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2月24日 SAJスノーボードバッジテスト講評

2013-03-06 22:20:48 | スタッフ日記12-13

2月24日のスノーボードバッジテストの講評をさせていただきます。

今シーズン最後のバッジテストでしたが、
1級2名、3級1名のチャレンジがありました。
皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
結果は3級合格1名で、残念ながら1級の合格者はいませんでした。

様々な雪質、斜度のバーンにおいて、
積極的な滑りをコントロールされた中で実現するためには、
切れとズレの調整や適切な回転弧(深廻り)が必要となります。

3級においては、自然な落下の中でのターンであること、
板のズレを伴ったスピードコントロールができていることが着眼点となります。
緩斜面だけでなく、中斜面でもこれらの動きができたことから加点合格となりました。
おめでとうございました。

1級では、
ミドルターンでの、板のズレを制御しながらの谷廻り、切れのある山廻り。
ショートターンでの、ホールドされたズレのない谷廻りと廻し込みのある山廻り。
これらが着眼点でした。

ミドルターンは斜面状況のせいか、
ターン後半でのズレでスピードにのりきれなかった点がもったいない部分でした。
ショートターンでは谷廻りで板が落下し、
スピードコントロールがうまくいかなかったり、
山廻りで板を廻し込めなかったり、という部分が課題となりました。

ショートリズムでは、特に板の動きに先行した積極的な働きかけが求められます。
そのためには、切り替え時のフォールラインへの体の落下の先行と、
前足主導での板のリードがポイントとなります。
これらを意識することで、板を常にコントロール下におき、
結果的に、安定した滑りとスピードを高めることの両立が可能となります。

シーズンも終盤となりましたが、ぜひ残りの期間で感覚をつかみ、
オフの間にイメージを固めてください。
次のチャレンジを心待ちにしています。

                         検定員  菊地


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