本日、NPO申請の手引書を入手するため府庁に行ってまいりました。ところが、最初にみつけた府庁らしき建物は合同庁舎でそのうちの1号庁舎という建物でした。
「まぁ1号やったらなんでもわかってるやろ」
と受付嬢に訊いてみたところ、
「わかりません、ここにはありません」
と抜かし、いやいや、おっしゃいました。で、私は
「知らん?知らんのか?」
と視殺しながら念を押すと、
「隣の3号庁舎が政府刊行物を扱っておりますのでぇ」
とおっしゃる。で、その3号庁舎に移動して受付おばはん、もとい、受付嬢に尋ねたら9階にあると教えてくれたわけです。来庁者名簿に名前書いたら通行許可証みたいなバッジくれました。それつけて9階の一番端の部屋920号室に行くと、NPOの看板を見つけました。ところが、ここは既にNPOを認可された団体へのアドバイスを行っていると言うわけですな。
「ほな、どこに行ったら手引書もらえますのん?」と尋ねるとやっぱり府庁や、ということで。
「え?ここ府庁ちゃいまんのん?」
「ここは合同庁舎で本庁ではないんです」
「あぁさよか、ここから近い?」
「その一方通行を逆行して...」云々かんぬん。まぁ歩いて行ける場所にありそうということがわかったのでバッジ返却して、トロトロ歩いていきました。どうやら目指す古ぼけた建物を発見できたので、とりあえず入ろうとしたわけですが、今度は受付らしきところがない。入り口にある守衛所が兼任しているようで、尋ねたら今度こそここに間違いない!
「バッジとか付けんでよろしいのん?」
「かましまへん、行ってください」
って本庁の方がえらい入りやすい。ところが、府庁内部は映画「ブラックレイン」で松田優作がマイケルダグラスと高倉健に引っ張られた場所だけあって、結構広い。目的の場所は最上階の6階のやっぱり一番端。これが遠い、遠い。やっと辿り着いたと思えば男性職員に
「案内します」って言われてここと違うんですわ。それでその部屋出て
「ここから3つ目の扉ですわ」
とのたまう。おい、おまえらの案内は口先案内かい?とか思いながら、ええのう楽してボロ儲けできて、という羨み半分で遂にゴールしたわけです。
そしたら、職員はもう定時前ということもありましたが、実にのんびりダラダラしとるわけです。ようやく目的の手引書を入手して、来た迷路を逆戻りですわ。
で、気がついたのは廊下に所狭しとめったやたらに貼られているポスター群です。内容的には麻薬撲滅とか指名手配とかの警察関係や夏目雅子基金とかの病気関係が多い。ところが、なぜかそれに混じって「大阪主義」のポスターが貼ってあるわけです。当然のことながら私は、...内緒。こんなウソツキ企業のポスターを掲示しているのであれば、われわれのポスターも当然掲示されてしかるべきですな。府庁ってどういう人々が行き来するのかよくわかりませんが、目につくのんは間違いない!ということで次に行く時はポスターを持参していくことを固く決意したわけです。掲示許可が出ればみんなで府庁に行こう!(BH記)