3月9日・10日と建築士会の研修旅行で、東京ビックサイトで行なわれていた建築建材展を見に、そして東京ガスさまの横浜ショールームにてエネファームについての勉強会に参加するため東京・横浜を訪れました。
建材展ではどのブースも安全や防犯、地球環境にやさしい商品が目立っていました。エネファームとはガスから家庭で使う電気とお湯をつくるシステム。CO2の排出量も従来に比べて年間43%削減できるといわれています。太陽光発電との組合せによるダブル発電も効果的です。また導入にあたり国からの補助も受けられます。
そして一泊したのは浅草のホテル。夕方から周辺を散策し、雷門から時代がタイムスリップしたかのように風情ある街並み、仲見世通りを抜け、浅草寺へと。本堂は昭和33年に建替えていますが、1400年の歴史でしょうか、雄大でどこか空気感が違い、安らぎを与えてくれます。この先、現在に生きている者たちがいなくなっても、そして100年たっても1000年たったても、この場所にはきっと浅草寺はここにあります。そして大勢の参拝者が訪れ、変わらず安らぎを与え続け、おおらかに皆様を迎えてくれることしょう。お寺を訪れるといつもそんなことを考える機会を与えてくれる不思議なスポットです。
東日本大震災からちょうど一年がたちます。時間の経過と共に遠く離れて暮らしているものたちは、過去のことのように思えてしまいがちですが、被災者の方たちはまだ不便で辛い思いをしています。何かできなくても、少なくとも、そのことは、その出来事は忘れてはいけませんね。
以前、築地でとりたてのさかなをにぎりで食べると格別。という話を急に思い出し、思い立って浅草のホテルから早朝、築地に向かいました。小雪が舞い、寒かったでしたが、なるほど最高でした。