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にゃおん's blog Ⅱ

いらっしゃいまし~♪

房総式ラーメン JINRIKISEN (千葉県習志野市)

2020年07月12日 | ラーメン!(千葉)

初訪。

この店には前から興味があったンたが、ちと遠いので後回しになってた。
こないだ朝のTVでやってたと聞いて、一気に興味が加速!

取り上げられていたのは 「牛脂そば」 なる、謎のメニューだとゆー。
なんでも一式をフライパンに載せ一斉に焼き上げるらしー。

この建物は面白くて隣には新進気鋭の "case-K" が入ってるし、
2階には重鎮の "角ふじ"。伝統的な中華やも共存
する。

どの店も開店前で誰もいなくて静かなモンだ。ちと早く来過ぎたか。
11:00の開店を待ち、ポール・ポジションでin

照明を落としたシックで快適な店内。コンセプトは海と船にござる。
JINRIKISEN (人力船) ってどんな意味なンだろー?

メニューは実に面白く、房総式の旗のもとほぼ全てがオリジナルで、
これほど "クリエイティブ" な店もそーそーないゼ。

『黒毛和牛のチャーシュー増し牛脂そば(中)』 を、デフォで。

実に気分の良いビジュアル。ヤケドするホド熱々のコンディション、
全ての要素が、バランスの良いオーラを発している。

ネットリと重い極太の平打ち麺を、チカラを込めてリフトして初口。

なんとミッチリとしたアタリ、デ・アルカ。
追掛けてキたのが、中低域をズシッとブローする深遠な牛脂のコク。

深々と、深々と、おそろしく合う。
この倖せが今始まったばかりなンて、もぉワクワクして倒れそーだ。

麺は浅草開化楼・謹製。みっちりと中身が詰まって、
食感、小麦感、味わい、申し分なし。
このメニューにあう!アウゥ!

美しく並べられたチャーへ。フワッと拡がる、ピリッと爽やかな風。
ワサビぢゃないか。ココにワサ・ビーフを持ってクるのかぁ。

そして、このソボロは鶏だろーか。
食感と旨味のアシスト。私が求めているものがなんでわかるンだ!

青菜と白髪ネギ。ネットリ重厚な麺と、まさに両極。
両者のカオをはっきり見せつつの、至上の相互補完が快感にござる。

これまた楽しみにしていた第2ステージへ。
簡易オジヤにすることはよく行われるが、この店のは段違いに本格的。

厨房に引き揚げて、ちゃんと調理されるのだ。
しかも、牛脂チャー増しの場合は、炒めたガーリックライスなのだ。

口中でハフハフと灼熱を転がしながら
芳醇に拡がる、ガーリックと牛脂とスープの味と香り。
シッカリと炒めが入り、灼けた金属のダイレクト感が、もぉタマラン!

☆☆☆

これほどのプロフェッショナルさは、いったいどこからキたのだろう。

この店のルーツを調べてみたら、
八千代で房総式を張ってた「拉通(閉店)」のスピン・オフとあった。

その名は知っていたが、単にユーザー同好会的な店だと勝手に思ってた。
なんと!こ
れホド、デ・アったのか。



攻めときゃ良かったナー。

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末広家<その??> (千葉市中央区)

2020年07月05日 | ラーメン!(千葉)

末広家、?? 訪目。

千葉家に続けて今日はこの店だ。ご存知!千葉家系のもうひとつの嚆矢。

現代千葉ラーの黎明期、ハマの本牧家から出ましましたる2柱の神が、
見渡す限りのフロンティアであった、ここ千葉の地に、
家系なる "宝剣" を携えて、静かに降臨したと神話にある。

