OrganFreak

ハモンドオルガンに魅せられたオッサンのブログ

HAMMOND TIMES

2006年03月25日 | つぶやき
アメリカのハモンドオルガンカンパニ-が出していた1960年代のハモンドタイムスが20冊位手元にあるが、ハモンド社の方針とか時代の背景がよくわかります。

初期の頃は1950年に発売し1966年迄製造していたコ-ドオルガンSシリ-ズの宣伝が多いです、実際コ-ドオルガン専用の楽譜も出していたし、これでどんな人でも音楽を楽しめると思っていた節があります。

オルガニストも白人ポピュラ-オルガニストが中心でJESSE CRAWFORDやPORTER HEAPS,ETHEL SMITH等が特集されています。

最も早く登場する黒人オルガニストはJACKIE DAVISです(それ以前のHAMMOND TIMESに WILD BILL DAVISが特集されていた可能性はあります)JAKIE DAVIS独特のビッグバンドの音色のドロ-バ-のレジストレ-ションなんかも載っています。

1965・6年になるとオルガン音楽が黒人中心になったのかジミ-・スミス。ジャック・マクダフ、シャ-リ-・スコット、グル-ブ・ホルムスなどが出てきますが、

未だEDDIE LAYTON等のハモンド社お抱えの白人ポピュラ-オルガニストに比重をおいています。このEDDIE LAYTONはヤンキ-スタジアムの専属のオルガニストで、彼が亡くなる一年程前にNHKの衛星放送で特集されていました、料理をつくるのとタバコが大好きだと云うような事も言ってました。

とにかくHAMMOND TIMESは今読み返しても面白いです。英語が解ればもっと面白いと思いましたが・・・・