チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

危険は今もそこにある。 そしてさらに悪い状況へ・・・

2016-11-22 21:47:32 | 地震・ツナミ・自然災害
これが怖いんです。これが危ないのです。

何が?って、フクシマ第一発電所の話です。

ズバリ大破した炉心が3基。未だに壊れた建屋内に不安定な状
態の使用積み核燃料プールには燃料棒が置かれたまま・・・

そこへ今朝の地震です。

3.11で原子炉建屋が受けたダメージがそのまま修復されな
いまま、今回の揺れを受け各原子炉建屋は耐震強度が落
ちてしまったハズです。

もちろん現在どの原子炉も稼働はしていませんので高圧の
水蒸気を送っている配管はないのですが、当然冷却系の水を
循環させている重要な配管はあります。ここが一か所でも
機能し無くなればどうなるか?

3.11以前には役には立たなかったけれど形ばかりの核燃料を
閉じ込める容器(東電が5重の壁と言っていたモノ)が存在
していましたが今はそれすらありません。小さな事故が瞬時
に取り返しの付かない状態になる可能性が大きいのです。

特に使用済み核燃料プールの冷却水は北半球の存亡を左右する
ものですが、修復できない施設の中に辛うじて最低限の機能で
奇跡的に持ちこたえて居るものです。


使用積み核燃料を冷やしている冷却水が無くなったらどうな
るか? ジルコニューム火災で検索してみてください。 

あと何度か今日と同じ規模の地震が来たらアウトです。
フクシマ第一原子力発電所の施設自体修復できないままでいる
状態ですので、普通に考えれば大きな地震が来るたびに施設
全体が弱くなって言っているハズです。

ですから、今後また同じエリアで大きな地震が来たら関東から
東北の太平洋岸の人達は冷静に避難をするべきかどうかご自分
考えてください。 その時はTV・ラジオの情報ではなく、
ットの情報を参考にして判断をして下さい。

チャーリーは覚えています。 3.11の時にTVに出演していた
或る物理学者がこういっていました。

「プルトニュームは重金属といって非常に重いものです。です
からあまり遠くには飛散しません、海に落ちればすぐに沈んで
しまいます。ですから、原発から離れていれば問題有りません。」

と話をしていました。その顔も切迫感なんか微塵もありません。

この学者は、「綿1㎏ と 鉄1㎏どちらが重いか?」 という
問いに、「鉄」と答える聡明リッパな学者です。(笑

いいですか、TVは平気でこういう事をやって危険極まりない
状況でも安全だとウソを流します。

家族がいるならば、お子さんがいるご家庭ならば命を第一に考
えてください。 

危険は今もそこにあります。
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