1999.07. 「中野家」 降臨
1999.09. 「千葉家」 降臨
2000.10. 「中野家」 移転 ⇒ 「末広家」 と屋号変更

開店直後で既に8割の入り。こちらもバリバリ現役の人気店にござる。

この大きさの券売機にこの殺風景なメニュー。これぞ家系スピリッツ。

■ 『チャーシューメン』 +味玉 +海苔増し を、超カタ、後はフツーで。

味濃め、油多め、はコールせず。

ココの "フツー" に魅せられてしまっているからにござる。
前の神と比較するなら同条件にするべきなのは分かってンだケドねー ^^

広々と扇状に並べられた海苔、優し気で・静かで・並々としたスープ。
分厚い板状のチャーが覗き、味玉がゴロリと。
色の対比が美しいレンソーのヤマ、麺はほぼ見えない。

頷き過ぎて地にめり込ンでしまった。なんとゆー深遠な滋味。
フワリとしたアタリなのに、信じられないホドの倖せが拡がるのだ。

超カタがツルシコに誂えられた、見事な酒井麺。
ポリシーはヤワ麺にあるよーだが、そこだけは譲れン。ワルイね〜 ^^

このチャー、厚さ1cmはあるゼ。
硬質の歯応えにして絶妙なサシの入り、口中でホロホロと溶け崩れる。
海苔の下から、いや出てクるワ出てクるワ ^^

ゴロリと音が聞こえるよな味玉。今時珍しくなった "固茹" にござる。
この店がそーするンだから固茹の方がいーのかと思っちまう。

レンソーは、トロけんばかりのコンディション。
家系は海苔との相乗が王道なれど、レンソーとの相乗もまた特筆モノ。

そして、恒例となった
バリカタ酒井、ダイレクトニンニク・海苔包みの儀、を執り行うべし。

今日はショウガでも包んでみた。これも素晴らしい。ナイス・コラボ!

ニンニク+チャー の欠片 で包んでみた。
んーこれはなしかナ  海苔まで含めて全部チャーに持ってかれっちまう。

あれこれ試しながらニヤニヤしてる様は、
多分周りから見たら、引イちまうホドの異様さであったことにござろう。

☆☆☆

千葉家系の2柱の神。(左が千葉家、右が末広家)

 

同じ大神(本牧家)から、同じDNAを持って出ましましたる後、
其々の色で進化している姿を並べ見ることが出来て、マコトに愉しかった。

双方に共通するのは、見事なバランス感覚。そして、体裁よりも "内容"。

浅薄な商売ッ気を超越して、真摯に追求された2つのラーは、
原点の、磯子の産業道路の風を千葉の地にもたらした嚆矢にござった。

目を閉じて、それを想いを馳せて、
嗚呼!!全身が痺れるよーな、深い感動に打ち震えているのにござる。^^

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千葉家<その3> (千葉市若葉区)

2020年06月27日 | ラーメン!(千葉)

千葉家3訪目。

今日は是非とも家系にしたくてあれこれ考えてて、そうだ!と膝を打った。
なんと、この店があったぢゃぁないか。

ご存知、千葉家系の 「嚆矢」☆

現代千葉ラーの黎明期、ハマの本牧家から出ましましたる2柱の神が、
見渡す限りのフロンティアであった、ここ千葉の地に、
家系なる "宝剣" を引っ提げ、堂々降臨したと神話にある。

1999.07. 「中野家」 降臨
1999.09. 「千葉家」 降臨
2000.10. 「中野家」 移転 「末広家」 と屋号変更

そう!輝かしき、その1柱の神なのでござる。
そして、今なおバリバリの人気店、開店と同時の到着で既に行列だ

『ラーメン(並)+ 味玉 + チャー + 海苔増し』 を、超カタ、で。
味濃いめ、油多め、にて候。

どーですぅ。この実質本位のカオ。
沢山のチャーが海苔の下に隠れていて、視覚的に勿体ない感じだが、
体裁よりも内容、ゆーことにござろう。

たっぷりと張られた鶏油の表面がキラキラと美しく輝いて、
透明感と分厚さの両方がビシビシとキて、
嗚呼、これを見ただけで、そのモノホンぶりがわかるぢゃぁないか。

さて!久しぶりだ。

なんという奥床しいアタリ、デ・アルカ。
昨今の模倣家系が押し出しているドギツさもまた家系の一面なれど、
モノホンは、実は奥床しいのにござる。

じゃあ、単に優しく大人しいのかと言えばさにあらず。
家系ならではのトゲが、
重厚で深遠なボディと相俟った結果、そー感じさせてる感じなのだ。
表面だけ真似てる輩となんと違うことにござろう。

麺は紛うこと無き酒井麺。目の前に積まれた木箱。
念入りにほぐしてから、一瞬の気合いを籠めて茹で湯に投入する姿、
思わず見惚れて、瞬きもせず見つめていた。

細めでつるりとした食感のバリカタ(この店では超カタとゆー)が、
地にめり込むホドの説得力にござる。

海苔に隠れていたチャーを次々と発掘。ンなにあったンかぁと笑顔。
しっかりとした肉感で、
脂の具合もマコトに愉しくて。

味玉もモチロン・カンペキ。何故かゴツゴツしてんのもいとをかし。

レンソーはあと少しでトロけてしまいそーな官能のコンディション。

中盤に差し掛かってから、
最近の定番、「バリカタ酒井ダイレクトニンニク海苔包みの儀」 を。
この後予定があるから、ふた包みに留めておこう!

