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11月23日野球ファン意見交流会「ドラフト―FA―ポスティング制度について」のご報告

2006-12-04 19:48:31 | 活動のお知らせとご報告
■参加者 4名

■展開
現在の「ドラフト・FA・ポスティング」の問題点と
それに対するプロ野球選手会の改革案を対比して紹介され、
意見の交流がスタートしました。
また、参考としてMLBの高校・大学生ドラフトの概略も
説明されました。

■主な意見
・希望枠選手とそれ以外の選手で、FA権取得期間が同じというのは
 おかしいと思う。
・指名権を獲得した球団に対して選手や関係者が、
 あからさまに拒否の態度を取るケースがあるが、
 ファンとして違和感がある。
・FA権については、ファンの側に
 「選手が獲得した正当な権利であり尊重する」という認識が
 広まりつつあるようだが、
 一方で移籍に際してはドライに割り切るのは難しい面もある。
・選手の飼い殺し状態を無くし、活躍の場が得られるように、
 選手の移籍を活性化するべき。
・選手会は「FA権の取得期間を短縮すると、全体年俸は下がる。」と
 言っているが、実際のところはどうなのか、はっきりしない。
・調査・審議機関や罰則を設けるなどして、
 ウラ金等の不正防止を徹底させるための対策を講じて欲しい。
・ポスティング入札額の高額化は、日本人選手への評価ではあるが
 同時にMLB内のライバル球団の獲得防止の為という目的もあり、
 見せ金・捨て金にならないか危惧する。
・大リーグへ行きっぱなしという可能性がある現状を変えるために、
 国際間レンタル移籍制度の導入も検討してもらいたい。

■まとめ
意見を一つの方向にまとめるのは困難であり、
また、自ら改革に動くのも難しいところが多いのが現状ですが、
意見の発信や市民球団活動の実践により、
何らかの働きかけを行いたいと考えています。

11月23日野球ファン意見交流会「ドラフト―FA―ポスティング制度について」のご案内

2006-11-13 22:12:25 | 活動のお知らせとご報告
■概要
 ○日時 11月23日(祝・木)13:00~17:00
 ○会場 大阪市立西区民センター3階和室
 ○参加費 無料

■趣旨

先のアジア杯を終え、プロ野球は完全にストーブリーグに入り、
今年も有力選手のポスティングやFAが話題になりました。
また11月21日は大学・社会人等のドラフト会議が行われます。

しかし、たとえばメジャー移籍について
「一度メジャーに行ったら日本ですぐにプレーさせるな」
と主張するプロ野球OBもいると言われるなど、
選手の獲得や移籍に関しては
まだまだ意見の食い違いがありそうです。

現行日本プロ野球のドラフトーFAーポスティングの制度は、
機能的に運用されているのか?
問題点は何か?それはどのように改善すべきなのか?
ファンの視点から意見交流を行い、
市民球団としてやるべきことを探ることもできればと思います。

ご参加お待ちしています。

10月29日「市民球団を考える大討論会」のご報告

2006-11-12 21:23:30 | 活動のお知らせとご報告
時間がかかりまして申し訳ございませんでした。
「市民球団を考える大討論会」についてご報告いたします。

■参加者
当会会員5名でした。
広く参加者を集められなかったことについては
当会の努力不足と反省しています。

■内容
 ○第1部:
  次の球団・チームについて、
  現在行われている地域活動の内容を確かめました。
  ・オリックスバファローズ、阪神タイガース、他NPB球団
  ・NOMOベースボールクラブ、八尾ベースボールクラブ、
  和歌山箕島球友会、NTT西日本、松下電器
  ・四国アイランドリーグ各球団
  ・大阪エヴェッサ
  ・堺ブレイザーズ
  ・セレッソ大阪

  それぞれ、野球(バスケ、バレーボール、サッカー)教室や
  大会開催・地域イベントへの参加等を通して、
  地元に融けこむ努力と競技の普及・振興活動を行っています。
  各球団の立場や状況、掲げる理念によって
  内容の違いが見られました。

  選手がシーズン中も頻繁に地域活動を行っているケースには
  感心すると同時に懸念もありますが、
  「活動を通して得るものがある」という言葉や、
  地元の人たちの中で見せる良い表情には
  ハッとさせられました。

