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織内将男の日 光 讃 歌 

世界遺産の二社一寺などの歴史、文化を育んだ、日光の自然や地域を訪ねます。

日本の世界遺産 白神山地(13) 「日本の世界遺産」

2012年08月07日 11時16分54秒 | 世界遺産 白神山地
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 日本の世界遺産 白神山地(13) 「日本の世界遺産」  .




日本の世界遺産map-





世界遺産」とは、

1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて、世界遺産リストに登録された遺跡や景観そして自然などである。 
人類が共有すべき普遍的な価値をもつものを指し、文化遺産と自然遺産及び文化と自然の複合遺産の3つに大別される。 

なお、白神山地は、文化遺産である法隆寺地域の仏教建造物、姫路城、屋久島とともに、日本で最初に世界遺産として登録されている。


1993年12月に自然遺産として白神山地と屋久島が登録されている。


国内の世界遺産と登録年

登録年   世界遺産   所在
 【文化遺産
93年   法隆寺地域の仏教建造物  (奈良
93年   姫路城  (兵庫
94年   古都京都の文化財  (京都、滋賀
95年   白川郷・五箇山の合掌造り集落  (岐阜、富山
96年   原爆ドーム  (広島
96年   厳島神社  (広島
98年   古都奈良の文化財  (奈良
99年   日光の社寺  (栃木
00年   琉球王国のグスクおよび関連遺産群  (沖縄
04年   紀伊山地の霊場と参詣道  (和歌山、奈良、三重
07年   石見銀山遺跡  (島根
11年   平泉;仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群  (岩手

 【自然遺産
93年   屋久島  (鹿児島
93年   白神山地  (青森、秋田
05年   知床  (北海道
11年   小笠原諸島  (東京


時系列による日本の世界遺産

法隆寺地域の仏教建造物 - (1993年、文化遺産)
姫路城 - (1993年、文化遺産)
屋久島 - (1993年、自然遺産)
白神山地 - (1993年、自然遺産)
古都京都の文化財- (1994年、文化遺産)
白川郷・五箇山の合掌造り集落 - (1995年、文化遺産)
原爆ドーム - (1996年、文化遺産)
厳島神社- (1996年、文化遺産)
古都奈良の文化財 - (1998年、文化遺産)
日光の社寺 - (1999年、文化遺産)
琉球王国のグスク及び関連遺産群 - (2000年、文化遺産)
紀伊山地の霊場と参詣道 - (2004年、文化遺産)
知床 - (2005年、自然遺産)
石見銀山遺跡とその文化的景観 - (2007年、文化遺産)
小笠原諸島 - (2011年、自然遺産)
平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群 - (2011年、文化遺産)




次回、白神山地の自然観察歩道




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日本の世界遺産 白神山地(12) 「生活の場・白神山地」

2012年08月06日 09時02分41秒 | 世界遺産 白神山地
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日本の世界遺産 白神山地(12) 「生活の場・白神山地」




地元民の生活の場でもある白神山地




青秋林道建設反対運動が起こった当時、林野庁の手で林道計画が自動的に廃案になるとはだれもが予想していなかったことだし、ましてや世界遺産にまで「出世」するとは、誰にも考えは及ばなかったという。

ふるさとの原生林を守りたい、という素朴な気持ちで地元民から生まれた保護運動であるが、この小さな芽が全国の世論を動かし、ついには国や世界を動かしたのである。 
このような例はかつて無く、「白神」はわが国自然保護運動史と共に、世界自然遺産という輝かしい歴史的な1ページを残したことになる。


生活の場としての白神山地、

ただ、現地、白神山地で生活を糧にしている人達に言わせれば、『 「未踏の原生林」とか言うけれども、私たちは1000年以上も前からこの山から様々な恵みを受けてきました。誰も人が入ったことがないと思われるぐらい、環境にダメージを与えない暮らしをしてきたのです。 ところが世界遺産に登録されたことで、長年この地で暮らしてきた私たちですら、この山に自由に入り狩猟や採取をすることが許されなくなりました。 他の先進国では、世界遺産に登録されたとしても、その地に暮らしてきた人々がそれまで通りの生活を続ける権利を認めたにも関わらずです。そういう自然保護運動とは如何なものでしょうか?』

「 登山や観光目的で入山する人を規制するのは仕方ないかもしれないが、わずか20数名しか残っていないマタギの人たちの入山や、狩猟・採取まで規制するのはおかしいのではないか 」という意見もある。


白神山地は世界遺産に登録されるずっと以前から、周辺の町や村の住民にいろいろな恵みを与えてきた。 
世界遺産になったからと言って、地域の住民から既得権や生活権を奪ってしまうのは余りにも杓子定規であろう。

地元地域民は、林業で生計を立てている人もいるし、山菜取りもいる。
「マタギなどは大昔から白神のブナ林で生活」してきているのである。 
それらの人達が白神山地を荒らしたと言う話は聞かない。 それどころか白神の山をうまく利用し、共存共栄してきたことは明白な事実である。

問題なのは他の地域から山に入るマナーの悪い人達ではないのだろうか。 
そのような一部の心無い人達のために、先祖代々営々と山との良い関係を築いてきた地域の人達から、山との係わり合いを断ち切ってしまう様な権限はだれももっていないのである。



白神山地(13) 「日本の世界遺産」  .