☆☆☆

この店のルーツであるハマの "本牧家" を攻めたことがあるが、
シャバ系で、精神がそそけ立ってて、と記録にある。
原初家系の姿を最も忠実に残すと言われる歴史的一杯、ゆー記述もある。

それと比べると、ココのは丸くて厚みがある分、差があるよーだ。

壮大なる家系の系譜は、本牧家の後は六角家へと続くのだが、
そこで初めて分厚いパンチのスタイルが開花する。
ゆーことは、本牧家の中に既に次代の
DNAがあったと観るべきで、

そのDNAを持ったまま、東京湾の対岸に降臨ましましたるときに、
この地でも同ベクトルに進化を遂げたのであらう。

と、熱く燃えるよーな妄想を書いてみたが、ぜんぜん違ったらゴメンさい。

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豚骨イタリアンラーメン 伊太そば (千葉県習志野市)

2020年06月13日 | ラーメン!(千葉)

初訪。

店名の通り、パスタとラーの融合の店にござる。

この二者をコラボすることはたぶん多くの人が発想するだろうが、
真に意味を持たせるのが至難の業なことは想像に難くない。
さて、この店の場合は如何!?

コロナ騒ぎで暫く休んでいたようだが、昼営業のみ再開と聞く。
待ってたゼ!Go! Go! Goッ!!

土曜日の開店前の到着。冷たい雨の中、既に外待ち2名。

元々、本ちゃんのイタリアンの店で閑古鳥が鳴いてたのを、
TV番組の企画で今のスタイルに再生したらしい。
それが奏効し、あっとゆーまに行列店になったと聞く。

落ち着いた色合いとモダニズムの店内。
コロナ対策で客席を仕切る透明なアクリル板でさえも、
心地良く思わせてしまうホドのセンスの良さだ。

メニューは、
カルボ、ジェノベ、アラビアータ、ポルチーニの4本柱。
各々が互いを侵さずシンボリックに際立っていて見事なものだ。

一番人気だとゆーカルボにするか、相当悩んだが、

■ 『ポルチーニ』 を、デフォで。替え玉も^ ^

大きな直線逆三角錐の器に、センターに寄せた配置。
このタイプの器と盛り付けスタイルは時々見かけるけど、
この店、このコンセプトにこそ相応しいであろう。

さぁ、麺をリフトして口中へ。
心を研ぎ澄ませてファーストインプレッションに身を委ねン!!

… 不思議な感覚だ

思っていたよりもずっと “ラー” してるのである。
塩味のスープにギュッと凝縮されたポルチーニ茸のエッセンス、
全体を包み込むオリーブ油、丁寧に振り掛けられたチーズ。
ンなにイタリアンの要素があるのに、“ラー” なのにござった。

勿論、ただのラーではない。
この不思議な感じをなんと伝えたら良いもの、デ・アルカ。

看板にある通りの豚骨要素がそうさせているのは間違いない。
表層に出ることなくボトムに徹しつつも凄い影響力だ。

パスタに使用するデュラム小麦50%配合というコンセプト麺。
さぞやパスタ感かと思いきヤ、意外にも ”ラーの麺” にござった。
これは一体どーゆーコトだろう。

僅かに持たせたウェーブによるものか、
はたまたもっと大所高所での総合的融合によるものか。
いずれにしても、プチパツ感が心地良い、旨い麺にござる。

丼に貼り付けてあるのは、完全無欠、生粋の生ハムだ。
ココは掛け合わせではなく、
イタリアン100%を持ってきたところに深慮遠謀があろう。

クールに引き締まった塩気とネットリした食感が
この丼の中で燦然と存在感を放っている。
その通りだ、ここは必ず生ハムでなくてはならンのだ!

そして看板のポルチーニ茸。
マッシュルームに似た食感と特有の味と香り。
今までスライス程度にしかお目にかかったことがなかったが、
これはホールにござる。
ンなにしっかりと食するのは初めてにござる。

下ろし器で丁寧に摩り下ろされたチーズが精緻に振りかけられ。
なんてったって元々イタリアンだもん、本格のチーズだ。

画竜点睛のナルト、
もとい、黒い謎のペーストが完成マークとして載せられる。
これはなんだろう?
丸く奥深く私の辞書にないイタリアンな深みのペースト。

麺の件が気になっていたので、替え玉を。
最初は岩塩からゆー指南書に従って改めて口中へ。

これ、パスタぢゃないか…

さっきスープと共に食した時は、あれほど "ラーの側" にいたのに、
麺だけで食すると、こんなにも "パスタの側" におられる。

これはどーゆーことなんだろう。一体何が起きているンだろう!

