5月8日の大腸検査の後もど~もなぁ、、お腹がグジュグジュと、、痛みは背中に回り、、クッソォ~と思いながらも鹿児島たぁ~さんと霧島徘徊へ出かけた。高千穂河原駐車場で待ち合わせ。裏霧島の矢岳・竜王山の山頂を回り、麓にある炭化木の谷を見学です。

高千穂河原から霧島古宮址を越えセタオ道をマダマダ奥へ奥へ。
【瀬多尾道】(皇子原から高千穂峰まで続く龍駒路の途中から、高千穂峰の北麓を迂回して高千穂河原に至る歩道とその付近の原野の呼称。古くから使われていた道で、背門尾に霧島中央権現社があった時代はこの原野に支院三十六坊を有し、相当賑わったといいます。付近には坊主ヶ原の地名もありました。)杉の樹林を抜けるとミヤマキリシマの群落つつじケ原。でもお花はマダマダ早すぎです。、、多分あれかな?むこ~に見えてる横長いお山?

心地良い樹林が続きます。古宮址から約45分で中岳・新燃岳への分岐点に着きます。この分岐点から4~5分で Y字分岐点。さらに15分の直進でリンナイ林道コース入口到着。

ここから小さな沢や倒木などを越えてしばらく進むと、深くて少し大きめの枯れ谷へ、、なんだか分かりにくい道ですね、、面倒なので強引に急坂を直登していきます。グイグイ登ると後ろに高千穂峰が見えてきましたね。

尾根に飛び出し暫く歩くと大幡山岳会の道標。どうやら少し登山道を外したようですがホッとしました。

ほぉ~!!これはスゴイ。ミツバツツジが他の木に寄生してるのでしょうか?霧島山系では二種類のミツバツツジを見ることができます。一つは『コバノミツバツツジ』そしてもう一つがこの『キリシマミツバツツジ』です。この二つを見分けるには5枚ある花びらのうち、上の1枚に斑点が有るか無いかで分かります。キリシマミツバ・・には斑点はありません。

ミツバツツジが咲く稜線を行けばあっけなく矢岳山頂1131m!に到着。

回りはここより標高の高い霧島の山々、高千穂峰、中岳、新燃岳、夷守岳も望めます。この方向は今から向かう竜王山です。その向こうは新燃岳かな?

矢岳山頂から30分で竜王山頂!展望なし。ここまでの道は赤いヤマツツジが綺麗です。ここから急路を下った所に炭化木の谷があるらしい。迷いやすい下りらしい、一服中の私の向うで、たぁ~さん猿がルート確認中。

確認した割には結構ルート外して迷ったりしてます(-_-;)。たぁ~さんの足も下りになって調子が怪しくなって来たようだ。ようやく下りを終えるとイキナリ深くえぐれた枯れた沢に出くわす。この周辺はどうもこんな地形が幾重も走っている様子。この断層面に顔を覗かせているのが「炭化木」。辺りには確かに炭の木片が散乱しています。約300年前の新燃岳の火砕流に呑込まれた立木が一瞬にして炭化し埋まってしまった物が長年の侵食により現代に姿を現したと言う事らしい。なるほどこれが炭化木なのですね!

帰りもこんな枯れ谷を幾度も越える、、ここは少し視界が閉ざされると、、かなり迷いやすい場所ですね。でも、、なんか炭化木、、呆気なかったなぁ~。