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...ヨクノポリス...

おぷちまの愛と読書と物欲の日々。RもしくはX指定

イメチャの記57:下着に凝る

2005-05-26 09:11:44 | ―イメチャ・設定
 リアルでもそうだが・・・女性には下着に凝ってもらいたい。もちろん上着に凝るのは悪くないし、ときめきの表現としても服に凝るのは良いことだし、目に見えるわけだ。しかし下着に凝る、というのはなかなか注目されにくい気がする。
 インターネット通販などでも下着は買えるようになり、輸入品などがすぐ手に入るようになった。輸入品の欠点はサイズが大きいこと、自分の体系、寸法を知らないと買ってみて合わない、という事態が生じうることだが、そういうのを度外視しても、俺はそういう女を妖艶に、美しく見せるものを身につけて欲しい、と思っている。もちろんサイズが全然合ってないのに着てもかっこいいわけはないが。
 イメチャの中の表現でも事細かにどの部分がどうとか描写することはない。見てもらいたいところや形、種類、強調したい部分を織り交ぜればそれでいい。昨日の話題のように、セリフの中に特徴を含めてやれば、すっきりと分かりやすい下着の見せ方にもなる。またセリフの中に見せたい部分を含めることで、より強調されるはずだ。
 おしりフェチの俺はTバックが好きだ(笑)が、フルバック(おしり全体をカバーするタイプ)も嫌いではない。ものによりけりではあるが・・。下着は脱がせるものと思っていると、この辺に目が向かないことがある。デザインに関して話題がやりとりされると女性も喜ぶ・・と思う。

 下着は普通目にしないものだから、いざそういうことになったとき、どんな下着を見せてくれるのかと俺なんかはわくわくするし、どんなものでも相手の言葉に想像力を傾けて、肌に直接つけているその布について描写をたくましくしたいと思っている。
 それがどこまでできているかはわからないが、女性の下着の淫靡さ、美しさはやはり男にはない。こうした素晴らしいパーツに気を遣ってくれることに感謝したいし、また積極的にこちらからも訴えかけ、描写したいものだ。
 また布地の少ない下着など、羞恥をあおることもできる下着を、女性が言い出さないうちにこちらから描写してはかせてしまうことも、少々強引だが可能だ。

 おしゃれとして、雰囲気を濃厚にする道具のひとつとして、下着に凝るのは結構大切だと思う。

イメチャの記47:作中作は可能か

2005-05-12 09:44:41 | ―イメチャ・設定
 おはようございます、おぷちまでございます。今回は小説で良く見る手法「作中作」について。

 作中作とは、何らかの作品の中で展開する「作品」である。ある小説の中の登場人物の一人が作家だとして、彼の書いた作品Aが小説の中で展開されたら、Aは作中作となる。こういう構造は読者に複雑な構成を提供するが、それゆえ面白さもますものとなる。イメチャは既に作中作である。なぜなら、プレイヤー(PL)という、ハンドルを持った画面上の俺が、キャラクター(PC)という俺になって進めるものだからだ。画面上にはモニタの向こうの人物「俺が」インターネット上のPL(俺)となって、PCを操作するすがたが映し出され、この構造は作中作と同じである。
 イメチャ中に作中作は可能か? というのを、俺の知り合いの女の子に聞かれた。即座に「無理」といってしまった。ハハハ。いつもの通り間違ってたらどうするとか先のことは考えていない。

 さて、イメチャでPCが「芝居」をしたり「小説」を展開するのは、PCがさらに作品としてPCを出現させるという入れ子状態がまた作られることになる。
すなわち、
1・キーを打つ本人 → 2・[作品] 画面上のPL → 3・[作中作] PLの演じるPC
から
1・キーを打つ本人 → 2・[作品] 画面上のPL → 3・[作中作] PLの演じるPC → 4・[さらなる作中作] PCが展開させる作中のPC
 となる。3と4とは区別が非常につけにくい。PCが作中PCを演じる。これはなかなか難しい。というか非常に煩雑だ。PCが演じるPC、というややこしい構造をどうやって分かりやすく提示するのか、に腐心することになり、レスの時間にかなりとられてしまう上、結構徒労の感が大きい気がする。たとえばチャH風にPCがオナニーをしながらイメチャをしている、なんという状況を想定したとき、普通の描写はオナニー描写、その中のPCは例えばカギ括弧を使って作中PCのセリフを表すなどすれば、一応お湯と水くらいにはなるはずだ。