☆☆☆

店を出てからも、この不思議な感覚にアタマが痺れていた。
イタリアンとラーという二者を、それぞれ深く理解した上で、
しっかりした技術を持って実現すると、こーなるのだ。

TVの介入とはいえ、上記を兼ね備えた店主だからこその芸当であろう。

プロデューサーは、しっかりとそれを見抜いた上で、
大きな方向性とコツと様々なノウハウを伝授したのだろうと思ふ。

勉強になりましたぁ!^_^

      

       

     

 

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ラーメン二郎 千葉店 (千葉市中央区)

2020年06月06日 | ラーメン!(千葉)

二郎千葉店、初訪。

千葉市中央地区に直系二郎がキたゼ!
コロナ騒ぎでのびのびになってたのが緊急事態宣言が開けて6/2に開店。

同志が殺到するのはわかってたが、
100人もの大行列が出来たらしく、急遽 "整理券制" になった模様。

土曜日の朝9時半到着。早いかと思いキヤ既に配布が始まってをり。
貰った券はなんと13:30。

昼の部は14時までだよね~、良かった〜ギリギリであったか~ ^^
しっかしまー、なんとゆー狂気の沙汰、デ・アルカ。

13:30に再訪門して少し待ち、やっとのことで着席。

■ 『小豚』 を、ヤサイマシ、ニンニクマシマシ、アブラ、カラメ、で。

ヤサイを表層に持ってきた、意外にも良心的なビジュアル。
先ずは、麺を力いっぱい引っ張り出して初口。

さすがにござる。

僅かに乳化させたスープは、ボディとエッジのバランスが御見事。
二郎特有のトゲも堂々たるもの。これが "本流" か。

そして、僅かに平打ちがかった極太麺は、パキッとフレッシュ。
コリッとした食感と立ち昇る小麦感、この麺、美味い!

ヤサイはややクタ気味だが食べやすいし味も載りやすい、なるほどぉ!

ヤサイの下から、出てくるワ出てくるワ、トロけんばかりのチャー。
サイコーなんだケド、ちと多すぎャしませんかぁ^^;

マシマシにシたのは自分だけど、この暴力的なニンニクに狼狽。
暴力的に!無差別に!徹底的に!パワーを充電するのだ。

良心的なカオで安心させといて、やっぱり内容は悪魔ぢゃないかぁ ^^;

二郎の後進地帯であったかつての千葉市中央エリア。

出身者の店やインスパイアが続々と出来た後、遂に本流の降臨と相成った。
今や、千葉市中央地区は二郎後進地帯にあらず!

選択肢がンなに沢山出来て、これホド嬉しいことはない。

     

     

      

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蒙古タンメン中本 千葉店<その2> (千葉市中央区)

2020年05月30日 | ラーメン!(千葉)

中本千葉、2訪目。

そろそろ中本かなーって思ってたら、どエライことに気がついて愕然とした。
なんと私はまだ、この店の "看板メニュー" を攻めたことがないのだ。

エライこっちゃエライこっちゃと叫びながら、開店15分前に到着。
既に数人の行列。後続も続々であっとゆー間に大行列。

五目なんてェバリエーションもあるけど、ここは基本でなくてはならン。
味玉だけは追加するケドね。

■ 『蒙古タンメン + 北極味玉』 を、麺固めで。

タンメンぢゃん、これ…

味噌味の、まごう事なき "タンメン" であったのである。
「蒙古タンメン」 なんだから、当り前なンだが、
ンなこと完全に忘れてる位、この店の印象は ”北極” だったのにござる。

そう、今日にして初めて私は、この店の真の姿を直視したのだ!

クタ野菜は賛否両論あれど、私は賛成派。
野菜は正義。そして良心。
北極にも美しいモヤシが載るが、あの地獄池に僅かな涼風を運ぶのみ。

北極ヤサイなんてェのもあるが、良心なんて感じぢゃないし。
それに比べて、ヤサイがヤサイとして正しく存在している。

中本でンなマトモな世界を享受出来るなンて、嗚呼なんとゆーコトね。
軸足がしっかりとしてて、このフィールドでも素晴らしき活躍の麺。
平和なスープは、ホントに中本?と思うホドだ。

そして、この丼をこの丼たらしめる、マーボー餡に進撃。
この餡知ってるゼ。「定食」 と称する半ライス上に載せるヤツだ。
ただ、麺とのコラボは新世界!如何!?

