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...ヨクノポリス...

おぷちまの愛と読書と物欲の日々。RもしくはX指定

イメチャの記27:余韻、寝物語

2005-04-14 09:07:43 | ―イメチャ・設定
・ラブイメにおける余韻
 絶頂を迎えたあと、ながい余韻と、身体がしびれるえもいわれぬ幸福感に包まれることはよくあるだろう。イメチャにおいてもそれは一緒で、とろけて放心してしまうこともあるとおもう。キーを打ち込めないほど呆けてしまうこともあるが、終わったらその余韻を味わい、十分に後戯なり寝物語をしてからPL会話などに持っていくといい。いきなり「お疲れ様でした」ではなんだか最後の最後で雰囲気を壊されたような気さえしてくるので、そういう業界用語はいったん避け、余韻を十分味わってから相手がPL会話を切り出す意志があるかどうかを慎重にみきわめつつ、二重括弧などをつかって提示してやるべきだと思う。
 イメチャの最中はもちろん、終わった後もあくまでお相手の女性を尊重する。ネットって基本的に男性社会だしな。でも俺のいっている部屋は男性の「人材不足」らしい。集え、雄志たちよ。

・後戯
 男女が交わるイメチャはたいていイくことが目的になるため、絶頂を迎えたら後はエピローグとなる。始まって終わるまでに数時間を要すわけだから、絶頂の後も続けるとなると、時間が気になるし本人同士の会話、いわゆるPL会話でリアルの話なんかを男性から切り出されることが多いだろうから、女性にとっては敬遠しがちなのではないかと思う。なので一見さんどうしではなかなか難しいと思う。両者とも深く満足したならばまた別であろうが。
 ともかく少し後戯をはさんで余韻をたっぷり含ませると、それだけ雰囲気も濃厚になり離れがたくなるだろう。後戯のなかで次の約束をするとか次につながるような描写をするのも絆を深めるような感覚があってよろしい。次回の交流が生まれる可能性だって高くなるってもんだ。

・寝物語
 後戯にくわえて寝物語もかかせない。
 二人が激しく愛し合ったそのあと。身体に触れながら、あるいはそっと抱きながら、その行為を回想したり、愛をささやきあったりというのは大切だ。良かったところ、悪かったところ。なんでもいい。悪い点をあげるなら絶対良い点をあげなければならないだろう(寝物語に悪口いわんだろ、普通)が、ともかくやさしい睦言をかわしあうのは身体の交わりのあと心の慰撫をするためにもぜひ必要なこと。これがもしなにも言葉を交わさなかったら、一瞬でも身体のみの関係を思い起こさせてしまう。それはいかんのだ。

・交わらずとも
 交わった後だけでなく結果交わることをしなかった場合でも、余韻は長く尾を引く。口づけだけして別れたときであるとか、ストーリーの上で抱きしめただけで帰らねばならないときであるとか。切ない雰囲気をかもしたあと、視線や指先、ぬくもり、鼓動、頬の上気など、そういった身体の変化を軸にして、心の動きを語り、いつまでも余韻を味わうことだってできる。

・凌辱イメチャの余韻
 凌辱イメチャの場合の余韻の味わいかたは、上に掲げたような後戯や寝物語ではなく、すこし変則的になるはず。去っていく様子や女がくずれ墜ちてゆく様を見下ろしてフェイドアウトしていくような、視点を引いていく様子を描写すると良いかも知れない。つまり凌辱はまだまだ続くがひとまず筆を置く、というような。

 実生活でも男女の機微においてこうした余韻は大切。男性諸氏はこのあたり余裕と度量をみせると株が上がること請け合・・・わないが経験上価値はあがるとおもっている。

イメチャの記26:愛が成るからアナル

2005-04-13 09:16:10 | ―イメチャ・設定
 あっはっはっはっは ケッサク(ジョージ・マクフライ風)

……朝から躁状態なのではない。前日の夜にいろいろかいているんだ。これはほんとなんだ(サリンジャー風)。

・愛の極み
 とにかくですなぁ、一見さんでアナルをやりたがる男性諸氏のおおいことよ。それは私的にはまるっきり却下だ。
 アナルを使った愛撫、セックスは凌辱を抜かせば基本的には愛の交合において最後辺り、性交を愉しみ、お互いを尊重し合う相互理解のかなり高まった位置に鎮座まします。
 実際気持ちいいかどうか。まずそこが問題。気持ちが入っていて、もうどうにでもして欲しいというくらい彼氏にどっぷり浸かった女性や、男性にいじられるまえにアナルの良さをすでに知った女性くらいか? それにしたって簡単に感じられるものでないことは明白だ。気持ちが入っていないと無理なのだ。だからもし一見さんでしたいと思ったら、より丁寧な対応、女性の好みに服従するくらい居心地よくする工夫など、対応は山積みだ(おべっかをつかえとかこびを売れとかそういうことではないぞ)。