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日本の世界遺産 白神山地(11) 「青森、秋田の自然保護団体」

2012年08月04日 09時46分52秒 | 世界遺産 白神山地
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日本の世界遺産 白神山地(11) 「青森、秋田の自然保護団体」 .




両保護団体の主張、

○、世界最大規模のブナ原生林に人手を加えると、学術的価値を損なう
○、地形が急峻なので人手を加えると斜面崩壊や土石流が発生する恐れがある
○、1年の半分以上が雪で使えない道は、当局が言うような経済効果や文化交流が期待できない
○、雪で林道が壊れることは必至で、毎年の維持費がかかりすぎる
などだった。

しかし事業主体の青秋両県は、林道の必要性を主張し、保護団体の訴えを聞き入れず、既に、工事は着工されていた。


この自然保護運動の動きに柔軟に対応したのが、青森県知事だった。 
知事は1987年11月、『 青秋林道建設でメリットが得られるのかどうか判断がつかない。 林道反対意見を無視することが無いようにしたい 』と発言した。 

業者の一方の責任者でもある知事の発言は重く、林道建設に限りなく消極的であることを意味していた。 
この発言は、諸々の諸機関に影響を与え始め、流れは自然保護への高まりが決定的になっていった。 

これらの動きを見て林野庁は1990年、白神山地の中核部を森林生態系保護地域に設定した。
このことは林道工事は勿論、地域内での営利的な施業は出来なくなり、これで完全に青秋林道建設中止が決まり、白神山地が守られることになったのである。


この流れで国は1992年、白神山地を自然環境保全地域に指定し、更に、ユネスコは1993年、白神山地を屋久島とともに世界遺産に登録したのである。



次回、 白神山地(12) 「生活の場・白神山地




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日本の世界遺産 白神山地(10) 「青秋林道の是非」

2012年08月03日 10時14分47秒 | 世界遺産 白神山地
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日本の世界遺産 白神山地(10) 「青秋林道の是非」 .





先ず、白神山地が世界遺産に登録される過程

それは、県の小さな自然保護団体が、「林道工事の差し止め」の請求を営林事務所や関係機関に請願したのがキッカケであったという。

自然保護団体が白神山地保護運動に取り組んだのは、白神山地を縦断する青秋林道(青森県西目屋村-秋田県八森町間凡そ30キロメートル、事業主体は青秋両県)の計画が明らかになったことからであった。


青秋林道の必要性

青秋林道は、「過疎に苦しむ青秋県境一帯の町村の活性化につながる」、「これまであまり伐採の手が入っていなかった白神山地のブナを利用する」、などを目的に、1978年頃から具体化に向けて動きだしていた。 
この動きは、青森、秋田両県民はほとんど知らなかったが、1982年に着工する段になって自然保護団体の知るところとなった。 


まず敏感に反応したのが、秋田県の保護団体だった。 
『 林道は青秋県境を通ることになっているが、土砂が粕毛川(秋田県側)に流入する恐れがある。 そうすれば、生活用水に支障をきたし、ダムの能力が低下する。 自分たちの水を守らなければならない 』として立ち上がり1982年5月、関係機関に林道の見直しを求めた。 

水を守ることを主体に、ブナ原生林の保護を訴えたのだった。 
青森県側も、これに呼応し同年7月から保護運動を始めた。



次回、 白神山地(11) 「青森、秋田の自然保護団体」





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日本の世界遺産 白神山地(9) 「十二湖駅」

2012年08月01日 09時39分07秒 | 世界遺産 白神山地
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日本の世界遺産 白神山地(9) 「十二湖駅」 .




十二湖駅-


五能線に、「十二湖」という小屋風の無人駅が有る、

白神山地に、最も簡単に、身近に近づけるところは、日本海沿岸を走る五能線と国道101号線からであろう。
駅名に、その名も「十二湖」という駅があり、R101の道路標識は十二湖方面を指している。

その標識に従って向かってみた。
これより2~3km内陸へ向かうと直ぐに十二湖の一角が現れ、そこはすでに深山幽谷の世界であった。


「十二湖」は江戸時代・宝永元年(1704年)この地を襲った 大地震によって沢が堰き止められ、地盤が陥没して形成されたといわれている。
その時できた湖沼は33を数えたが、「崩山」の頂上から眺めると、小さい池は森の中に隠れ、大きな池だけが12個見えたことから、「十二湖」といわれるようになたという。

十二湖は、広大な森が本来の姿のまま保護され、植物の種類の豊富さは全国的にも稀な地域といわれる。 
各、湖沼の近隣にはブナ林が密集しており、それらの土壌は水分の含有量が多く、自然の造った水桶あるいは自然のダムは、しかも自然の浄化装置を持ち、水質の良い水が各所で湧き出しているのである。 
湖の総数は約30以上在り、それぞれ透明度は高いという。



因みに、「十三湖」というのが、この先、津軽半島の市浦村にあるが、あちらは湖の数とは無縁のようである。 


世界遺産・白神山地のその地域は、十二湖より奥まったところの崩山地区よりほぼ東南の地域一帯を指していて、中央部の核心地域と周辺の緩衝地域に分かれ、これらの地域は世界遺産登録時より以降は開発を行わず、現状のまま保護される事になっている。




次回、 白神山地(10) 「青秋林道の是非





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