… 期待以上でも以下でもなく、"素直な足し算" がそこにあった。

でもこれこそが、中本を一躍人気店に押し上げた看板なのである。
辛いかと言われれば、確かに少し辛いかもしンない。

もちろん悪くはない。北極数倍がデフォルトの私の方がおかしいのだ。

次回からまた、北極街道を突き進むことになるだろうけど、今日は良かった。
改めてこの店と自分を客観的にみることが出来た。良かった!!

     

    

     

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かじろうramen7<その2> (千葉市若葉区)

2020年05月23日 | ラーメン!(千葉)

リニューアル後、2訪目。4年8ヶ月ぶりにござる。

リニューアルなんてナー随分前のコトだが、私の時計はそこで止まっていたのだ。
ここンとこ
、二郎いえば、あの店やアの店だったからねー。

開店前の到着。おぉ行列! 接続後も後続続々。当時と変わらず大人気だナ。

店内にinしてマスク取ろうとしたら、そのまましててください、と。
そーだよなー、ただでさえ極悪イメージだし、ひと一倍気ィ付けてるンだねー。

■ 『小豚(240g・豚4枚)』 を、
麺固め、カラメ、ヤサイマシ、ニンニク、アブラあり、生玉子ダブルでGOッ!

ゆーておくが、二郎の 「小」 は 「小」 ならず。刮目して写真を見よ!
に 「豚」 が付けば、そのブロックチャーが倍増。この悪魔的な形相を見よ!

ドカッと盛られた容赦ない背脂と、何の気遣いもない大量のニンニク。
モヤシ&キャベツの三角錐が、大軍にもかかわらず弱々しく"正義"を呟いている。

リニューアル後上品になっちまった、などと 前訪の記事 に書いたが、
いや充分ですゼこれで。
それ前がどれホド暴力的だったかは既に時効が成立。

ダブル生玉子、これいいス! 一個だとすぐ"すきやきの至福"が終わってしまうが、
ダブルだと、その倍は至福を続けることが出来て、これはデカい!

完食までに時々立ち止まり休みつつの進行。もはや 「大豚」 などトンでもござらン。
朝食を抜いて行ったンだが、夕食まで抜いてしもた。

知ってはいるが、いやはや、おそるべきラーにござる。

     

     

   

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八平の食堂 (千葉県長生郡長柄町)

2020年05月15日 | ラーメン!(千葉)

アリラン・ラーの本店、初訪。

千葉の誇るご当地ラーといえば、
外房の勝タンと内房の竹岡式であることは、誰に訊いても異存のないところだが、
それに続く第3のラーには諸説ある。候補は色々あるのだ。

そン中で、出してる店の数は2店のみながら、このアリランを挙げる人が多い。
ラー自体の方向性と完成度に加えて、
電車ではとても行けない"秘境系"であることが 「夢」 を与えるのでござろう。

7年前に、山中にある "支店" の方を攻めて 動画 にしたことがあるが、
まさに桃源郷のイメージで、明るい青空と相俟って夢のよーな記憶にござる。

そして、"本店" を攻めてないことが、永らくの課題にござった。

支店と比べて、やや拓けた道路沿いに在る。
世のコロナ騒ぎがまるで嘘のよーな、おだやかに晴れた13時過ぎ、到着。

車は勿論、バイクが並ぶ。
房総ツーリング・ポイントとしてもってこいなのでござろう。さもありなむ。
風通し良い、広くてウッディな店内。さて。

■ 『アリランチャーシュー』 を、麺固めで。

支店と比べ、黒々と醤油を押し出し且つスッキリとしたビジュアルだ。初口!

強い醤油の当たりの中に、これぞアリラン!の強いニンニクが綺麗に溶け込み、
煮込まれたタマネギの甘み、ラー油の丸辛と相俟って御見事。

加水中程度のウェーブ中太丸麺。パツンパツンとする食感で実に愉しい。
単に固めにしたからではない、この麺のコンセプトだろう。

ズラリと並ぶ、まぁるいバラチャーへ。
本店のは深く煮染めたスタイルだ。サーッととろけて余韻を口中一杯に残す。

精緻でフレッシュ、極少にして眼の醒めるよな白ネギ。
全体の視覚と味を見事なまでに引き締めて、これも絶対に必要な要素にござる。

明るい印象の支店と比して、黒々と根底から湧き上がるよーな、深遠な "照り"。
本店と支店、同じぢゃないンだねー。どちらもサイコー!