・肛門。
 だが、そんなことよりやりたがる奴は排泄器官なのだってこと忘れてるだろ。綺麗にしたり怪我させないようにしたり、ホントに気を遣うんだからな。俺は面倒がさきにたつよ、ほんと。イメチャが下地だからそのへん四の五の言ってもしょうがないかもしれないが・・。うん、そこがイメチャのよいところ。本人の感情は嫌悪に満ちていても、イメチャの中では汚くはないのだ。BL(ボーイズラブ)になるとその辺が顕著で、下世話な言い方だが「やおい穴」なんていわれるくらい。
 肛門は排泄器官であるから、嫌悪感が先に立つ。となれば感じるどころではない。洗うとかそういう問題でなく、触れられたくもない場所なのだからそこに突っ込みたがるのはひとまずまちゃれ。

・まずは心
 そこがほぐれるほど感じた女性にとっては、新たな被虐心を起こさせる可能性は高い。男に心を委ね、快楽に溺れてもはやなんでも受け入れられるというような状態だ。ここにもっていくのに俺達は苦心するわけで、またそこにいきつく努力もまたたのしい。
 身体的な手続はすぐに思いつく。しかしそんなことよりも精神的な段取りをしっかり男ならとるべきで、女の心をつかみ、翻弄し、虜にするのが先決。急がば回れなのだ。

 中の洗浄やローションでの潤滑など、しなけりゃならないことはたくさんあって、その準備だけでだいぶ時間がかかるのだが、イメチャにおいては目くじらたてずとも良いから楽だよ、ホント。
 でも女性の気持ちをとろけさせ、その穴を開ける鍵を女性から受け取るまでは原則的にタブーなので、いきなり肛虐希望で部屋にはいるなよな。まるでフランス書院の読み過ぎだわい。

 イメチャの話題というより、だんだん男女のセックスはどうあるべきかみたいな話題になってきてしまったなぁ・・。

イメチャの記25:設定にない掛け合い

2005-04-12 09:25:52 | ―イメチャ・設定
・設定のすりあわせ~センセイと生徒を例に~
 イメチャを始めるときに設定のすりあわせはほとんどの場合行われていて、決めた事項については守る。ところがこのうちあわせはどういう行為をしてどういう応答をしてと微に入り、細をうがって規定するものとは違うので、ここからうまく想像を働かせることが必要になる。かつまたそれこそが頭のひねりようであって、面白さを深めている。イメチャはイメージ=想像に遊ぶチャットであるからそれこそが本意になるわけだ。

 例えば先生と女子生徒が恋に落ち、肉体関係を結ぶというイメチャをするとき、打ち合わせ内容にはNGや容姿や部活動、プレイする場所などを大体決定するだろう。どういった関係から始めるか、どういう状況から始めるかなども決めるか。
 NGについてはこれを遵守し、容姿についてはまず描写をし、後で脱ぐなりして着込むなりして変化する。場所は移る場合もあろうし、そのまま終始その決めた場所から動かないこともある。話し合っている最中に相手と自分の設定が固まっていき、想像できるようになる。自分だけがさきにキャラクターの決定をおこなうナリチャとはここが違う。つまり相手の好みも自分の設定に影響してくる可能性があるわけだ。
 このことについてイメチャの領域からナリチャのキャラクターを眺めた場合、それがアニメや小説、マンガのキャラであろうとオリジナルであろうと「既存キャラ」として見ることが可能だ。
 話がそれたのでナリチャとの見比べはこのくらいにしておこう。

・チャット中の設定追加
 二人の間で話し合われる設定とは、「それを守り」「想像の助けにする」ために決める。そうして決められたこと以外は全くの空白だ。この空白はそのままにして、とくに意識しなくてもよいし、レスから漂う雰囲気や行間、展開中のチャットから相手や自分の望む方向を見極めつつ埋めていくこともできる。またチャットをしていれば意識せずとも多少は埋められる。
 埋めることとはすなわち設定外の出来事や物事をチャットの中で表現してしまうことだ。
 たとえば今回の例でもし部活動を決めていなかったとして、センセイが「部活の調子はどうだ?」と聞くとか「ちょっと手を見せてみろ」と、掌にできたまめを優しく撫でてやる描写を投入してしまえば、それが新しい設定になって話がふくらんでいく。
 こういうふくらませかたは結構よろこばれるが、設定を最初に決めたいという人には受けが悪いことがある。あまり断定しすぎる新設定の投入は慎んだほうがいいだろう。例でいえば手を見せてみろ、という描写の後で相手がどうレスしてくるかをきちんと待ってからこまかく設定を投げてやることだ。手を見せてみろ、といきなりテニスがどうこう告げてしまってはよくない。