(俺は右手をしっかりペニスに包み込ませ、エラに指がしっかり引っかかるよう丹念に亀頭をしごきつつ「僕のモノを入れてあげるから、膝を開くんだ」とキーを打ち込んで)

……例が良くないなぁ。
 一度誰かこういう実験につきあってくれないものでしょうか(爆)

 多分4をファンタジーとかにするとよりはっきり色が分かれるからいいのだろうなぁ、と推測。でもこれ、そもそもややこしいからプレイとしてお勧めできないよな。

イメチャの記45:道具を使う 後編

2005-05-10 08:47:20 | ―イメチャ・設定
 さて、後編である。

3 バイブ
 使ったことのない女性はだんだん少なくなってきていると思うが、基本的には使用経験がないものとして扱った方が無難という気はする。使ったことのない人に対してバイブで攻めてあげよう、といったとして・・はたしてそれを生々しく感じてくれる女性が多いかどうか・・。道具による被虐が想像をかき立て、それでぐっと来る人であればよい。
 悩むのは止めにしよう。とにかく使ったときはペニスと差別化を図らなきゃいかん。入れて出し入れするだけではなんの違いもないからだ。
 バイブの種類はおおざっぱにいって、クリバイブがついていて一緒にクリもつつける製品や、凹凸の激しいパールバイブ、とにかく太いとか長いとかいう形状の差の激しさ、それからアナルバイブなどもある。
 振動やうねり、つまり動きの描写による差別化と、中に挿入した状態でフェラさせるという責め、アナルも含めての同時責め、ペニスと違って激しく出し入れしても全く問題ない快楽装置としての役割。持続性があること。これが生のペニスとの一番大きな差だ。滅多に使わないので他にあまり思いつかん。

 ローターやアナルビーズといった他の小道具は適宜使用すればいいのではないかと思う。ローターのほうが経験されている人は多いかも知れない。

 イメチャと関係なくなるが、ぜひともお勧めしたい道具があるので書いてみる。
4 ローション
 実生活で一度でいい、使ってみろという道具はローションをおいてほかにない。この道具はとにかくエロい。手に取ったり少な目の湯にふくませてトロトロにして、彼女にかける。そうして肌をなでてやるのだ。それだけで掌が性感帯になったように気持ちいい。しかも彼女もぬるぬるとはい回る掌に性感がいっきに持ち上げられ、快楽にとろけることだろう。全身に塗って抱き合い、身じろいでこすりあうのもまた良い。ともかくえもいわれぬ快感がおそうので、ぜひともこれはお勧めしておきたい。

 ここまで書いて振り返ると、やはり実体験がないと使いにくいことが改めて分かる。バイブの項などは本当に使い方に幅がなく、いかにも未熟な使い方だなと思わざるをえない。実際に使い慣れてからイメチャの中で自在に、それこそ手足のように使ってみたいものだ。

イメチャの記44:道具を使う 前編

2005-05-09 09:01:16 | ―イメチャ・設定
 ネタが本格的になくなってしまい、極めてやばいのである。うーん。書きためたのはあるけどテキストファイルに早く落とさないと体力切れで死んでしまう。

 さて、気を取り直して・・。

 セックスの時に道具を使うのはもはや一般的だといっていいとおもう。グッズの店はネット上に無数にあって利用しやすく、道具そのものも多様化して使いやすくなったりして確実に洗練されてきていると思う。スキンもコンビニで買えるし。今日はこの道具についてかたる。

・無機物の前に自分の身体
 俺はほとんど道具を使わない。自分の身体で感じてもらうことを旨としているだけでなく、道具を使うヒマがない。
 また、いかにして道具を使わずにすますかを考えてしまうことも結構多い。両腕を頭の上で縛るのはいとも簡単にできるが、手首を合わせたそのかたちで縛りはせず、俺の指を一本だけあてて「手首を解くなよ」と命令したままするとか、自分で足首を掴ませ、きつい態勢のまま焦らしつつ挿入するとか、とにかく言葉と身体のみでなんとかしようとあがくわけだ。
 そうやって単純に道具を使用する嗜虐よりも精神的に責め立てるほうが好きなので、追いつめる意味でもうえのように簡単にほどけそうなものを一言の命令で拘束するといった方に向かってしまう。
 自己分析すれば、肉体よりも精神により影響を及ぼしたいSといえる。

 道具を使わず、しかし道具に変わる手段を考えて遊んでいるので、こんな時道具が欲しいというポイントも見えてくる。具体的に俺が欲しい、あるいは一般的と思われる道具をあげて、イメチャにおける使い方などを模索してみよう。