  また、地域の中で球団・階層・競技の枠を超えた
  共同イベントが行われていて大変興味深いところです。

  総合型地域スポーツクラブを目指しているところでは
  細部にも理念が反映されていました。

  各球団の地域活動を細かく見ていく中で、
  「地域密着」のさまざまな形が浮かび上がってきました。

 ○第2部:
  予定を変更してテーマ別討論の形は採らずに、
  第1部を振り返りながら「地域と球団」について考えました。
  議論のポイントとなったものを挙げます。

  ◎なぜ地域活動を行うのか
  ・地域(交流)活動は、地元での認知度アップを目的とした
  “営業活動”とも言えるもので、
  チームやクラブが生き残るために必要なもの
  ・市民出資による球団(「市民球団」)が
  地域貢献活動を行うのは当然の義務だと思う

  ◎球団側からの働きかけ以外にも、地元の人々による
  自発的な活動等、スポーツチーム・クラブの存在自体が
  地域を活性化させている点に注目
  ◎プロスポーツの分野だけでなく、現在企業活動においても
  「地域密着」が掲げられている理由は何か?…
  ◎その他の話題
  ・球団名に企業名が入ること
  ・ファームの切り離し
  ・社会人野球クラブチームの経費
  ・独立リーグ設立の動き
  ・若者の野球離れ

全体を振り返ると、
第1部で各球団の事例をじっくり見られたのは
大変良い勉強になりました。
第2部では、討論にまとまりを欠き掘り下げが
足りない部分があったことが反省点ですが、
今後の会の活動につながる意見交換になりました。
これからも努力を続けたいと思います。

以上、討論会のご報告をさせていただきます。

10月29日「市民球団を考える大討論会」のご案内(再)

2006-10-20 22:12:38 | 活動のお知らせとご報告
「市民球団を考える大討論会」のプログラムについて
再度ご案内申しあげます。 

■概要
 ○日時 10月29日(日)13:30~16:30
 ○場所 大阪市立西区民センター2階第1会議室
 ○主催 NPO法人夢球団設立連絡会

■プログラム
 ○第1部(13:30~14:30)
  プロ野球、社会人野球、四国アイランドリーグ、
  Jリーグ、bjリーグについて、
  各球団が現在行っている地域貢献活動のまとめ

(休憩)

 ○第2部(14:45~16:30)
   参加者全員によるテーマ(1)~(3)別の討論
    (1)ファンが考える地域密着球団とは
     地域密着とは具体的にどんな内容を
     示しているのかについて考えます。
      ・ファン(あるいは市民・地域住民)の側から見て、
      「地域密着球団」とはどんな球団か
      ・「球団が市民に愛されている」
      「球団が地域に根づいている」とは
      具体的にどんな状態か
    (2)市民球団と地域活性化
     市民球団は地域社会に対して何ができるのかについて
     具体的に探ります。
    (3)「球団を支える」
     地元の人たちはどうやって球団を支えるのでしょうか。
     いろいろなやり方を考えます。

■開催にあたって
討論会の内容に関するご意見のメールをお待ちしております。
お寄せいただいたご意見は討論会当日にご紹介させていただくほか、
当ブログでも後日改めてご紹介する予定です。

皆様お気軽にご参加くださいますよう、お願い申しあげます。

10月14日勉強会等のご報告

2006-10-20 22:09:49 | 活動のお知らせとご報告
現在の活動について取り急ぎご報告いたします。
(ここに挙げたものは主な内容です。)

■定例理事会(10月14日)
 ・収支報告
 ・意見交流会について:
    テーマ決定(詳細は追ってお知らせします)
    取りまとめられた意見の取り扱い

■ミーティング・勉強会(10月14日)
 ・会員から寄せられた意見の整理と検討:
   球団設立の方法についてパターン化
   今後の課題と手順の確認
  (詳細は決まり次第追ってお知らせします)
 ・大討論会の運営についての打ち合わせ

概略、以上の活動を行いました。
お問い合わせはメールフォームからどうぞ。

10月29日「市民球団を考える大討論会」のご案内

2006-09-27 17:59:44 | 活動のお知らせとご報告
「市民球団を考える大討論会」を以下の要領で開催いたします。

■日時 10月29日(日)13:30~16:30
■場所 大阪市立西区民センター2階第1会議室
■主催 NPO法人夢球団設立連絡会
■開催趣旨
 「地域密着型の球団」「市民参加型の球団」の現状とあるべき姿を
 具体的に探ることを目的とします。
■プログラム
 第1部:
  既存球団が行っている地域貢献活動を紹介します。
 第2部:
  当日の参加者全員による討論会です。
  以下のテーマごとに考えます。
   (1)ファンが考える地域密着球団とは
   (2)市民球団と地域活性化
   (3)「球団を支える」
■参加費 無料(事前のお申し込み等も必要ありません。)