 くりかえすが、空白はどんなようにも利用できるが、かといってなにも決めていないからなにをしてもよいのではない。雰囲気や相手の態度、自分の望むものと相談して、設定から変化をつけていくのだ。財布には無尽蔵の資金を入れられない。買い物のときはそこに入っている金額と相談、なのだ。自分がクレジットカードを持っていると思っても、利用限度額が存在することをしっかり頭に入れておくべき。
 チャットをし、レスを少しずつ重ねて嗜好を出しストーリーを想像していくのは、初めにおこなわれる設定のすりあわせが軸になるといえる。

 こうして今の進行に過去を追加したりなどの設定を投げることで想像は膨らみ、キャラクターに肉付けができる。はじめから規定するよりあとから差し込むほうが当意即妙の度合いが高いので、思わぬハプニングなど自在なチャットを好む人にはうけると思う。かくいう俺もその手の「バクダン」が好きだ。
 チャットの掛け合いは決めたことをなぞると安定するが、その外にあるものをわざわざ突っ込んでやると、より劇的でチャット自体の面白さをかもしだしてくれるので、がちがちに設定を固めないで遊びをわざともたすと少しはマンネリ化が防げるかと思う。
 そうしてくれぐれも相手の設定や二人のことを決めつけたりしないようにすること。設定は決めつけになるが、それにも度合いがある。その加減によく気をつけておくのがコツだ。

イメチャの記24:SかMか

2005-04-11 09:58:57 | ―イメチャ・設定
・なんちゃってS
 俺は基本的に悪戯とか意地悪が好きだ。そうして女性にいわせると、俺は真性のSだとか。うーん、Sってなんだろう。ボクわかんない(きゅるんッ(爆))

 SMといったって程度が色々あるのだ。人には個性がある。画一的にこうだ! といえる分類は、ない。
女「どんなHするの?」
男「普通のHでちょっと刺激的なのだよ」
 とこう始まった会話の中で、その男は窓を開けたり、電話を掛けさせてその最中に交わるといったことを上げていた。
 どこが普通なのだ? と俺は思った。やってみたいけど。それよりもだなぁ。Sと自称する男が「セックス」「性交」でなく「H(エッチ)」と表現するのはいかがなものかと。
 人によって普通の範囲は違う。きわも違う。その辺を十分理解しない結果「SM」という単語だけが一人歩きして、SMとはつまり痛めつけたり侮辱することだと思いこんでいるなんちゃってSが大量発生しているのが現況である。
 困るんだよ、そういう輩が大量にいるから性癖の説明に苦労するんだ(責任転嫁)。

・とらえる範囲
 普通の範囲が狭い女性はいる。経験のない女性、しかもうぶな女の子にとって、キスでさえSM的な嗜虐的行為になることだってあるだろう。馴れていない、未知の世界だというのは、恐ろしいことだからだ。男性という異性の存在そのものが脅威に思われる方も世の中にはいらっしゃる。
 だからSMを考えるときは、よくよく相手の趣味を聴き込むこと、そうして自分の趣味嗜好を自覚することが絶対必要だ。チャットの中でその辺りのすりあわせをおこなうまえに、そもそも自分の知る範囲をよくよく心得ねばならない。
 女性とプレイしたいがために、相手のいうことに対してコロコロ言動を変えてしまう人もいるが、それはやめておけ。知っているからそれに応答するのではなく、ヤりたいから合わせるよという立場が見え見えである。
「こういう人はホント困るよね・・私が今日は乱暴に脅迫されたいといってるのに、初めはソフトSですっていっておきながら、後から脅すのできますよなんて合わせようとして・・だからその場はいいつくろって、結局落ちちゃった。」
とは俺のイメチャ友人の言。ソフトSですという記号をのたまうまえに、正直にその幅について説明しがたいことをいっておくほうがまだいいと思う。それでもありつけるとは限らない。それでいいのだ。へたに女性を求めて徘徊するようなまねは、これをがっつきという。