・何が欲しいか
1 両手足を拘束したいとき
 これはさすがに一人じゃ無理なので、縄や手錠などの拘束具がどうしても必要になる。俺は手足の拘束は馬乗りになって手首を押さえつけるというのしかやったことがないので、これ以上述べることはできない。が、全く身動きできない描写というのは案外つまらないと思うのだが、いかがだろうか。女性が逃げようとする描写をし、男はがっちり食い込んで動かない縄の描写をする。
 抵抗を全くさせない描写はかえって「確定」などといわれて敬遠されるように思う。わずかに動くのだが、それでも足首に繋がれた枷ははずれない、というほうが無力感が増してまだましではないか。そんな風に思う。

2 身体を縛り付けたいとき
 俺はこういうとき腕ごと強く抱きしめて身動きできなくし、その間に舌を使って汚す。亀甲縛りなどの実体験がないのでイメチャでも使っていない。縄を何重にも巻いて縛り付けることはしたことがないなぁ。その前に平手で張り飛ばして戦意喪失、のほうが俺は好きだ(あいかわらずあぶねーなー)。
 しかし、身体の身動きをさせないまま快楽責めにしたいときは、上の手足の拘束と同じように縄や手錠を利用して、後ろ手に拘束するなど分かりやすく大胆な表現をしてやり、嗜虐度を高め想像のしやすさを助けると良いとおもう。いとも簡単に縛り上げてはダメだ。縄どうしがこすれくいこむ音や抵抗する身体に結びつけるその難しさを多少なりと表現してやらないと記号になってしまう。

 後編に続く

イメチャの記42:抜いて入れ直す

2005-05-05 22:15:29 | ―イメチャ・設定
 更新が遅くなってしまった・・申し訳ない。遅刻だ遅刻だ(ウサギ風)いやそれより、毎日更新はもう辞めた方が・・。

・体位とマンネリ
 セックスのとき大きな関心がよせられるなかに、交合にいたった際の体位のとりかたがある。経験がある体位は使いやすく、また心地よさも知っているわけで豊かな表現が可能だ。
 したことのない体位であってもなんらかのかたちで目にすることもあるだろう。これについては足や腕の位置取りについてわかっても、どのくらいの気持ちよさなのかの表現が難しい。まさにイメチャ中の相手への入れ込みよう、脳内麻薬の分泌具合によってかわるのではないだろうか。
 つがい慣れている体位は実生活での体験によって少々マンネリ化しやすい傾向があるとおもう。交わり自体が行き詰まることはないだろうが、初めに遊んだときの快楽よりもだいぶ目減りしてしまう可能性もないとはいえない。

・体位の組みあわせ――連続性の重視
 単一の体位のみを一生懸命つづけるのは難しい。イメチャ内で一度は体位を変えたほうが新鮮味がくわわり、また表現も多様化していいと思う。入れてすぐイくほど雰囲気を高めあえたらすばらしいが、さすがにいつもそうなるとは限らない。
 実生活では体位を変更するときは身体の位置取りなどにおいて、つながったまま変えられる、いわば連続性がほしいところだ。そのほうが集中力がとぎれず、少ない時間で次の体位に移れるからだ。
 たとえば正常位から起きあがって座位、そこから男が寝て騎乗位、女性上位、転がって側位と連続して体位を変えられる。全部する必要はもちろんない。後側位から伏臥位、後背位、またその逆、二つくらいの体位が合わされば時間的にも丁度いいかもしれない。
 座位から屈曲位が俺は好きだな。なんでも好きだけど(爆)
 いずれにしてもいろどり豊かに遊ぶのはたしなみといっても過言ではない。

・抜いて入れ直す
 後背位から正常位になりたいときもあるだろう。こういうとき現実世界では抜かずに変えるといやらしさが増すものだ。女のひだが軽くねじれてペニスを締める。そこからぐじゅぐじゅとかき混ぜれば、えもいわれぬ淫靡さがかもしだされて性欲はイヤでも高まるだろう。抜けてしまえば仕方がないところだが、抜いて入れ直すと醒めるという人は多い。
 イメチャの場合抜かずに入れ直すのはいとも簡単だ。例によって一言で変えられるし、描写を濃くしても結局抜かずにできる。これは中出し同様「約束」のようなもんだろう。たいていの場合、交合したまま体位を変え絶頂にもっていくわけだ。