☆☆☆

アリランって、外房と内房の間の山中で、
勝タンと竹岡のちょうど "あいのこ" ゆー図式を考えるのが愉しいが、
千葉人の好みが最もバランスよく結実しているのが実はこの形なのではないか。

内房では、その醤油面が異常に肥大化した、あの醤油の海となり、(⇒ 竹岡式)
外房では、その丸辛面が異常に肥大化した、あのラー油の海となった。(⇒ 勝タン)

この説は如何にござろう?

      

    

    

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家系ラーメン王道 いしい<その14> (千葉市中央区)

2020年05月09日 | ラーメン!(千葉)

王道いしい、14訪目。

世のコロナ騒動は、少しはマシになってきたのかと思いきや、
いやぁ、まだまだのよーにござる。

ンな中で、今日は ”強いラー” で元気を補給したくなった。
久しぶりの "いしい本店" にござる。

朝8時の開店を待ちに待ち、直後にIN。
なんと、カウンターは既に同志どもでフル状態、凄いなァ。

強いラーを求めていたが、心の声を更に訊いて方針変更。
そうか ”強くて鋭いラー” だ。ならば "塩" だッ!

更にそれは、この店ならではの "細麺" でなくてはならン。
チャーはガツン、addネギは "辛ネギ" と決まった。

■ 『塩チャーシューメン★細麺』 +味玉+辛ネギ(別盛)を、
バリカタ、濃いめ、油多め のスーパー・カスタムで。

細麺だと、家系が揺らぐのか!?
いや、とんでもない。
食感は全く違うのに、地にメり込むホドの説得力なのだ。

ココの細麺、イイ!

塩スープだと、家系が揺らぐのか!?
いやとんでもない。人類が家系に求める全てを満たして、
尚且つ、シャープな斬れ味なのだ。

ココの塩スープ、イイ!

しっとり/しっかりした食感のチャー3枚、歓喜の味玉、
豆板醤で和えた、シャキッとした辛ネギ。

ダイレクトニンニク酒井海苔包みの儀、は、
スナック感覚のチップと緑に変色したナマの2パターン。

もぉぉ~笑みが止まらン、止まらン!
頭ン中を空にして、ただ本能のままに攻撃、更に攻撃。

明日への糧で、しっかりと充電出来た手応え。
求めていたのはコレだ。これで明日からも歩いてユけるゼ。

☆☆☆

見上げると "新規開店オーナー募集" のポスターがあった。
更に南に進出するらしい。

既に支店がひとつあって 早いナーなんて思ってたンだが、
この店主のココロザシは、ンなもンではなかったのでござる!

       

      

       

     

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かぞく亭 (千葉県山武市)

2020年04月30日 | ラーメン!(千葉)

初訪。

世の中は、相変わらずのコロナ&コロナ♠大騒動中 にござる。

今日の店、ラー・マニアの話題になるよーな店ではないが、
ちょいと経緯がアって、気になってた店にござる。

房総北東部の田園の中にポツンと立つ、趣きの良いことよ。
この騒ぎが嘘のよーな静かに良く晴れた日、営業中。

■ 『かぞく亭ラーメン』 を、麺固めで。

所謂 「排骨麺」 にござる。モダン・ラーでこの類はない。
伝統系だが、昔は多分最大の贅沢麺だったろう。

着丼。素晴らしく丁寧、コンディションも完璧。
噂は聞いてたが、コワモテの職人店主のいい仕事にござる。

モダン・ラーの喧騒と主張とは真逆の、心洗われるスープ。
様々な滋味を、ワン・レイヤーに収めた伝統技法。

麺は中細・加水中程度。見事な正統の昔麺。
スープとの、なんと優しい丁寧なマッチング、デ・アルカ。

ドカッと巨大な排骨に満面の笑み。衣にカレーの味を載せ、
このオリジナリティが、店名を冠する所以にござろう。

スープの中でもしっかり正しく衣が密着してるのが美しき。
正しい技法で行われなければ、こーはならン。

昔ラーらしく半分の茹で玉子。絶妙なミディアム・レアだ。
安直に固茹でにせン店主の姿勢、ここにも出ている。

ネギ、メンマ、青菜、当り前の具材のなんと美しき。
状態・色合・配置に至るまで、徹底した気の配り方にござる。

あ、それと、一緒に頼んだギョーザが、またナイス。

パンパンに具材を張って、ニンニクをキョーレツに効かせて、
味わい深くアツアツで、ギョーザもおすすめにござる。

☆☆

この立地でよく続いてるナーと思っていたが、
これなら納得。一度来たらリピートしたくなるクオリティだ。

しっかりと地元に根付いた人気店として、
静かな田園の中で、これからも暖簾を上げ続けることでござろう。

     

    

    