・愛情深いからこそ
 一般的なSMという言葉の認知のされかたについて俺なりに思うのは、叩いたりボンデージファッションで固めたりと記号を記号で説明したつもりになっているんじゃないかってことだ。SMと聞いて思い浮かぶイメージが、テレビや雑誌などで紹介されるSMが、そうした表層だけだからだ。だから本当の意味でSMというのが認知されているとはまったく思えない。ただ言葉だけが一人歩きしている。
 ならばムチで叩いたり、手で叩いたり。言葉で羞恥心を煽ったり、咬んだり焦らしたりと、程度や行為の差こそあれ、女性をはずかしめる嗜虐行為によって男性が快楽を得、被虐によって女性も快楽を得ることをSMと仮に説明しておこう。
 こうした行為が成立するには本来よほどの信頼関係、愛情関係がなければできない。そりゃそうだ。見知らぬ間柄でにわかにベッドインできたとして、いきなりひっぱたいたりされて気持ちいいわけがない。そもそもそういうのが快楽であって愛情とは関係ないのであれば別だ。が、絶対的な信頼関係と愛情。彼女を愛するあまり痛めつける行為に走り、またそれを愛と受けとめるのだというのが真の意味でのSMなのだと思う。
 だからイメチャで「SM」をやる場合には、少なくとも全く面識のない間柄という設定は不可能だし、深く愉しむことはできない。スワップや他人に調教させるのをSMのはんちゅうに入れたとしたって、お互いを深く愛し合い信頼しあわなければ交換はできないし、まして他人へ調教をまかせるなどできっこない。
 つまりSMほど愛情が必要なプレイは他にない、といえるのだ。

・SMをしたければ
 結論としてはイメチャのパートナーシップを結んでたくさん遊びあっている二人でなければ、部屋で男どもが求めるようなハードなSMは不可能である。ソフトSなどのお遊びであればすぐにでもできようが、部屋で待っているのはたいていの場合重めの調教を望んでいる男たちだろうから、その辺の愛撫の技術は考慮していない。
 ちなみにこれはイメチャの場合であって、しかも俺の経験にのみ頼っているので、ことなる認識があるに違いない。

イメチャの記23:スキンをつける

2005-04-10 10:02:49 | ―イメチャ・設定
・スキンという伏線
 イメチャの醍醐味のひとつに現実にできないことをするというのがある。普段したことのないプレイや犯罪なども想像のうえであればどんなことだってできるわけだ。
 そして、そうした願望の中でごく当たり前なになっているのが、いわゆる中出しだ。これはほとんどのプレイで行われていると思う。実際中で射すのは快楽の極致なので、俺もご多分に漏れず励行している。
 しかしときおりスキンをつけてしている。プレイ内容と情緒によりけりだが、たまにつけてあげるとかえってよろこばれる場合があるし、「つけないでして」などと新たに刺激的なロールをうむ効果があるので小技、あるいはちょっとした伏線としてお勧めである。なによりプレイヤーの二人にとっては共通の経験だろうから、現実感はきわめて高いのも注目だ。

・お勧めの素材
 俺の場合はゴムの匂いのするスキンをつけてしゃぶらせるのが好きではないので、スキンをつけたらしゃぶらせない。挿入直前につけることにしている。イメチャの中までそんなところに気をつかってもどうかなと思うが、気分の問題なのでしゃぁない。ちなみにポリウレタン製はそういう匂いがなく、しかも薄いのでお勧め。伸縮性が良くないので若干つけにくいものの、薄さは感動的なので使い出がある。サガミオリジナルが俺のお勧めだ。パッケージもよく考えてあるし。

・伏線=想像の幅
 例えば同じ人と同じキャラで繰り返しイメチャをするというパートナーシップが結ばれていた場合、このスキンという奴はとてつもなく臨場感を増す。危険日のプレイであるとか、初体験のプレイで必ず使われる小道具であろうし、それを使わない場合でも想像に幅を持たすことができる。つまりスキンがない場合の外出しよりも、スキンが伏線として登場した場合の外出しのほうがやはり現実味や想像の深みにおいて段違いなのだ。

 小道具をもちいた伏線張りは即答を要するイメチャの中で利用すると、どんなに些細だったとしても納得の度合いが違う。とっさに張ることはなかなか難しいが、話の流れで提示したものを利用して伏線としてでっち上げてもまた良いので、レスにはよくよく注意してかかるといいと思う。

 でも深夜だともうろうとして伏線どころじゃないときあるからな・・云うほど簡単じゃないのだよねぇ。

イメチャの記21:背広のススメ。

2005-04-07 10:57:45 | ―イメチャ・設定
 今日はちと仕事がたてこんでるぜぃ。

 女性も結構男の着るもので興奮する傾向があって、それはおおむねスーツであることが俺の印象では多い。
 俺は毎日スーツを着ているため女性がいうようなセクシーさは感じないが、きちんと仕立てて着こなしている男性のスーツ姿はやはり決まっていて綺麗だと思う。スーツは良いものを一着も持っていないので、そろそろ仕立ててもらわないと、と思ってはいるのだが・・靴とか財布とか、ネクタイの新調に逃げていて未だはたさず。なんでやねん。