 しかしここで抜いても問題ない、とあえていってみたい。ロール上どういう反応が返るか分からないが、実体験での身体的な快楽と違い、抜いて体位を変えても「プレイヤーのイメチャへの没頭具合」にはさほど影響がない。それよりむしろもっと欲しいという気持ちが先に立ち、「はやくぅ……」なんて愛らしい声が聞こえてくるほうが大きいかもしれない。
 俺は体位を変えるさい、仕切り直して絶頂へむかうメリハリをつけるために抜いて入れ直しをすることがあるが、それによってがくんと二人ともレスの温度が冷たくなったことはないので(当然状況をよくみて提示している)、経験上そんな風に意見を述べてみたい。それよりレスが遅くなりすぎて没頭に支障をきたすほうが、イメチャでは醒めやすいと思う。
 
・ひとつの体位の変形
 後背位や正常位とひとことで片づけられないほど、体勢はいろいろにとれる。
 たとえばバックを例に取ると、女が腕と膝をたて、男は後ろから膝立ちでするほかに、背中に覆い被さったり、そのまま口づけを交わしたり、枕にうつぶせ膝だけを立てておしりを突き出させたり、二の腕を掴んで引っ張り、背中を反らせて犯したり……ひとつの体位でもさまざまな変形があって、たくさんの体位を組み合わせる横の広がりとともに、こうして一個の体位を深く縦へとさぐっていくこともまた愉しく、必要だとおもう。

 新しい体位は物珍しく新鮮だから使い勝手はそのときだけはよい。が、しっかり体勢や心地よさを活写して想像をいたく刺激するには基本的な体位でも十分可能だ。もし知らない体位をとるのなら、自分だけがわかっていて相手に伝わっていない状態に陥らないように気をつけなくてはならない。

イメチャの記38:蒲団

2005-04-29 11:51:16 | ―イメチャ・設定
または脳で感じること。これっぽっちも田山花袋ではない。その手の検索をされたかた、大変申し訳ないが・・。

・頭で感じる
 イメチャの醍醐味といって真っ先に思いつくのはこれなんじゃないかと。
 身体がイくのとは違う――勃起はするけど射精はしていない、愛液は溢れてもオーガズムに達していない――この脳が直接舐められるような快感、もうろうとした心地よさは、文字や音ならではなんではないかとおもっている。俺は気持ちよくなってしまえば正直触るわけだが(笑)、同時にこのように妄想、想像でとろけまくっている状態に支配されている。

 実際いじってイって欲しい気持ちは分からんでもないが、そういうのは自分の力量ではそこまでできないとまずは諦めた方がいい。そもそも一見さんではよほどのことがないと無理だ。そうして「今触ってる?」「リアルでイった?」などとは絶対聴かないこと。野暮もここまで来ると下品だ。
 冷静になって見方を変えれば身体の反応として現れなくても、快楽は脳みそが感じているといえるのだから、想像で女性にイってもらえたらそれはすごいことなんでは。もう一つ踏み込めば、そういう頭の中の快楽という成功を積み重ねて肉体的な快楽を導くべきではないか、とおもう。

・イメチャの蒲団理論
 なにしろ言葉だけではプレイヤー間に感情的な深みがでない。そこに相手への思い、信頼感という深く暖かい中身が言葉の下に引かれるのだ。設定が地面、言葉のやりとりは掛け蒲団、相手への信頼が敷き蒲団というわけだ。
 地面に直接寝るのは暖かくならない。むしろ下が地面で安心だ、くらいのものでしかない。その設定がお互いにとってよいものであるか、しっくりくるかどうかでコンクリになったり畳やカーペット敷きになったりする。
 そこに言葉がいいかんじでやりとりされれば蒲団やタオルケットにくるまるようにまぁまぁ暖かいわけだ。しかしまだまだ寝心地がいいわけではない。さらに相手への信頼感がくわわって初めて寝心地のいい場所になるのだ。

 もちろん設定と言葉のやりとりで信頼感が生まれ、結果非常にいい時間を過ごせることもあるが、それは敷き蒲団、掛け蒲団を二人で敷きあったという一体感であって実はまだ完璧ではなく、その人と続けたければもっときちんとした蒲団を準備せねばならないが、それは一朝一夕ではだめだ。
 いい物を買うには時間をかけて買う金を貯めなければならない。

