⭕️作家コメント
“自衛”
今回の展示は、私なりの“自衛”である。
2018年より「アヘ顔」を逆輸入テーマに自身のセルフポートレイトを用いて、インターネット上で活動を行ってきた。
インターネット上で活動を続ける中で、日本で生活を送る中で、自分の表現や身体が性的に消費されることの違和感や、ハラスメントに対する嫌悪感などが増幅し、
インターネット上と実生活、どちらにおいても、向けられる言葉に引っかかる部分が多くなっていった。
そういったものから自分の身を守るために、自然と表現の幅が狭くなっていったり、諦めてしまったりすることもありどのように活動をしたいのかをずっと考えていた。
今一度、自分の表現が何かに邪魔されることのないように、
私が誰かに殺されても“自衛”が足りなかったから当然だと言われることのないように、私なりの「自衛」をアートの手法で表現することに挑戦する。
⭕️プロフィール
10代の頃からインターネットでの表現を通して、自身のアイデンティティの変化と拡張を感じる。2018年11月にAhegaoのセルフィー動画Instagramでバズったことから、2020年5月より「アヘ顔研究所」と称しOnlyfansでの活動を開始。延べ1,500本を超えるコンテンツを制作し、クリエイターTOP5.4%にランクイン。
2019年12月よりAhegaoをテーマにしたセルフポートレイトのアート作品の制作を開始。2022年1月にグループ展「Ahegao Exhibition」をコンセプターとして開催。