 俺のことは捨て置くとして・・

・スーツと小物、その描写
 スーツ一式、Yシャツ(カフス)、ベルト(サスペンダー)、ネクタイ、靴、財布や時計、筆記具、ハンカチ(スカーフ)、香水と、背広姿の男の身につけている物は大体以上である。
 一度に描写してもただ冗長となる。そして相手は覚えていられないので、視線がはしる先々で見えてくるものを描写するのがよい。
 で、視線の止まるところで印象づけていく描写にすれば、自然に相手もしっかり反応をかえしてくれるだろう。カフスなんかはかなりおしゃれな小物だと思う。これにこり始めると永久に買い続けるので俺は持ってない。親父が二組かそこら持っていた気がするな・・。
 それはさておいて、スーツ一式を身につけている男はやはり存在感があって、しかもスマートに見える。着こなしがいいというのはそういうことだろう。スーツを着ることで気持ちも引き締まってくれば非常にいい。くたびれてはダメだ。
 だからくたびれる描写もまた避けるべきだ。これ見よがしにすべての説明を一度にやると読むのにくたびれるし、それだけご立派な物を身につけてすごいね、と「へぇ」で終わってしまう。いかにスマートに見せたくともこってり脂ぎった印象しか与えないのでは、これを着る意味がない。

 ということで、スーツを着たら描写は小出しに、しっかり視線に注目すること。あれもこれもと欲張って視線の追う先をあちこちにまき散らさない。印象づけたい小物をアクセント的に持っておき、欲張らない。スーツに限ったことではないかも知れないな。
 また持ってもいない小物を身につけないこと。描写が薄っぺらくなって背伸びしていることが丸見えである。正直がよろしい。が、話題にださないくらいさりげなく身につけていることを一文入れておくのが無難か。

 スーツに関してはぴょんきちさんの4/5のブログが非常に参考になるので読むべし。
 ただ、175を超える身長の男でないと、英国風の三つボタンスーツはちとにあわん気がしますな・・。って、俺今着てるわ。野暮ったいな、うん。

……いずれにしても男の気骨を示してやると、かえって優雅に見えるもんです。「くすっ」と微笑したりするよりも。

・物を大事にするのココロ
 さてすこしイメチャから離れるが、道具の手入れを俺は大事にしている。物に名前をつけたりも好きでねぇ・・変態ですか、そうですか。
 名前を付けるかどうかは別にしてもだ、道具を大事に使う、大切に道具を選ぶ眼ってのは必要ですよ。テキトー、イイカゲン、とりあえず、がまかりとおるコンビニ世界なこの国で、立ち止まって考えるということが特別な技術になりかけている。長期的な視野をもつことが徐々にできなくなってきている。それだから長く使うことのできる道具を手にする、それを手入れする時間を作るというのもどこか異国風な響きに感じてやいまいか。
 手入れの時間をつくるのはぜいたくな響きかも知れない。実際ぜいたくであって心の余裕だとも思う。でもこれは昔は当たり前だった。手入れしなければ早く朽ちる。早く朽ちればまた新品を「買わねばならない」。決して「買えばいい」じゃぁなかったはず。
 分不相応にすぎる品物を買う必要まではないが、その評価は今の自分に対してのものだから、時が経ち、道具を磨き、道具に磨かれていくことで自分を上げれば不相応が相応になってくるはず。そういう長期的な成長を無視するのは人生ただただもったいないと思う次第でゴザる。

イメチャの記16:男も感じましょう

2005-04-02 10:29:52 | ―イメチャ・設定
表題通り。以上。

・・・といきたいが、なにか少し書かねば・・。要するにイメチャ中、女性に愛撫されたときの気持ちよさを返して上げましょうよ、と言うことである。とくに責め体質な人は責めに夢中になるあまり、彼女からの奉仕で十分な反応を返せないことがあるので(現に俺がそうだった)、せっかく奉仕させているならばきちんと気持ちいい、と言う反応をみせてやる。
 といってもいきなりあえぐとかそう言うことではなくて、肌が上気してくるとか、ペニスがますます硬くなるとかいったように肉体の反応にしたり、攻めのきつい人ならば軽く「許し」てやる、ほめてやる・・・あとわかりやすいのはやはり荒い息が出始めたり、少しずつあえぐことだろう。
 気持ちのいいポイントを責められたときこそ、レスに感性が発揮されるとおもう。控え目だが確実に感じていることをしめしてやるとか、確かな気持ちよさ、それを続けて欲しいと伝えるとか置かれた状況によって様々変わるとは思うが、それまで受けていた愛撫と異なる反応を示すのが当たり前だろうと思う。よりこらえている様子を深めたりもいいし・・

