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中村鱗展 ~ Never Let Me Go ~ <洋画> →2017.11.24~12.2

2017-10-12 13:07:51 | 洋画
中村鱗展 ~ Never Let Me Go ~
→2017.11.24~12.2 
<11月25日(土)15時パーティ>


◆油画、木炭画を主に描くアーティストの恒例の展覧会。
2013年から毎年、オーソドックスながら趣向を凝らした展開をしている。
自身の生き様、魂、嗜好がじわじわと来る拘りの空間となる。
会期中は無休。是非お愉しみ下さい。


□◇□◇□
見渡せば、ディストピアなのかなと思いつつ、現実の生活は、グリーンネックレスが風に揺れ、猫が鳴き、砂糖の焦げる香りが台所からたつ、穏やかな時間が流れています。

ここ2年くらいでしょうか、自分にとっていいなと思う絵は、キャンバスから筆を通り、自らの身体にまでに距離感がある、幽体離脱して遠くから眺めるような感覚を覚える作品なのではないのかという気がしています。
距離感のある作品とは、過去・現在の体験や、影響を受けた色々なこと、未来へのバトンという使命……、それらを内に秘めるほどに絵が重層化していて簡単には近づけない、畏怖さえ感じさせる優しい孤独な作品です。上手く言えませんが、第三の世界をのぞいた気になれる、でも「鍵は開いてるからいつでも好きな時に入っておいで」と迎え入れてくれる大らかさを持っているものです。
そして、歳を重ね、死に向かっていくのに、あの世に持っていけるのは記憶だけだと実感するようになりました。わたしは愛や友情、心を駆け抜けた嬉しいことや悲しいことといった、かけがえのない大切な記憶を描いていきたいと思うに至りました。

今回は、写真家Ayako Fukusakoの「ホテルシリーズ」に着想を得て、非日常のシェルターであり、体だけはひとりきりにならない場所『ラブホテル』を題材にした、油彩と木炭画。もう一つ、自身の回りをモチーフにした『まいにちにっき』シリーズを展示します。
ご高覧頂けたら幸いです。

中村鱗 □◇□◇


写真協力: Ayako Fukusako
会場音楽: Guiggles(Rose de Reficul et Guiggles)編集


『まいにちにっき』シリーズの1点

マンタム展 魔術という木の在る風景 それは 風の無い夜に 漂う月の様なもので 私は根元で 渇いていく 魚 のような 存在 で あ り た い 。 

2017-10-11 14:21:14 | その他のアーティスト
マンタム展
魔術という木の在る風景 それは 風の無い夜に 漂う月の様なもので
私は根元で 渇いていく 魚 のような 存在 で あ り た い 。
 
2017年11月10日(金)〜11月18日(土) -日曜定休- (11~18時/ 最終日は17時まで)


ソクラテス、プラトン、ニーチェ、サルトル? はい、マンタム!
当画廊3回目の個展。是非お見逃し無く。<会場音楽 Y.D(夢中夢)>


12日(日)と19日(日)12時〜21時 夕顔楼にて-
★マンタム式ワークショップ★ 千日前『夕顔楼』
◉予約<メールdr_haruma@yahoo.co.jp> <☎06-6645-0539>


○Mantam○ 立体造形作家 骨董商
2010年から各地で展覧会を多数開催。最初の作品集「鳥の王」晶文社はシュヴァンクマイエルより高く評価されている。作品は夜想bis トーキングヘッズ ナイトランド・クォータリー幻想耽美Ⅱ 等でも紹介され東京コレクションへの作品出品、映画舞台美術など活動は多岐にわたる。
◯ マンタムDVD「少年が眠る永い夜」¥2.000-
◯ マンタム 新 DVD「nemocnice」¥2.000-
●全国共通送料¥360-●




室内少女~Girl in an Interior~展/10月26日〜11月4日(日曜休業)

2017-10-06 14:12:46 | コラボレーション
室内少女 -Girl in an Interior- 2017
2017年10月26日(木)〜11月4日(土) 日曜休業
<28日(土)15時パーティー>



怒り微笑み泣き笑い、 おちょぼ口に澄まし顔。
幸運な少女は封印されインテリアになる。
この度は主に女性を描く女流アーティスト6名に
〜in door〜テイストな作品を依頼、描く側と描かれる側の今を生きる感をお愉しみ頂きたいと思います。

◆6名の参加作家◆
阿部清子 石川真衣  桑原聖美
紺野真弓 細川成美 米満彩子