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放送大学に編入学してみた。

放送大学の「心理と教育コース」に編入学して、認定心理士資格取得の単位を取り、卒業研究もやって、卒業してみた。

履修はバランス良く

2015-03-23 22:47:38 | 放送授業
1学期16単位修得を目標としたが、心理学に興味がわいて放送大学に編入学したので、1年目1学期は、心理と教育の専門科目の中から興味のある8科目を履修した。
さらに、認定心理士資格取得可能な単位の修得の目標も加わり、1年目2学期には、放送授業で、専門科目5科目、一般科目の心理系科目3科目を履修した。
そんなふうにして、1年目には、心理系の中でも、自分の興味のある科目はあらかた履修し、単位を修得してしまった。

それが、2年目からの苦痛の始まりだった。

履修したい科目がない...。

心理学にはいろいろ分野があって、これが、面白いことに、分野の違いで、互いに全く相容れない考え方を持っている場合がある。
それらは、言語や基礎が共通ではない。
理工系では、共通言語として”数学”があるが、それとは、ちょっと毛色が違っている。
一つの基礎を勉強すれば、様々に応用が利いたり、より高度な学習を可能にしたりするものではない場合がある。
...恐ろしい。

「そして」と言うべきか「だから」と言うべきか、心理学に興味があると言っても、心理学全般に興味があるわけではない。
というより、ある特定の分野に関して言えば、全く興味がないばかり、正直、理解不能だし、大嫌い。

しかし、1学期16単位+認定心理士資格取得単位の修得という目標があるので、興味のない科目からも選んで履修しなければならない。
興味がないものを勉強しなければならないのは、苦痛以外の何ものでもない。

それでも、1年目の単位修得状況から「放送授業10科目ぐらいいけるんじゃね?」と思って、履修登録してしまった。

クラス会での情報交換では「過去の単位認定試験の平均点が高い科目から選んで履修する」という人もいた。
しかし、卒業や資格取得など、単位の取り方に決められた枠があるので、いずれ、平均点の低い科目を履修せざるを得なくなり、苦しい思いをする羽目になる。

そうならないためには、好き嫌いや難易度が偏らないよう、バランス良く履修した方が良かった。...と後になって思った。