 ともかく、なんらかの反応は必ず返しておくことだ。奉仕させておいて無反応、責めしかしないのであれば奉仕させる意味がそもそもないから。

 奉仕に限らず、愛し合う場で男女が交わす愛撫は、交わしていると言うことがお互い解ると、興奮が一気に高まるだろう。レスは責めを返すだけではない。自分の気持ちよさを載せて返すのもまた、レスポンス(反応)である。その気持ちよさが返るのが挿れて擦ってるときだけだったら、女性はさぞ味気なかろうと思うぞ。

イメチャの記15:パーツ責め

2005-04-01 10:05:25 | ―イメチャ・設定
 彼女を抱くとき、彼氏のあなたはどう進めていくだろうか。抱き合い、キスし、ささやきあい、撫で、そうして薄衣を剥いでいく……彼女の綺麗な身体が少しずつあらわになり、指先がたどるたびに応える甘い声と笑みにまた興奮と愛しさが増して思わず抱きしめ、広いベッドを転がる――。
 イメチャのテーマがいわゆるラブ、愛し合う設定だったとき、上のような流れは自然に思いおこされるだろう。大きな動き小さな動きをまじえて、徐々に甘い時間が進行していくわけである。
 女性の身体を俺たち男はいじり、しゃぶり、翻弄して愉しむ。女はそれを全身にうけて嬌声をあげてくれる。両方が高まっていき、より深い快楽をむさぼって高みに昇る過程はいつでも悦びにあふれている。
 しかし、女性を満足させるのは難しい。気持ちよくはなってくれても、それを突き抜ける快楽がないとイってくれない。それは男も同じか。が、女性のほうが最終的にはより貪欲だとおもっている。

 さて、今回の話はパーツ責めである。話を錬ってもなかなか枕と繋がらないので諦めて話題の転換「さて」を使用してみた。うーん、こういうのを乏しい文章力というのだ。ハハハ。
 あだしことはさておきつ。パーツ責めが好きでイメチャでもよくやるよ、という男性はすごく上手なので女性はそれを目安にしていいと思う(俺の自画自賛ではないぞぅ)。
 パーツ責めとは何かというと、女性のあらゆる「部分」を責めることである。胸やおしりだけではない。俺が思いつくままにそのパーツを上げてみよう。思いついたら加えたいところだ。

 髪、耳、うなじ、唇(上唇、下唇、顎)、首筋、肩口、鎖骨、背中、乳房(乳房の下、乳首、乳輪)、腋の下、手首(掌、手指、指の股)、腰(脇腹、へそ、下腹部)、おしり(おしりの谷間)、太もも(付け根の腱)、股(ショーツとの境目)、足指(指の股)

 顔の辺りでほんの少し削ったが、このくらいかねぇ。そうしてここに上げた全部を責めろとはいわない。余裕、遊びも必要だ。
 この中で俺がパーツ責めといった場合、必ず愛撫するであろう胸、おしり、股は除外される。これらも確かにパーツ責めには違いないが、必ず触るだけにパーツ責めなんて言葉に特化する必要はないのである。

 俺が特に推したい部分は、手だ。
 手というと握るとか甲にキスするとかはよくあるし、なにより愛撫の動力源である。手がないとつまらんだろうなぁ。胸の感触、おしりの感触、中に挿れたときの熱さとぬかるみがわからないんだからね。
 女性の手をどう責めるかといと、一番はずばり舐めだ。舐め上げるのもいいが、たっぷり唾液を貯めておき、口の中の粘膜と一緒にしゃぶってさしあげる。ゆっくり口の中に呑み込み、柔らかく唇を閉じて肌を濡らして唾液にまみれさせてやる。
 唇に当たる感触とともに舌を指先に絡め、指の腹に指紋を確かめつつぬるぬるにかえてやる。ゆっくり首は振り続け、指全体に愛撫を与えて休まない。唾液がたまりにたまったところで、空気を含ませてじゅるじゅるすすりあげる。首を少し素早く振れば、いやらしくしゃぶっていることが彼女にあからさまに伝わっていく。
 指の関節部分のしわを丁寧に舐めてやる。こういうときの指の愛撫は舌先をすぼめるよりも柔らかくした方がいいのかもしれない。そこから深く呑み込んで、今度は指のまたを指ごと舐めやる。水かきの部分は意外といける。雰囲気と愛撫のしつこさで、彼女はくすぐったさから段々と感じていくはず。
 指を口に入れたまま股を舐めるより、口をすぼめたままゆっくり抜き取り、手首を握ってぬるぬると肌が触れるままに舌をまとわりつかせ、舌のうごめきと指の股への愛撫を彼女に見せつけてやるのもいい。舐め回る舌の描写で、性器を舐めるときの愛撫(舌先でクリをつつくときのやり方など)を施してやると、指が想像上の陰核になっていやらしさが増す。とろり、と垂れおちる唾液。手首を握る親指でゆったり脈の付近にやわらかくぬりこめてやる。手首も感じるポイントである。