・縦に掘り下げる
 俺はある人と縦に掘り下げるイメチャをしている。出会いからずっとこのかたいろいろな状況を設定して、じゃあ今日はこういう日の出来事にしてみようかとか雑談し、あるいはあらかじめ手紙をやりとりして下地を作っておいてそれを演じて二人の人物の生活を描いているわけだ。
 遊んでいる本人同士は素性をまったくしらないが、それでもだんだんと信頼関係もつくれてきた。言葉の力の強さを感じるところだ。こういうイメチャのやりかたは下手するとすぐ飽きてしまうが、お互いの努力によって結構ながくつづく。
 俺は二人で築いてきたことを全て総動員して、手を変え、品をかえ、ときにわざと繰り返してなるべく言葉が水面(ログの中)で乱反射するようにしている。だがこれはお互い頑張っているからであって、どちらか一方が気張ったから実現できるわけではない。
 適度に日数を開けて長く同じ人と同じキャラでイメチャすると、言葉の深み、相手への信頼感が実感できると思う。毎日はさすがに設定の温存、時間の余裕からいって苦しい。

 ただしこの遊び方はプレイヤー同士に恋愛感情が起こる可能性もあるので、そういう気持ちが煩わしくなるひとはPL会話を徹底的に省くことで回避のよすがとなる。一度おためしあれ。

イメチャの記35:陵辱というジャンル

2005-04-26 09:38:13 | ―イメチャ・設定
 レイプイメチャの話題より、コチラがさきだったのだが・・。

・陵辱を規定する
 このブログでのイメチャはエロがほとんどの場合含まれる。よってこのブログでいうイメチャにおける陵辱とは、犯すことを必ず含む暴行をいうと規定してみよう。殴る蹴るの暴力のみであれば陵辱とは呼ばないこととする。辞書にある言葉を変形しているわけだが、いずれにしろ大変適用範囲のひろい言葉だ。
 陵辱のたぐいは男女とも結構はまるジャンルじゃないかとおもう。だが、これほど失敗しやすくすりあわせの必要なものもないと感じる。がっつき野郎、多窓男、擬音ぼうやが多いことは確かだが、それは他のジャンルでも見られる光景だから真の答えにはならない。

・陵辱の魅力とイメチャとの矛盾
 そもそもこの陵辱というやつぁ妙な魅力がある。
 女を組み敷き自分の自由になる玩具にできること、いいようにもてあそべること、俺のモノにできることというのはそれだけで抗いがたい魅力がある。誰しも心の奥底にもつ獣性をおもいきりぶつけたいと思っているはずだ。
 その魅力と欲望の本流におしながされて自分の欲求のみを実現した結果、相手を省みることがなくイメチャが失敗することもよくあると思う。それではいけないのだが、これは仕方のないことだ、ともいえる。なぜか。
 陵辱は本質的に自分の欲求を一方的に相手に押しつける行為。一方イメチャは相手を思いやり、相手の反応をみて自分が反応し、それが積み重なってできあがるものだからだ。
 このことから、陵辱とイメチャは初めから相反するとわかる。それでイメチャのログにも現れ「レスのやりとり」でなくなってしまう可能性が高くなり、ひいては失敗につながる。

 でも、確実に陵辱イメチャは存在し、うまく遊んでいる人たちは多い。かくいう俺も愉しんでいる。イメチャと陵辱という矛盾した要素をうまく処理するには。

・意思の疎通(レスの応酬)と打ちあわせ
 そもそもイメチャは意思の疎通、コミュニケーションの産物であって、そこにエゴを加味した相互協力のできごとだ。呼びかけに応え、言葉を打って響かせる。お互いの想像としてのト書きを含んだ会話のやりとりが「イメージチャット」、すなわちイメチャなのだ。このときの少々のエゴは、二人の想像をふくらませるいいスパイスになっている。決して前面にはおしだされていない。俺の頼みをひとつ聞いてくれ、というひかえめな主張が相手を聞く気にさせ、かつ想像力を広げるやさしい加減なのだ。
 だからそれを大前提にして陵辱を考えるべきだ。「やられたいんだろ」ときめつけ、相手のレスを全部否定していきなりヤるようではイメチャではなくリアルの陵辱になる。それは誰も受け付けない。反応に反応を返す部分だけは変えてはならないのだ。

 打ちあわせなしはありうる。NGなどについてあらかじめ規定された、入室と同時に世界に入りこめるチャットルームだ。またレスの受け渡しのなかでNGについて察知する、さりげなく提示するなどやりようによって打ちあわせなくなめらかにチャットが進行するのはよくあることだが、これはしっかり意思の疎通を図れているから打ち合わせしていないようにみえるだけだ。意思の疎通が必要ないのはホンモノの陵辱だ。イメチャにおいては意思の疎通をより深めなければならない。
 
