お久し振りです。
19日に、37日間の旅を終えて中国南寧市の宿舎に戻って来ました。
冬休みの間は大学の宿舎に住む事ができない決まりだったので、あちこち放浪しておりました。
その間にカタールにてアジアカップの試合を観戦してきました。
予算的な都合上、現地で観たのは準々決勝の日本-カタール戦のみです。
運良く、開催国のカタールとの試合になりました。
残念ながら森脇良太の出場機会はありませんでした。
しかし、日本の青いユニを着たリョータを見られただけでも、カタールまで行った甲斐がありました。
リョータには次のチャンスに向けてクラブでアピールを続けて欲しいです。
さて、今回から数回に分けて、カタールへの旅の様子を初日から報告させていただきます。
旅の間に付けていた旅日記の文章を元に書いていきたいと思います。
私の中国での生活を報告している
別ブログの内容と重複しますが、カタールへの旅はサッカー関係のネタが含まれるので、むしろこっちで書くべきものだろうと。
始めにカタールの基本情報から。
カタールはアラビア半島の東側からペルシャ湾に突き出た半島国家です。
広さは愛媛県のちょうど2倍くらい、人口は愛媛県より少し多い程度。
小さな国ですが、サッカーのワールドカップ2022年大会の開催国となる事が決定しています。
公用語はアラビア語、通貨単位はカタール・リヤル、首都はドーハ、日本との時差はマイナス6時間です。
今回は北京からアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ経由でカタールのドーハに飛びました。
日記は、北京首都国際空港でアブダビ行きのフライトを待っているところから始まります。
1月19日
真夜中の空港は実に静かだ。店もあらかた閉店してしまい、従業員が運転する床掃除の機械が目に入る程度である。
1:30発のエティハド航空機で経由地・アブダビに向け北京を飛び立つ。
6:35アブダビ着。アブダビ国際空港はなかなか凄い空港であった。無料の新聞や雑誌が色々とラックに並べられている。通路の所々にコンピュータが設置してあり、無料でインターネットが利用できる。ただし、日本語は表示できなかった。
ドーハ行きの便に乗り、8:50ドーハ国際空港に到着。雨が降っていた。砂漠の国だから雨はほとんど降らないのかと勝手に思っていたのだが。
入国ゲートの前に銀行があったが、ビザ代はクレジットカードで払えるとの事だったのでスルー。ところが、入国審査を終えてゲートを出てみると空港内に両替所がない。空港のスタッフに、「両替したいのだがどこですれば良いのか」と尋ねるが、「空港内ではできない、でもそこにATMがあるから」、との返答。さしあたって、宿までのタクシー代が要るのでATMでキャッシング。
今日見た限りでは、ドーハの空港はすこぶる簡素な空港である。今、新空港を建設中だという。恐らくそちらはえらく豪華なものになるのに相違ない。
タクシーで、事前に予約してあった宿に向かう。宿にチェックインし、時差呆け調整のため少しだけ眠った後、近場を散歩する。夕食は小さな食堂で鶏モモ焼とライス(小カレー2種類付き)を食べて7リヤル(約157円)。カタールは物価の高い国だと聞いているが、庶民向けの手頃なものもあるとわかった。
カタールでは英語でほぼ問題なくコミュニケーションが取れるようだ。