 そうやってこれ見よがしになめ回す姿を見せつつ、彼女の目を射すくめるのも大事だ。彼女は舐められている自分の姿を間近に見ている。そうしてそれを拒否せず、むしろもっと欲しくなってきているだろう。そんな自分を見られることはこの上もなく恥ずかしいことのはずで、羞恥心を煽るのに視線でも舐めてやるのは実に有効な責めなのだ。
 そこがおそらく見せ場になるので、そこに到るまでに唇をほんの少しすぼめてキスするようにぴったり指にあてがい、ぬめるままに指の先端から根本までを往復するのもいい。指の内側、それも中指に近い方の側面を下唇と上唇にあてがい、唾液のぬめりで行ったり来たりさせてやると、これまでの愛撫から指全体が敏感になってその指を手で包んで擦ってやるだけで結構感じてしまうと思う。
 自分の首を動かさず、彼女に指を出し入れさせるのも素敵だし、指だけでありとあらゆる愛撫ができる。愛撫にいきづまったら少し目先を変えて責めてみてはいかがだろう。

 イメチャに限らず実生活でも使えるから、一度おためしあれ。

イメチャの記12:図書館と羞恥プレイ

2005-03-29 13:24:08 | ―イメチャ・設定
 図書館に行ったことがある、という前提で今日は展開する。

 イメチャの記7:シチュエーション「図書館」で、Azumiさんから露出プレイもいいかもしれないとコメントをいただいた。今回は露出より先に羞恥を突き詰めて考えてみよう。
 図書館は外の音をだいぶ遮断する構造になっているが、子供達の声はかなり大きい上に甲高く、防音してあっても結構抜けてくる。しかも、図書館の周りは学校や公園など彼らの庭ともいえる施設が設置されていることが多いので、敷地内を彼らが走り回ったり、ボールが飛びこみ、それを拾いに来るなんてこともある。
 図書館の外は騒がしい環境になりがちなのである。

 内部に目をもう一度向けてみよう。前回の図書館シチュの掘り起こしで「室内の音の反射」「林立する本棚の隙間」などと表現した。防音がしっかりしていてもそれは窓やドア、外の音であって、室内空間の消音などはあまり考慮されていないことが多い。もちろんそういう図書館もあるだろうがそういう建物は少ない。
 また、「林立する云々」は、本棚が沢山並んでいることをさすと思われた方もいるかも知れない。自分の書きぶりが分かりにくいので申し訳ないのだが、これはそういうことではない。
 本棚は、小説や化学、歴史などジャンルで分類され、また文庫、単行本、雑誌、ムックなど本の型にあった場所にそろって入っている。単行本などの棚をみると、綺麗に揃って上の部分がでこぼことしない。棚の上下は単行本よりも広めに空間を取ってあるため、若干上部分に隙間ができる。すると、その隙間から向こう側が覗けるのだ。
 本棚を挟んだ向こう側を、居並ぶ本と上の棚との隙間から覗く・・・というわけである。もちろん本棚自体も沢山並んでおり、林立という言葉は最も一般的といえるだろう。
 さらに見てみよう。本棚と本の他にはカセットテープやCDなど他メディアの一角や、検索コーナー、児童書ばかりが置かれた場所、トイレなどそなえられているが、それより他に重要なのは「読む場所、椅子がある」ことである。
 窓際や本棚の横、広めのスペースに置かれた長椅子、ソファ、しきりを付けた書き物机が並べてられていたりするわけだ。

 こうしてみると、図書館は意外と死角が存在しにくいことが分かる。本棚の最奥にいっても誰かが隅のソファで本を読んでいるかも知れない。誰もきそうにない工学書の棚付近に、不意に大学生が資料を求めて現れるかも知れない。ここなら平気だろうと思っていると、いきなり子供が追いかけっこをして窓の外に立ち現れるかも知れない。