・欲望を抑えるのではなく
 意思の疎通を深めつつ欲望にはしるのは十分可能だ。相手のレスを無視した欲望をぶつけまくるのだけはイメチャにおいて厳に慎まなければならない。つまり、欲望を抑えるのではなく、自分の欲に飲まれた独りよがりを抑えるのだ。そこの所をはき違えると、とたんに女性は興を覚まされてしまう。これが繰り返されれば結局陵辱というジャンルに集まる女性が減ってしまい、ジャンルが死んでしまう。それだけは防がねばならない。

 相手の好みをしっかりとらえ、自分の欲望でどう染め上げていくのかを思慮しつつ、女をとことん自分の玩具にするのが陵辱イメチャの醍醐味だと思う。

イメチャの記34:レイプもの

2005-04-25 09:12:26 | ―イメチャ・設定
・レイプは犯罪である
 レイプは犯罪だ。以下の文章はレイプを推奨するものでは決してないことをここに宣言する。

・情況のいろいろ
 レイプイメチャ。プレイする男の願望、閾下に潜む女の情欲が錯綜するいい題材だと思う。陵辱のなかでもレイプは問答無用な犯罪であり、激しく犯すところがいい。
 一口にレイプといっても情況はひとつではない。公園や夜道での待ち伏せ、家宅侵入の内か外かの選択、赤の他人、知人、友人、親類縁者親兄弟という人間関係の選択によって色合いが様々に変わるわけだ。
 赤の他人がいきなり襲いかかるのもいいが、おだやかな人間や近しい人間が本性をあらわし、豹変して襲いかかるのも妙味がある。普段穏やかな面を見ているだけにすごみがでるというか・・。
 
・意思の疎通
 レイプは、男が問答無用で女に襲いかかるというのが主な展開だが、これをやるには逆に意思の疎通をしっかりおこない相互協力を密にして遊ぶのが大前提だ。矛盾しているようだがこれは間違いない。イメチャなのだから、レスのやりとりまで自分の欲望に染めて相手を無視するのは、男のプレイヤーだけが愉しく、女性のプレイヤーはただただ呆れるばかりだからだ。
 これはイメチャ全般にいえることで、とくに陵辱関連のプレイではよりはっきりと自覚する必要がある。欲望に染まったイメチャをするのと欲望に駆られたまま自分の打ち込みだけに専念するのとはよほど違うのだ。

・問答無用にも気を配る
 また、レイプは男が圧倒的に強いのはいうまでもないことだ。抵抗する女を腕力で封じ込めるのは男にとってたやすい(例外もあるかな)。だからこそイメチャのうえでは封じ込めに対しても気を配るのがいいと思う。
 どういうことかというと、状況にもよるが女の逃げる余地をすこし用意しておくことだ。女性が逃げようとして暴れるのを、「腕を縛って動けなくする」とか「押し倒す」といってなんだか一言ですべてをがんじがらめにして、いとも簡単に女の動きを封じてしまうレスが見受けられることに俺は異を唱えたいのである。恐怖感やねじ伏せられる痛みがまるで感じられない。問答無用といいつつも、それを本当に感じるように手配りするのはイメチャのイメージ部分であり大切なのだから、暴れ回る女に対して恐怖・無力をつよく感じさせるように、言葉を尽くすのがぜひ必要だとおもう。
 それによって展開がゆっくりになったり冗長になってしまうとあまりよくないが、一言で片づけると逆に静的に過ぎレイプというより実験室のような雰囲気になってしまう。メリハリをしっかりしつつ、ねじ伏せること自体を愉しみたい。

・おぷちまのレイプイメチャ体験談
 ちなみに俺がプレイしたイメチャで印象深いのはファンタジーものだった。小さな村に襲い来る山賊は女をさらい、残りは殺して掠奪の限りを尽くしたという背景で、山賊の長である俺がさらってきた村長の娘を犯そうとするもの。
 当然レイプだが、そのさい彼女の恋人をト書きで出現させてみた。仲間の女達に抱かせて骨抜きにしてから殺すところを目の前で見せ、絶望したところを犯しまくって自分の女にしていく。精神的に徹底的にぶちこわすのが俺は好きだ(あぶねーなー)。

 相手を存分に暴れさせて逃げ場を作ってやり、それをしっかり断ち切って絶望を深めさせる。レイプイメチャは普段のプレイよりはっきり感情や場面展開の山と谷が深いことを意識するとうまくいくはずだ。

 最後にもう一度。レイプは犯罪である。この文章はレイプを推奨するものでは、決してない。イメチャで遊ぶときの指針を示しているのみである。現実世界とゆめ間違えぬよう重ねてお願い申し上げる。

