感情や歴史や
立場や状況と
自分が今どこに向かっているか。


毎日がめまぐるしいです。


新しいプロジェクトがついに始動しました。
始まっちゃったからには
走り続けるしかありません。


大きな仕事です。
次に心が落ち着いてやり遂げた達成感に包まれるのは
来年の春になりそうです。


それまでは心が落ち着かない、
きっと鬼武者な毎日になるでしょう。


仕事で鬼武者モードのとき、
今までの私は必ずと言っていいほど
誰かに恋をしていました。

そしてその恋する人から
最大限に励ましてもらって
甘えさせてもらって、
難題を乗り越えてきました。


ある意味恋愛が原動力のひとつになってきました。


情熱的に誰かを愛することが
パワーの源だった気がします。


最近ではパワーの源は
そういったあからさまに情熱的な気持ちではなく、
出来事や物事や人に対するじんわりとしたささやかな
あたたかさや愛情に変わってきた気がします。



さみしさや孤独感を
きちんと自分で抱えていく心づもりができたような
そんな気もしています。

孤独感を抱えながらも
必要な愛情だけをしっかりと守っていけるように。
無意味に自分を守らなくて済むように。

あらゆる意味で選択をしていこうと思います。



29歳、とてもよく揺れます。
決して不安定な訳ではなく、
どっしりとゆらゆら揺れます。


抱えます。
感情や現状や過去のことや未来のこと。
見えることが増えただけに、
やるべきことも増えました。

できないことも増えました。


見る必要がないことを見ないでおく技術も身につけました。


許すことの大切さと
なんでもかんでもを許す必要がないということを知りました。


最終電車までの15分
大阪のまんなかで満月を見ていました。

月光浴をしていたら
なんだか泣きたくなってきて
缶コーヒーがあったかくて
泣いちゃうかわりに歌をうたいました。

♪未来なんていらないと思ってた♪ って。



明日が過ぎたら
だいすきをたくさん抱えて出かけようと思います。

おやすみなさい。

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