さて、クラブライセンス制度に関しては、スタジアム以外にも運営面等の条件が細かく規定されています。
下のリンクから交付規則を読む事ができます。
私は全部は読んでませんけど。
http://www.j-league.or.jp/aboutj/document/2012kiyakukitei/26.pdf
運営会社の組織としての体制や人事について、現状どうなっているのかはよくわかりません。
明らかにアウトなのが施設の問題なわけです。
現在のニンジニアスタジアムを本拠地にしていてはJ1昇格のチャンスはない、という事。
今治にサッカー専用スタジアムを建設するという話は、以前からテレビや新聞で報道されていました。
予定地とされている場所は私の自宅から徒歩で行けるような場所なので、最初にニュースを聞いた時には「これ実現したら俺得すぎるだろ」などと一瞬思ったものです。
しかしですね、クラブの将来を考えたら、やはりメインとなるホームスタジアムは松山に置くべきなんですよね。
まあ松山の方が人口が多いと言ったって、現状あの程度しか動員できてないわけですけども、潜在的な可能性がより高いのは今治より松山かと。
松山市にも県内唯一の中核市だというメンツもあるでしょうから、今治のスタジアム建設という話が良い影響を与えてくれれば、と思います。
一応ホームタウンを愛媛県全域としている以上、仮にホームスタジアムが今治に置かれたとしても、「松山から今治に移転」という言葉が適当なのかどうかは疑問です(まあ今のところ事実上、松山がホームタウンですが)。
個人的な考えですが、次のような展開を期待したいです。
今治市にはJ1規格の専スタを建設するというこの構想を実現してもらって、当面はこれを使用する(建設が決まってもいつ完成するのかはわかりませんが)。
改修後のニンスタがJリーグのOKをもらうのもなかなか難しい感じがしますが、可能なら今治のスタジアムと併用する。
将来的には松山にも専スタができればベストなのは言うまでもありません(もちろん、アクセスの悪くない場所に)。
いずれにしても、J1の試合を開催できるスタジアムが県内に複数あるというのが理想です。
ニンスタが借りられないからと春野まで行って試合をした事がありましたけど、ああいうのもなかなか厳しいので・・・。
最終的に松山での試合がメインになっても、シーズンに何試合かを今治で開催してくれれば今治人としては嬉しいです。
松山以外でも試合を開催すれば、“愛媛県全域がホームタウン”という事にも説得力が出て来ますしね。
ただ、今治市的には今治メインの確約がないとスタジアム建設は有り得ないという考えかもしれません。
しかしそこは今治にはFC今治というクラブもあるわけですし、無駄な事はないでしょう。
文化不毛の地・今治のイメージを変えるきっかけにもなり得ると思います。
以上、県や市の財政状況に関する考察は華麗にスルーした夢想でした。
とにかく、クラブライセンス申請の締め切りまであとひと月半ほどしかありません。
来年のシーズンまでにJ1規格のスタジアムを準備する事はできないという中で、Jリーグ側がどういう判断をするかというところです。
今季の愛媛はここまで良い形で来ていますが、昇格の可能性が消えるとなるとモチベーションが保持しにくいので、審査の結果が非常に気掛かりです。
文化不毛の地???
それはさておき、
今治スタは松山・今治・西条の合わせて約80万人の商圏、そこそこ立地は良いと思います。アクセスも松山からJRだと大西駅まで普通電車で最速49分+シャトルバスで15分ほどでしょうか。JR四国に臨時快速出してもらえればもっと便利になるでしょうね。もちろん理想は駅から徒歩圏内ですが。
早くFC今治にJFLに昇格してもらって年二回くらいエキシビションで愛媛ダービーを開催すれば愛媛FCにもFC今治にも集客効果抜群でしょうね。
はじめまして!
書き込みありがとうございます。
我が今治は文化不毛の地ですよ、情けないですけど。
他と比べてどうかというような意味じゃありませんが、要は今治人の自虐だと解釈して下さい(苦笑)。
おっしゃるとおり、今治のスタジアム建設予定地の立地はそんなに悪くないですね。
車でも、松山からなら317号線で玉川を越えてすぐですし、中国地方からアウェイの方が来る場合はしまなみ海道の今治ICのそばです。
駅から徒歩で行ければベストですけど、やはり愛媛県は車中心の社会なので、駐車場の確保を考えると両立が難しいところですね。
FC今治との対決ができれば話題性もありますし、そういう展開も期待したいです。