イメチャの記30:外国人を演じる

2005-04-19 09:03:26 | ―イメチャ・設定
-英語圏の人を例として-

・ファンタジー世界の言語
 はなから異国の人物同士でイメチャする場合、通じるという暗黙の了解によって日本語で語りあう。そこに外国語のはいる余地はあまりない。おおくは中世風ファンタジー世界だろうから、言語自体がまるっきり違う世界となれば、言葉は翻訳されていると解することができるため、わざわざ英語などを投入する必要はない。
 とはいえ、ファンタジー世界の中で架空の外国人同士が話をすることはありうる。たとえば本国の姫が遙か遠くの砂漠の国の王子と言葉をかわすといった場面で、王子が本国の慣習やあたりまえにある事物についてしらなかったり言葉自体がなかったりなどして戸惑ったり、アレはなんですかと聞いたりすることは演技上あることだ。こういうときは言葉がないとか知らないという状態を提示すればよい。
 そういう文化の違うものどうしの会話のなかでも、英語など別の言葉をわざわざ打ち込んで使うというのはなかなかないだろう。またそこまでする必要もあまりないのだ。

・現実世界の言語
 バーやレストラン、外国旅行のときなど外国人と接する機会があると思うが、そういった舞台を設定してイメチャをするときはファンタジー世界の約束は通用しないと思う。明らかに日本人とそれ以外(だいたい欧米人)の国の人と交流するという設定は明白なので、台詞回しや態度などで差別化しないと異国どうしという設定自体がまったく活きなくなってしまうからだ。
 ただし旅行先の言語をよく習得しているという設定で十分だとお互いの了解があればなんら問題はない。
 より臨場感を増したい場合、現実世界が舞台になったイメチャでは、言語の違いや態度のちがいも考慮してより差別化の度合いを高める必要があるとおもう。

・日本人側の描写
 自分が日本人で相手が外国人である場合、またその逆の場合。いずれの場合も二人が外国人同士であることが明確にわかるような描写を心がける必要があるが、多くの場合日本人側はわざわざ強調する描写はしないはずだ。相手も自分も遊ぶ本人は日本人なのだから、改めて描写で表現する必要はないのだ。
 だが、やっぱり外国人の前にいるのだから、相応の描写はするとよい。白人にしろ黒人にしろ、日本人とは肌や髪の色が違っているので、その対比をしっかり描出してやればそれだけ差がよく見渡せるからだ。それに外国人を演じる側の描写負担をおなじように背負うというのもフェアではないだろうか。
 日本人を演ずる側は「わざわざ」ではあるが自分の容姿について髪の色などきちんと描写してやるとよい。

・外国人側の描写・言葉
 一方、お互い日本人だけに、外国人を演じる側は描写がけっこう煩雑だ。容姿や言葉づかいなど考慮すべきことはおおい。設定によって流暢に日本語を話せるとしてもよいが、それだと味気ないと思われることもままあるだろうから、なめらかすぎる日本語を少しくずすなど工夫が必要になってくる。
 情景描写や心理描写などは日本語を丁寧につかうしかない。ここまでカタカナを利用したりしてはまったくテンポがよくないし、読みにくいので普通に打ち込む。
 台詞回しは漢字をなるべく抑える方がよい。熟語もできればへらす。ひらがなとカタカナをふやしてやる。またはセリフはカタカナで全部表現してしまうのも強引だが有効だ。また喃語(あー、とかえーとか)をンー、とかアーといったようにカタカナにするだけでもセリフの雰囲気はだせそうだ。

 あと有効なのは半角英数で英語をまぜることだ。つまり英語の発音はしっかりしているので、アルファベットで表記してしまうわけだ(全角英数だとなんだか見栄えがよくないと思うのは俺だけであろうか)。
 日本語に堪能ではないことを、文章上表現するための方策が以上のようなものとなる。他にもあるかもしれない。

・外国人側の描写・情景
 容姿などの描写はとにかくくどくていいとおもう。身振り手振りが大きく、しかも会話の時にそれらが頻繁におこなわれる外国人となれば、容姿や表情の変化の描写もまた大きくだしていいわけで、そうなると髪・目・肌の色など相手がみるであろう場所をとくに描写しつづけるのは印象を深めるのにいい手段だと思う。
 それによって相手は外国人であるということを常に意識させておけるので、イメチャの時の雰囲気も保てると思う。

