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低山徘徊の記 プラス 日常ブログ

日常生活、九州のお山の散歩や芋焼酎・・・そんな自分の好きな事だけ書き散らす。どうでも良いよな、ブログですね。

裏霧島 セタオ道

2007-05-21 22:45:20 | 徘徊の記(霧島山系)
5月10日、霧島の矢岳・竜王山に出かけた。竜王山の麓には炭化木があると聞き濁流に押し流されたような抉れた谷の中に黒く炭化した木片をたくさん見つけた。それはそれで満足して帰ってきたのだが、、イロイロと調べてみると1716年~1717年(享保1~2)の新燃岳の大噴火は1年半も続きこの時に発生した度重なる大火砕流の堆積物に呑みこまれた麓の立ち木たちがその高温と堆積物内部の酸欠状態で蒸し焼きにされ炭化した物で火砕流堆積物の風化で再び地表に現れたものらしい。木片だけでなく立ち木のままの物もあると聞く。探して見たくなってもう一度歩いてみた。





探せばあるものである。身長より高い炭化木も数本発見。2度歩いて気付いたのだけど、、この辺り、落とし穴のような縦穴があります。気付かずに踏み抜くと本当に嵌まり込みますね。これは炭化せずに内部で燃え尽きた木々の跡ではないのかな?
新燃岳、、生きてますね。近い内、、再び炭化木を作るような噴火が起きない事を祈ります。ちょっとした探検気分、再度満喫!

霧島 新湯~新燃岳1421m~獅子戸岳1492m(鹿児島・宮崎県)

2007-05-17 23:39:11 | 徘徊の記(霧島山系)
薬とはすごい物ですね。あれほどグジグジと悩まされた痛みというか不快感というか、、十二指腸潰瘍が判明後処方された錠剤を2錠、毎朝飲むだけで。本当にピタリと痛みが止まりました。痛みから開放されると、たまらなく歩きたくなる訳で、地元TVで霧島のミツバツツジが満開のニュース。有名な新燃岳・獅子戸岳間のキリシマミツバツツジのトンネルコース。こりゃ是非是非一目見ておかないと。

登り口は新湯国民宿舎「霧島新燃荘」前。まず新湯林道を約3km近く歩きます。見上げると既にうさぎの耳が!

林道終点からは溶岩ゴロゴロの道です。一歩きで霧島川の渡渉点。林道は何本か流れる川を過ぎますが、この川底だけは茶色に変色しています。なにか火山性の物質が溶け込んでるでしょうね。温泉が流れてるとか?ここを過ぎるろやっと登山道らしく登りです。

さすがにキリシマミツバツツジのシーズン真っ只中!たくさんの人とすれ違います。左手の樹林の間にこんもりとした大浪池が見えてきた。(真ん中の火口全部が池なので山全体もこう呼びます。)でも、、ツツジはまだかよ?です。

しかし、、しばらく登ると、おおっ?!咲いてるよぉ~。頭上にピンクピンク!正にキリシマミツバツツジのトンネルが続いています。霧島には二種類のミツバツツジがあります。キリシマミツバツツジとコバノミツバツツジ!花弁上部の斑点で見分けるらしいです。ここ新燃岳・獅子戸岳の鞍部は斑点の無いキリシマミツバの宝庫なのです。

ほら!斑点がありません。

オトコヨウゾメの白花も満開ですね。

盟主 韓国岳をバックにキリシマミツバツツジが映えますね。右端には獅子戸岳も見えています。

すぐに新燃岳・獅子戸岳分岐。左手には獅子戸岳(1429m)右手には新燃岳(1420m)、直進すれば大幡山(1352m)を越えて丸岡山・夷守岳まで続きます。まずは右の新燃岳の斜面に取りつきます。

新燃岳の斜面を登り切りポッカリ開いた火口の中にエメラルドグリーンの新燃湖を覗きこむ、今日も素晴らしい色合いです。

今日の新燃の火口縁は突風が吹きぬけていくので早々に引き返し獅子戸岳の山頂に登り休憩。今下りてきた新燃岳と高千穂峰の絶景を楽しみながら山頂乾杯ビールでした。

裏霧島 矢岳1132m・竜王山1174m(宮崎県)

2007-05-10 23:53:12 | 徘徊の記(霧島山系)
5月8日の大腸検査の後もど~もなぁ、、お腹がグジュグジュと、、痛みは背中に回り、、クッソォ~と思いながらも鹿児島たぁ~さんと霧島徘徊へ出かけた。高千穂河原駐車場で待ち合わせ。裏霧島の矢岳・竜王山の山頂を回り、麓にある炭化木の谷を見学です。