                             以上

おひとり様でも多くのご参加をいただけますよう、お願い申しあげます。

9月24日意見交流会のご報告

2006-09-27 11:22:34 | 活動のお知らせとご報告
初参加の方を交え、「球界改革」について2年間の動きを確認した後、意見交換を行いました。

■主な意見
 ●改革への取り組みについて、もっとわかりやすくファンに伝えてほしい
  ・構造改革協議会の開催状況や内容について、
   後で確認することができるように、どこかにまとめてほしい
  ・制度改革の優先順位等、大まかなスケジュールを示してほしい
  ・選手会は公式HPで「日本プロ野球構造改革案」を公開しているが、
   NPBもせっかく「野球再生中期ビジョン」を作っているのだから、
   もっと多くの人に見てもらってはどうか
  ・その他あらゆる面において、できるだけ情報開示を進めてほしい
 ●“決めるしくみ”をすっきりさせることが先決
  ・今まで曖昧だったが、何の議論においても必要
   協約改定委員会の動きに注目

■その他の意見
  ・年俸額や複数年契約について、一定の制限を設ける必要があるのではないか
   球界全体で議論するべきだと思う
  ・プロ野球有識者会議には、もっとプロ野球経験者
   (選手OB、球団経営経験者など)が入った方がいい
  ・ファンの意見を反映させてほしいが、
   まず、意見を述べる機会やしくみができないものか

以上です。

2年間のおさらいに結構時間を使い、また、不明な点が多く
話がストップしてしまうことが度々ありました。
大変難しいテーマだったと思います。

★次回意見交流会のお知らせ
11月下旬に開催いたします。
テーマは「ドラフト制度」を予定しています。

合意から2年――意見交流会開催にあたって

2006-09-23 09:20:27 | 活動のお知らせとご報告
2年前、日本プロ野球組織(NPB)と日本プロ野球選手会の間で交わされた合意事項の7項目目には、
「NPBは、選手会との間で、プロ野球構造改革協議会(仮称)を設け、1年間をかけて、ドラフト改革、エクスパンション・ドラフト制度の導入、選手年俸減額制限の緩和などについて徹底的に協議する。」
とあります。

以来、新設された構造改革協議会は1年間限りで終わらず、現在も継続されているようです。
選手会は今年6月ファンに対して「構造改革協議会の行方を見守って下さい」と訴えかけていました。

ファンは改革する当事者ではなく、「見守る」立場です。
議論や改革が良い方向に進まずプロ野球自体に魅力がなくなっていったとしたら、「見るのをやめればいい」という、責任を伴わない存在です。

とはいえ、「見たい」という気持ちがある間は、ファンとしての意見を伝えたいと思います。

明日開催の第3回野球ファン意見交流会では、「球界改革」をテーマに取り上げます。
改革への取り組みはファンの目にどう映っているのか、から始めて、言いたいことがあれば伝えてみましょうというのが今回の目的です。

少ない時間ですので、ドラフト・FA・協約改定など個別の問題の改善策というよりは、
「球界改革の進め方に対する感想や意見」
「今後協議してほしい点」
「変える必要がない点、残して欲しい点」
を中心に意見交換を行いたいと思います。

2年前合意が交わされたとき、2つのチームの歴史が終わりを告げました。その事実が忘れられない人々が大勢いるはずです。
プロ野球を見なくなった人のうち何人かは、改革の行方が気に懸かっていることでしょう。
球界改革に携わる皆さんには、今後も歩みを止めず、しっかり取り組んでいただきたいと思います。

第3回野球ファン意見交流会
 ■日時 9月24日(日)13:00~16:00
 ■会場 大阪NPOプラザ
 (JR野田駅・阪神野田駅・地下鉄千日前線野田阪神駅よりいずれも徒歩10分)
 ■参加費 無料

※以下の動きを参考にします。
構造改革協議会/野球協約改定委員会/実行委員会作業部会/ポストシーズンゲーム・合同会議/オーナー会議/実行委員会/
12球団代表者会議/NPB・選手会事務折衝/プロ野球有識者会議
2005年7月 NPB「野球再生中期ビジョン案」
2005年7月 選手会「日本プロ野球構造改革案」
2005年12月 根来コミッショナーのスピーチ

皆様のご参加をお待ちしております。