日光讃歌(55)奥日光 「日光湯元の湯の湖」

湯の湖
自然の中の絶好温泉・湯元温泉であるが、それを一層引き立てているのが湯の湖であろう。
湖の周囲には、ノリウツギ、オオカメノキ、ウダイカンバなどの広葉樹と、コメツガ、ウラジロモミなどの針葉樹の原生林があり、変化に富んだ手つかずの自然を満喫できる。
南岸の湯滝のそばには、アズマシャクナゲの群落があり、5~6月に花を楽しむことができる。
又、東岸には兎島-と呼ばれる半島が突き出ていて、そこには小さな湿原もあり、ワタスゲ、ツルコケモモなどが生育している。
湯ノ湖周辺は野鳥も多く、冬は湖面にマガモ、キンクロハジロ、ミコアイサ、ヒドリガモなどの姿が見られる。
標高1,475 メートル、面積0.32 平方キロメートル、周囲3キロメートルほどの湖であり、湯ノ湖一周のハイキングコースとしては約1時間で一周でき、天気の良い日は朝食前の一時を散歩するのも良い。
湖にはヒメマス、カワマス、ニジマスが年に2回放流され、フライフィッシングやルアーフィッシングも盛んで、太公望にも喜ばれているようだ。
尚、釣りを楽しむには5月初旬~9月下旬で、無論、漁券が必要である。
湯ノ湖は、北東にある三岳火山の噴火によってつくられ、白根沢からの水と温泉からのお湯が流れ込んでいる堰止湖である。
温泉成分や山からの土砂の流入などで水深が浅くなり、湿地化していくかと思われたが、近年、浚渫工事が行われ、危機を乗り越えたという。
お湯が流れ込んでいるため水温が高そうに思われるが、温泉量は少なく、水深が浅いため
に気温が下がれば全面結氷する事もあるという。
湯ノ湖の南には湯滝があり、戦場ヶ原へのハイキングコースが通じている。
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