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雷 千葉駅前店<その2> (千葉市中央区)

2020年04月26日 | ラーメン!(千葉)

雷千葉、2訪目。

世の中は、相変わらずのコロナ&コロナ♠大騒動中 にござる。

言っとくが、かくゆーアタシも
人並みに感染拡大防止には協力シてるンで、一応言っとくなー。
三密避けてるしィ、テレワークしてるし、な。

行列が絶えないこの店もさすがに閑散。でも有難く営業中。
すぐに入れて、隣のヒトとも適度な距離。

今日は 「味噌」 を攻めるにござる。
角ふじ族には "味噌" ゆーワザがあったのを思い出した。

■ 『雷味噌(並)』 + 雷増し を、デフォで。

前回 ちょいとヤり過ぎたンで、アヴラはすこし控えめに。
そのあたりはデフォで、背脂つけ汁もなしで。

良いカオだねぇー^^ 我が魂に ジャスト・ミート!

なんとゆー "分厚いボディ" デ・アルカ。
極太乱れ麺のなんとゆー充足感。これだ これだ これだぁーッ!

なのに、意外なほどスッキリとしたエッジがタマんない。
スープにみっちり脂が仕込まれてるンだケドサ。

も良かったが、今日の方がピタッとクるゼ。
甘さを抑えたドライ。それでいて超絶の厚み&アタック。
トロトロの背脂を随所に置きつつ、シャープな斬れ味の快感!

アタシが求めてる世界ッつーのは、実はコレなのかもしれンて、
真剣なカオで、何度も頷いてる自分に気付いた

      

    

      

  

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杉田家 千葉店<その29> (千葉市中央区)

2020年04月18日 | ラーメン!(千葉)

杉田家29訪目。

世はコロナコロナの大騒ぎで、千葉県でも休業要請がスタート。
ラー屋は対象に入っとらンよーだが、
営業時間の短縮は色々な店で始まってをり。

クオリティは勿論、朝ラー出来るのがココのメリットだが、
朝5時からの営業はどうだ!?と車を走らせる。

5時半の到着。やってるゼ、さすが 殺伐・極悪系の鑑。
車も次々入ってキてる。客も 殺伐・極悪系にござる。

でも、一応のコトはちゃんとやってるよーで、
通常は26時までの営業が24時まで、と時短の掲示。

店内も客同士の距離をアけるよーに1席置きに案内される。

   

なんだ、ちゃぁんとやってるぢゃないの。
しっかりと大人の対応をシてるところに、なンか惚れ直し。

■ 『ラーメン』+味玉+海苔増しを、バリカタ、濃いめ、油多めで。

ラーの内容は、さんザ書いてキたから、今更ゆーことなし。
相変わらずタマシーのクオリティが沁みワタル。

さて、マイ・ブームの遂行だ。
超・極悪・バリカタ酒井ダイレクト・ニンニク海苔巻きィ!

緑に変色してる手加減のないニンニク。
今日は休みだぁ!いつもの倍の量で脳天に突きヌける快感!

そして、この店ならではの辛子味噌を。
他店は豆板醤が多いが、ココの辛子味噌
ちょいといーゼ。

いーですコレッ、バッチリす!サイコーす!!

☆☆☆

パンデミックは歴史を大きく変える契機になることが多いって、
誰かがTVで言ってるのをみた。

混乱の中の模索、忍耐と適応が、
既存概念の破壊に繋がる新たな"気づき"を生むとゆーコト..
なるほどそーゆーことなのかもしれン!と膝を打ってる自分がいた。

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ラーメンダイニング絆 (千葉県四街道市)

2020年04月11日 | ラーメン!(千葉)

初訪。

この店については、以前から聞いていたが、
エンジンがかかったのは、大銀河チャーのことを知ってからだ。

大銀河チャーとはこれだぁ!

こーゆー、
人としての 「節度」 から、ココまで外れてしまったものは、
そーそーお目にかかれるシロモンぢゃあない。

俄然興味がワいてキたのだが、
予約が必要なのに加え、2kgの大銀河を載せて9,400円。

ラーに出す金としては、ちとやりすぎかぁ..