 外国人を演じるのはなかなか大変だが、演じる本人がメリハリをだそうと愉しみながらチャットすれば、きっとうまくいく。

イメチャの記28:背景の開拓、車

2005-04-15 09:14:06 | ―イメチャ・設定
 基本といってもいいカーセックスの話題。

 いつもいつも自宅やホテルのベッドの上というのでは、刺激がなくなる。たまにはその二つの部屋以外で愉しむのも、またその部屋を使うなら工夫を凝らすことも大事だ。マンネリは自分たちが呼び込んでいると、俺は思っている。かといってそうそう場所を変えたりお金を使ったりはできないという向きもあるだろうが、毎日かえろというのではない。環境は変えようという意志によって変わるという話。

・乗り物
 車、列車、飛行機、船。車は一般的(?)であろう。車中でしたことのある人は多いかと思う。一般的とまではいかないが、窓ガラスは透明なれど室内空間は密室にできるので、ふたりきりでドライブしたのち、どこかひとけのない路肩や駐車場に止めて……などとわりあい簡単にそうした状況になれる。見られない場所探しは本当は難しいが・・。
 車の長所であり短所なところは
1 狭い
2 ガラスで覗かれる
3 エンジンを掛けていないと室内温度調節ができない
 あたりだろう。

1 狭さ
 狭いのはいうまでもない。最近の自動車はかなり居住性を重視しており、またそれが強力な宣伝となっているので、案外狭さを感じなくてすむ。しかしまだまだそういう車種を当たり前とするには、イメージの上では市民権を得ていない気がする。
 狭いのは醍醐味だと俺は思う。狭いから足を十分伸ばせないとか、ステアリングやギアが邪魔で出っ張りなどに膝をぶつけてケガするなんてこともあるとは思うが、その窮屈な感覚と、とにかく密着感のこの上もない高さを無視しちゃいかん。閉所恐怖の人もいるかな。
 密着感は愛情となって甘いムードを盛り上げる。狭さを逆にバネにしてしまうのがいい。凌辱でもこれは有利にはたらく。無駄に密着してしまう点と、逃げたくても力を込められない点の二つだ。
 助手席、運転席、後部座席など、遊べる場所は様々なので愉しみをいろいろ工夫できる。


2 ガラス窓の覗き
 見られるかもしれないというスリルと、実際見られているという嫌悪感ははっきり分かれる。なかには見られてもそれが刺激になっていいという人もいるが、ふつうは見られるかも知れない、けれど見られることはないという、背景にある種の安心感がなければおそらく女性はノリきれない気がする。思った以上に羞恥心は邪魔するものなのだ。
 見られてしまうかもしれないというのはスリルだが、もう見られてしまっては緊張感が霧散する。ぎりぎりの橋渡りが面白いのであって、答えがでてしまってはつまらないのである。
 シールしてそう簡単に見られないようにするのが安心感を高める方策になったりするが、イメチャの上でそれを描写するか・・というと、あんまり必要ない気もする。口説き文句にイイかな。「大丈夫だって、シールしてあるんだし・・」と強引に胸をつかんだり。

3 室内温度調節
 車の室内温度。これは現実味を演出するうえでかなりつかえる。ただし実際にしたことのある人でないと想像のつきにくい部分もある。
 夏は分かりやすい。エアコンを効かせられないから汗だくになってしまう。服がはりついてしまい、服に肌色が見え、艶めかしい彼女のボリュームがあらわになるというふうで誰にでも想像できるだろう。エンジンをかけねば冷房をかけられず、したがって汗だくで交わることになるのだ。
 こうした汗だく状態がきらいな人であれば冷房をかけてもいいだろうし、窓を開けて心地よい風が入ってくる描写を入れてもいい。蚊とかのぞきとかは無視無視。エンジンがかかっている不信感も無視。
 冬は寒くなるのだが、二人の熱気で車の窓ガラスがかなりくもる。なにごとかと思うほど真っ白に曇るので、これも妖しい雰囲気だ。実体験がないとぴんとこないかもしれない。ディカプリオの『タイタニック』を見た人なら覚えているだろう。馬車のなかでセックスするシーンの最後、曇った窓硝子に手がべったりと打ち付けられ、引きずるコマがあった。あれだ。

 そうそう、フェリーなどの大型船もお勧め。人通りからいって死角はそう多くないが、ちょっとしたスペースがあるのでさりげなく行為に踏み込めるかもしれない。深夜となれば2等客室などは雑魚寝状態なので息を殺してすることもできる。
 当然個室なら思いのままで、これはホテルなどと変わらない。ゆったり波に揺れることなどが風情か。海原を行くというロマンチックな光景がたのしい。調度品や窓の様子など細かな描写が臨場感を増す。

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