じゃらじゃらフォトセラ

箕面の身近な光景、草木や花の造形、神戸・京都などのんびり散歩しています。ゆったりカフェ気分でフォトセラピー(^o^)

ブログの輪

2005-02-16 | 【 よしなしごと 】
最近、ブログ人口がどんどん増えているらしい。

最近の世の中、こんなんだから尚更に
“物申す”的なことを思ってる人も多いだろう。

確かに、今までのホームページなどで自己表現、っていうのより
ずいぶんと簡単で、しかも自分が苦労して作るよりか
ずっと見栄えの良いのがすぐに作れる。

“書いて表す”という行為も、いいんだろうね。
携帯電話から投稿することもできるとなれば
これはもう、メールの延長とも言える。
交換日記というか、昔から授業中にメモをやり取りしてた世代にも
取り組みやすくていいんじゃないかな。

そして、まだ見ぬ友が見つかるかも知れないという
そういったことへの期待感も
今の人たちにとって、渇望的なことだったんだろう。


“誰かと繋がっていたい”

そういった感覚が強く世の中にあるんだなって思ったのは
写ルンですなどの簡単なレンズ付きカメラが流行ったとき。
それまでの写真の撮りかたといえば、
景色や何か被写体を写したくて(残しておきたくて)、カメラを持つ。
撮る、ということで求めていたのはその時にできる“写真”だったと思う。

それが、若い世代に広まった写ルンですの使い方は

“自分たちを撮る”

ということに多く重きを置かれていたように見えた。

それは“自分を”じゃなくて“自分たち”をだったんじゃないかな。

“自分たちが一緒に”、写る。
そうすることで、自分たちが“繋がっている”ということを実感したかったんじゃないかな。

携帯電話が通話よりもむしろメールでの使い方で使用者が増えたのも同じ感覚に見える。

それが、ブログ。
このブログの方が、“一対一”よりももっと
“一(自分)対もっと多くの人たち”と繋がっていられる。
そういった期待感も込めて、ブログに取り組む人もいるんじゃないかな。
だから、今のこんな世に増えるのも分る気がする。

なんだかそんなことを考えた今日この頃。






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