コロナの大騒ぎで、営業しているのかいないのか..
開店前10時50分の到着。
世の大騒ぎが嘘のよーな、良く晴れて穏やかな日和と鳥の声。

やってるゼ! 開店と同時にin。

メニューを凝視。面白いのはないか。あったありましたゼ!
四街道のピーナッツを練り込んだ、超・濃厚担々麺。

■ 『四街道担々麺』 +チャー+味玉 を、麺固めで。

花咲くバラチャーに度肝抜かれるビジュアル。
かなりの大きさだ。1枚を捲り麺をリフトして口中へ。

人類の担々麺への期待に、完膚無きまでに応える充実ぶり!
甜麺醤(ゴマ)でなくてもOKなンだーッ!^^

麺は、多加水半透明のやや縮れ、ややナヨめ。
これは惜しい!このスープなンだから、強い方が良いのに。

花咲きバラチャーは、大判でレア感が絶妙。
しっかりとした肉感。流石はチャーを押し出す店のチャー。

火入れ浅めにして、今にも黄身が流れ出さんとする味玉。

中央に盛られたネギと、頂上のニンニク味噌も素晴らしき。

濃度はつけダレクラスといっていい。
割スープのポット。食し終わったところで試してみよう。

10% :少しライトになったケドまだまだイケるナ
10%プラス:まだまだイケるナ
20%プラス:やっと良い感じになってキたゾ!

恐ろしいばかりの濃度。スゲーなぁ、ここまでやるンかい。
加減を知らぬベクトルが、ココにも出ている。

☆☆☆

色んなこと考えたり、色んな人に意見を聞くのは良くない。
妙に中庸と平均に近づくだけなのだ。

オノレの感性と欲望のままにいざ往かん!
それが所々で行き過ぎてるところこそ、真骨頂なのにござる。

 

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ぼうそう家<その16> (千葉県市原市)

2020年04月04日 | ラーメン!(千葉)

ぼうそう家 16訪目

世の中はコロナの大騒ぎで、ラー屋も時短営業が始まってる中、
やってるンかナー?と思いつつの夜訪問。

夜の幹線道路沿いに煌々と輝く看板にホッと胸を撫でおろす。
やってたゼ!客もちゃんといる。

やっぱ、ラーってェのは、酸素と同じで、
これが無ければ人は生きてユけンのだ。アタシもそーだ。

■ 『半熟味玉チャーシューメン』 +海苔増し を、 
バリカタ、味濃いめ、油多め、で

さんざ書いてキたから、今更何もゆーことはないが、
いや相変わらずピタッとクるねェ、My Foolish Heart に。

そして、マイ・ブームの、ダイレクト・ニンニク・アタック!
ツン!と ヒリヒリ!とクる直接攻撃の極悪感。

家系ってのは元来ハードなラー。これで明日からも歩いてゆける。

     

       

     

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北海道ラーメン 温 ~haru~<その3> (千葉市中央区)

2020年03月28日 | ラーメン!(千葉)

3訪目。

お気に入りのこの店、今日は ”つけ” を攻めるべし。
金曜21時過ぎ、冷たい雨風の中の訪問。

コロナ騒ぎのエスカレートで、早仕舞いしたかナぁ..?とも思っていたが、
痺れるよーな店の灯りが見えてキてホッとした。

前客は、呑みながら大声で仕事話をしている勤め人2名と
何かを思い詰めた表情の勤め人1名のみ。後客はなし。

■ 『チャーシューつけ麺』+味玉+メンマを、デフォで。

なんと、想定外にござった。

この店は味噌と醤油の2本柱で、”つけ” は醤油の共用かと思ってたが、
目の前にキたのは、そのイヅレでもない超濃厚の豚骨魚介。

なんと嬉しい誤算。第3の柱がアるとは!

恒例、”初口は麺だけの儀”
おそらく他と同様の西山強縮れ。
しっかりとしたコシと、上質な小麦の香り。よぉーし!

さて、麺を付けダレに没入し、目を閉じて心静かに口中へ。
おぉ、素晴らしく濃厚・重厚な味の載り。
これでもか!と内容が凝縮されてて、そーでアったかッと深々と頷く。

酸味を強めに効かせてるのには、大いに賛同。
窒息せんばかりの高密度には、酸味は心地良き要素なのにござる。

この店の具材、ひとつたりとして我が心を打たぬものはなし。
続けて、充実の具材連との "合わせ技" に進めェ!

"チャー" との合わせ技で陶然となり、
"味玉" との合わせ技で恍惚となり、
"メンマ" との合わせ技で感涙にむせび、
"ワカメ"との合わせ技で新発見し、
おぉーっと、つけダレに浮かぶ "アゲ" は、見たことのない新工夫だぁ!

❄︎❄︎❄︎

世の有名店の持つ、完成された普遍性と比べれば、
少しだけ伸び代を残す感じだが、この真心は他に比肩するものなし。

この真心がある限り、この店のラーは我々の心を震わせ続けるでござろう。
また来ますよー^ ^

       

      

     

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