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サバの生き腐れ

2006-09-11 10:07:40 | 旅・鉄道・グルメ…

 

サバの生き腐れ  

写真㊤:関サバの身  http://www.ctv.co.jp/kusukusu/2001/0407/saba06.html


 鯖(サバ)の生き腐れ(いきぐされ)」とは……

広辞苑によれば、《鯖は非常に腐りやすく、外見はまだ生きがよいが、中味は腐っているのにいう》とのこと

 これは、サバは肉質が軟かく血合いも多いので傷みやすく、極端にいうと生きているときから腐るということ
 表面はつややかで外見からは判りにくいので、見た目が新鮮でも気をつけろということらしい。

 サバは味噌煮・塩焼きなど日頃の惣菜として親しみが多く、庶民の日頃の食卓には欠かせない食材だ。
 しかし家庭において、生サバを食べることはない。せいぜい酢で締めた「締め鯖」(西日本では「キズシ」)が限界だろう。鮨屋ですら、酢で殺してから、握ったり・刺身で出すのが通常だ。

 それは前述の「サバの生き腐れ」という理由に因る。

   関サバ            

 ところが皮肉なもので、サバは生が一番ウマイ。東京の鮨屋でも、時々、生サバ(酢で締めていない)のにぎり鮨にありつけることもある。ただし、一般的には関サバと呼ばれるサバが入荷したときに限られる。


 だが比較的リーゾナブルな価格で、「関サバ」「関アジ」が食べられる店が福岡市にある。天神の「よし田」だ。お薦めである。

 もうひとつ、「よし田」は、鯛茶漬けが目玉だ。p_01322.jpg





「博多に旅行や出張で来た時に役に立つ(?)情報」 を、
ようやく発信できるはこびになりました。
  不定期連載ですが、実際に「けん坊」が良く行くところだけをご紹介しますので、
ハズレは少ないはず(!?)です。


        
 
店名
割烹 よし田
TEL
092-741-4560
所在地
福岡市中央区天神1丁目14-10
開店時間
11:30~14:00&17:00~22:30
オーダーストップ 21:40
定休日
日曜・祝日

食うべしこの一品!
鯛茶漬け(1,000円)

知る人ぞ知る、天神の裏通りの割烹料亭「よし田」。

とはいえ、敷居が高いというよ うな事はまったくなく、特に昼時は、近所のサラリーマンが店に入りきれないほど押 しかける。彼らのお目当ては、ずばり「鯛茶漬け」。

40年以上昔から変わっていな い「よし田」の鯛茶漬けのおいしさの秘訣は、なんといっても、鯛の刺し身が浸して ある「秘伝のたれ」にある。ご飯のお代わり自由なので、最初の一杯は、てんこもり の鯛の刺し身をそのままご飯に乗せて食べたい。そして二杯目に、いよいよ鯛茶漬け を…。

ちなみに、飲むお茶と茶漬け用のお茶は、別々に用意してある。これは、「普 通のお茶を掛けると、せっかく鮮度の良い鯛の味が、お茶の渋味で死んでしまうか ら」。ちょっとしたところに、この店のこだわりを感じる。 ここで、ご店主よりアドバイス。「ご飯にお茶を掛ける時は、上に乗せた鯛の刺し身 に直接お茶を掛けないようにすると、刺し身が煮えないので、風味豊かに召し上がる 事が出来ますよ」 あまりの美味さに、3杯もお代わりしてしまうOLもいるとか。

この鯛茶漬けが食べ られるのは、昼の11:00から14:00まで。夜は、鯛茶漬け単品ではオーダー できないが、天ぷらなどと合わせての注文ならOK。


                                    

06.09.11

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