11月23日野球ファン意見交流会「ドラフト―FA―ポスティング制度について」のご案内

2006-11-13 22:12:25 | 活動のお知らせとご報告
■概要
 ○日時 11月23日(祝・木)13:00~17:00
 ○会場 大阪市立西区民センター3階和室
 ○参加費 無料

■趣旨

先のアジア杯を終え、プロ野球は完全にストーブリーグに入り、
今年も有力選手のポスティングやFAが話題になりました。
また11月21日は大学・社会人等のドラフト会議が行われます。

しかし、たとえばメジャー移籍について
「一度メジャーに行ったら日本ですぐにプレーさせるな」
と主張するプロ野球OBもいると言われるなど、
選手の獲得や移籍に関しては
まだまだ意見の食い違いがありそうです。

現行日本プロ野球のドラフトーFAーポスティングの制度は、
機能的に運用されているのか?
問題点は何か?それはどのように改善すべきなのか?
ファンの視点から意見交流を行い、
市民球団としてやるべきことを探ることもできればと思います。

ご参加お待ちしています。

10月29日「市民球団を考える大討論会」のご報告

2006-11-12 21:23:30 | 活動のお知らせとご報告
時間がかかりまして申し訳ございませんでした。
「市民球団を考える大討論会」についてご報告いたします。

■参加者
当会会員5名でした。
広く参加者を集められなかったことについては
当会の努力不足と反省しています。

■内容
 ○第1部:
  次の球団・チームについて、
  現在行われている地域活動の内容を確かめました。
  ・オリックスバファローズ、阪神タイガース、他NPB球団
  ・NOMOベースボールクラブ、八尾ベースボールクラブ、
  和歌山箕島球友会、NTT西日本、松下電器
  ・四国アイランドリーグ各球団
  ・大阪エヴェッサ
  ・堺ブレイザーズ
  ・セレッソ大阪

  それぞれ、野球(バスケ、バレーボール、サッカー)教室や
  大会開催・地域イベントへの参加等を通して、
  地元に融けこむ努力と競技の普及・振興活動を行っています。
  各球団の立場や状況、掲げる理念によって
  内容の違いが見られました。

  選手がシーズン中も頻繁に地域活動を行っているケースには
  感心すると同時に懸念もありますが、
  「活動を通して得るものがある」という言葉や、
  地元の人たちの中で見せる良い表情には
  ハッとさせられました。

  また、地域の中で球団・階層・競技の枠を超えた
  共同イベントが行われていて大変興味深いところです。

  総合型地域スポーツクラブを目指しているところでは
  細部にも理念が反映されていました。

  各球団の地域活動を細かく見ていく中で、
  「地域密着」のさまざまな形が浮かび上がってきました。

 ○第2部:
  予定を変更してテーマ別討論の形は採らずに、
  第1部を振り返りながら「地域と球団」について考えました。
  議論のポイントとなったものを挙げます。

  ◎なぜ地域活動を行うのか
  ・地域(交流)活動は、地元での認知度アップを目的とした
  “営業活動”とも言えるもので、
  チームやクラブが生き残るために必要なもの
  ・市民出資による球団(「市民球団」)が
  地域貢献活動を行うのは当然の義務だと思う

  ◎球団側からの働きかけ以外にも、地元の人々による
  自発的な活動等、スポーツチーム・クラブの存在自体が
  地域を活性化させている点に注目
  ◎プロスポーツの分野だけでなく、現在企業活動においても
  「地域密着」が掲げられている理由は何か?…
  ◎その他の話題
  ・球団名に企業名が入ること
  ・ファームの切り離し
  ・社会人野球クラブチームの経費
  ・独立リーグ設立の動き
  ・若者の野球離れ

全体を振り返ると、
第1部で各球団の事例をじっくり見られたのは
大変良い勉強になりました。
第2部では、討論にまとまりを欠き掘り下げが
足りない部分があったことが反省点ですが、
今後の会の活動につながる意見交換になりました。
これからも努力を続けたいと思います。

以上、討論会のご報告をさせていただきます。