高千穂河原から霧島古宮址を越えセタオ道をマダマダ奥へ奥へ。
【瀬多尾道】(皇子原から高千穂峰まで続く龍駒路の途中から、高千穂峰の北麓を迂回して高千穂河原に至る歩道とその付近の原野の呼称。古くから使われていた道で、背門尾に霧島中央権現社があった時代はこの原野に支院三十六坊を有し、相当賑わったといいます。付近には坊主ヶ原の地名もありました。)杉の樹林を抜けるとミヤマキリシマの群落つつじケ原。でもお花はマダマダ早すぎです。、、多分あれかな?むこ~に見えてる横長いお山?

心地良い樹林が続きます。古宮址から約45分で中岳・新燃岳への分岐点に着きます。この分岐点から4~5分で Y字分岐点。さらに15分の直進でリンナイ林道コース入口到着。

ここから小さな沢や倒木などを越えてしばらく進むと、深くて少し大きめの枯れ谷へ、、なんだか分かりにくい道ですね、、面倒なので強引に急坂を直登していきます。グイグイ登ると後ろに高千穂峰が見えてきましたね。

尾根に飛び出し暫く歩くと大幡山岳会の道標。どうやら少し登山道を外したようですがホッとしました。

ほぉ~!!これはスゴイ。ミツバツツジが他の木に寄生してるのでしょうか?霧島山系では二種類のミツバツツジを見ることができます。一つは『コバノミツバツツジ』そしてもう一つがこの『キリシマミツバツツジ』です。この二つを見分けるには5枚ある花びらのうち、上の1枚に斑点が有るか無いかで分かります。キリシマミツバ・・には斑点はありません。

ミツバツツジが咲く稜線を行けばあっけなく矢岳山頂1131m!に到着。

回りはここより標高の高い霧島の山々、高千穂峰、中岳、新燃岳、夷守岳も望めます。この方向は今から向かう竜王山です。その向こうは新燃岳かな?

矢岳山頂から30分で竜王山頂!展望なし。ここまでの道は赤いヤマツツジが綺麗です。ここから急路を下った所に炭化木の谷があるらしい。迷いやすい下りらしい、一服中の私の向うで、たぁ~さん猿がルート確認中。

確認した割には結構ルート外して迷ったりしてます(-_-;)。たぁ~さんの足も下りになって調子が怪しくなって来たようだ。ようやく下りを終えるとイキナリ深くえぐれた枯れた沢に出くわす。この周辺はどうもこんな地形が幾重も走っている様子。この断層面に顔を覗かせているのが「炭化木」。辺りには確かに炭の木片が散乱しています。約300年前の新燃岳の火砕流に呑込まれた立木が一瞬にして炭化し埋まってしまった物が長年の侵食により現代に姿を現したと言う事らしい。なるほどこれが炭化木なのですね!

帰りもこんな枯れ谷を幾度も越える、、ここは少し視界が閉ざされると、、かなり迷いやすい場所ですね。でも、、なんか炭化木、、呆気なかったなぁ~。

韓国岳!

2006-01-08 23:59:38 | 徘徊の記(霧島山系)
中学バスケの試合を見に走ったが・・・
県内の対戦相手で2快勝、、しかし!
鹿児島県2位チームに1点差敗退、
昨年の、全中優勝チームにダブルスコアでやっぱり敗退。
本日の優勝戦には関係なし。

そうなれば観戦せずに行くべし!霧島へ!
真っ白な霧島で雪と氷、堪能です!

帰宅後、中学バスケの父兄の新年会。
こちらでは地鶏に黒霧島をお湯で堪能しました!
結局ヘベレケ~

霧島 夷守岳

2004-10-10 20:58:43 | 徘徊の記(霧島山系)
朝、下っ娘の耳元でのささやきで目覚め、、「送って行っておくれ」だと!?本日決勝の日。たまには止む無しとマービーで中学まで送る。外は快晴!バカッ晴!!「試合がんばれよ~」と下ろし際に伝えると「あ~、山行く気じゃ~」とバレばれ、、許せ、親父には宮崎滞在時間が僅かしかない!

高速に飛び乗り、霧島へ向かう。遠くに霧島がクッキリと!!夷守岳徘徊!噂に違わぬ、急登の連続。登り甲斐のある山じゃ。途中女房メールで決勝進出を知る。山頂からは宮崎市内のシーガイアまで見渡せた!下山時、優勝メール!!さ~て、今日は祝勝会でショチュクレじゃ~!!