 息づかいを殺すのはもちろんであるが、実は四方八方に目があることを常に意識させられるのが図書館なのだ。もちろん人々は本に夢中になっているだろうが、音は意外に耳障りであって、「んッ……」と口を閉じたまま声を上げても敏感に察知してしまう。目の端になにかごそごそやっているのが踊れば、それは当然そちらに視線を向けるよすがとなるやも知れない。
 つまり、ここで女の肉体をいじくるということは、公共施設であるという安直な説明に加えて、必然的に羞恥プレイになる要素だらけなのだ。本棚の向こうから本の隙間をとおして交わる姿を見るなんというのは、まるで屋根裏の散歩者のようでいいではないか。もちろんプレイしている二人からそのようなト書きが出てもおかしくない。

(女の胸をわしづかみにすると、Tシャツの柔らかさはいとも簡単に指が食い込む豊満な乳房の形をくっきりと浮かび上がらせる。向こう側から本と棚の隙間を覗けば、ゆっくり輪を描いて揉み込まれる右胸と、からまる二人の肉体、二の腕周りがくねりながらうごめくのがうかがえるだろう・・)

 上のような例でご勘弁を。拙い例は見ると目が腐るぞ。

 覗くとかこらえるとかというのは羞恥プレイの基本だが、わりと羞恥=露出のように安直に考えがちになってしまう。が、そうではない。羞恥は何も大股を開かされたり、廊下で全裸になるだけで煽られるわけではない。
 耳に流し込まれる卑猥な言葉。
 体内からでるぬめりの音を聴かされること。
 じっと見られて視線で身体をなめ回されること。
 自分らの淫らな行為と、周囲に広がる日常生活との落差を感じること(とその背徳感)。
 誰かが来てしまうかも知れない、そうしてその姿を全て見てしまうかも知れないという直接的な羞恥。
などなど色々あるわけだ。俺は上のようなものを感じるのだが、他にあるよという人はぜひ教えてけろ。

 これらをふまえて図書館でプレイすると、声をこらえる、見つからないようにする、こんな場所でやる背徳とそんな自分の淫らさを強烈に意識させられる、だがそれでも愉しむというのが様々な視点から描けるのだ。

 結果的にト書きの量が増える。声をこらえなければならないから、セリフは通常よりも控えめになるはずだ。もちろん耳に流し込んでささやいてやるのは大切だが、男よ、密着を解いて無言のままに責めることを差し挟んでみて欲しい。絶対イイから・・って、もうやってるよな、うん。
 また、こういう状況では、ポイントを掴んで擬音を投入すべし。擬音が嫌いな人も多かろうが、この状況では音のひとつひとつが非常に刺激になる。入れて無造作にかき混ぜるだけでなく、より小さな音として表現してやると良い。もっといえば、音量は女性のイメージに任せてしまう。この、イメージを説明し尽くさないというのは結構忘れがちなので、ログを投げた後は、レスが返ってくるまでにそれに注意を払ってみるといい。お互いが想像しあえば一体感はより深まる。

 このまま書いているとどんどん収拾がつかなくなるな。この辺で一旦締めるか。すこしでも役に立ったら幸いである(その前にもう少し文章量減らさないと・・)

承前 イメチャの記7:シチュエーション「図書館」

2005-03-24 12:21:20 | ―イメチャ・設定
 このブログも読み返すとほぼ全部イメチャに関する話題になってきてしまっているので、これに絡めてその話をすると、この図書館はイメチャに向いているとおもう。
 学校の図書館でも公立の図書館でもいい。なぜか図書館は音がよく反射する。古い建物だからだろうか? だから声がよく響いてしまうので、声を潜めつつ女性をいじるにはもってこいなのである。
 声をこらえさせながら、くぐもった息づかいや衣擦れの音がどうしても漏れ聞こえてしまうという羞恥をあおるシチュエーション。林立する本棚の隙間から男女が密着しているのが覗ける淫靡な観察用の隙間。服を着たまま性器だけを密着させる日常と非日常のあわいなど、想像するだけで楽しい。
 図書館で痴漢プレイはなかなか楽しいものなので、一度挑戦するといい。電車よりもありきたりさがないので、イメージも新鮮だしね。

 イメチャという単語でブログを種々探していたら、興味深い記事を見つけたので載せてみる。ここのブログはイメチャばかりではないのだが、色々なことに興味がおありのようで実に様々なことを書かれている。トレーサビリティの問題については俺も自分のサイトの掲示板に書いたことがあるなぁ。IDタグを使用するのに苦心して使い方を発見したという感じで、そこに消費者への配慮はまるで感じなかったよ。

玉響の独話:「大声で叫べ!」と言う図書館
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※このログ書いて上で紹介しているログを参照したあと他のログを読み進めていったら、このブログからpingを打ったらまずいかな・・と思われる記事を見つけた。俺も被害を受けた経験あるんだよなぁ・・と思いつつも、一応このpingはそのまま打っておこう。