オレンジな生活のろくでもない生活

サッカーとかその他諸々に関する日々徒然の感想をダラダラと綴った日記、のはず。

チャンピオンズリーグ第3節 バレンシアvsインテル・ミラノ

2004-10-21 20:46:48 | スポーツとか
セリエではインテル、プレミアではアーセナル、リーガではバレンシア。これ欧州サッカーにおける私の贔屓。ちなみにインテルはエスパルスに続く第二の贔屓で、他チームに比べれば優先順位は上。とはいえこの3チームの対戦は非常に複雑な気分ですよ。詳しい試合展開についてはスポナビの記事を参照するとして。


まぁアドリアーノに関してはこれくらいやっても不思議ではないと思っていた。昨シーズンから化け物ぶりがさらに進化を遂げ、このままいけばアンリタイプのFWの正当後継者はアドリアーノだなー、と思っていたんで。

こんな点数差になってしまったのは、良くも悪くもバレンシアだからだろうね。何せ昨シーズン、少なくとも国内リーグで先制点を取られたことなんてほとんどないはず。それが立て続けに二失点。まず守備から入り、相手の隙を狡猾に見つけてカウンター。スペインとイタリアのスタイルを混交させたバレンシアだけど、「確固たるスタイル」は持てば持つほど、それが崩されたときにどうして善いかわからないもの。(これが上手くいってるときのレアルみたいに「コンセプト何それ?」なクラブは相手もどうしたらいいのか解らないんだろうけど)

で、バレンシア、前節のセビリア戦で今期初黒星を食らったわけだけど、セビリアのスタイルは守備から入ってカウンターという、所謂「リトル・バレンシア」。「カウンターで強いチームはカウンターに弱い」というサッカーにおける法則にはまったわけだけど、「イヤな予感」はここらあたりから漂っていたと思う。でも過剰な心配はいらないように思える。昨シーズンに比べて層はさらに厚みを加えた上、昨シーズン二冠の経験値は伊達ではない。実際、ベルナベウでのレアルとの直接対決でイカサマくさい敗戦を喫して以降、少しもたついたがそこから立て直しての優勝。あれができるなら、CLでも立て直してくれると思う。

一方でインテル。アドリアーノの爆発と、ビエリが結果を残したことは、「アドリアーノとビエリの2トップ」の声を高めてしまうのではなかろうか?で、アドリアーノだけど、アンリのように左右に流れるプレーを増やせば、そしてビエリが以前の決定力を取り戻せば、この2トップ、かなりイイのではないかと思う。二人を洗脳だ、マンチーニ。

ちなみにマンチーニに関してだけど、フランコさんがまた面白いエピソードを書いてました。そうそう。人生においては勝利よりも、成功よりも大切なことってあるのです。......でもなるべく勝ってくださいミステル・マンチーニ。できればスクデットとビックイヤー、二つ取ってくれると神。

最新の画像もっと見る