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ピエール・モリニエ Pierre Molinier 作品画像。

2011-08-22 14:41:56 | 海外作家
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ピエール・モリニエ(Pierre Molinier、1900年-1976年)画家、写真家、人形作家。

ナルシスト。フェティシスト。女装狂。近親相姦と死姦愛好者。両性具有者。天使。拳銃自殺者。偉大なスキャンダリスト。「狂気の愛」を描き続け、アンドレ・ブルトンにその魔術的才能を激賞された。画布に精液を塗る、女装する、人形と自身の写真をコラージュする、といった倒錯的な作風で知られる、最後のシュルレアリスト。

略歴
1900年:4月13日金曜日、フランス・アジャンに生まれる。父親はペンキ職人、母親は裁縫師。
1928年:ボルドーで穏健な野獣派の画家としてデビューするが、性交中の男女を描いてスキャンダルを起こす。
1944年:父親が薬物中毒の果てに自殺。
1956年:アンドレ・ブルトンのキュレートによってパリで個展を開催するが、売春宿を営んでいることを告白したり二股のティルダを展示しようとしたりする露骨さが嫌われて疎遠となる。
1960年:妻に対する暴力と従兄弟に向けて銃を撃ったことから1ヶ月の禁固刑。
1975年:アギュロと両性具有をテーマとしたフォトセッションを敢行。
1976年:友人にあらかじめ宣言した上で、自室にて拳銃自殺。死体の周りには無数のポルノグラフィがばらまかれていた。
彼独自の奇怪な作品を次々と生み出し、背徳的なセックスに耽溺。自己フェラチオ用の器具を開発して写真に撮り、名刺がわりに配るなど、数知れぬ奇行を働いたことでも知られる。その他、黒のストッキングとハイヒールで女装した自身の肛門を踵に括り付けた自家製ディルドーで犯しながらそのアクロバティックな姿を写真に収めたり、早逝した妹の亡骸の上に絶望の涙とともにこらえきれず漏らした精液を滴らせたこともあるとされる。


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