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掛け具合のズレを数字に表すと

2011-12-21 22:27:41 | フィッティング


掛け具合の「ズレ」を数字で表してみましょう。

正しく掛けた近視ー8.00Dの度数の眼鏡が5mm眼から離れてしまうと、
その時の度数は、次の計算式で求められます。
ー8.00÷{1+0.005×(-8)}=ー7.692
そうです、ー0.31Dほど弱くなってしまいます。

眼鏡レンズの光学中心と、角膜の中心とが合致した状態で装用されて正しいメガネです。
ー8.00Dのレンズが、眼に対してレンズの光学中心が2.5mm耳側にずれると、
ー8.00×0.25=ー2.0→2.00△BI
内方向に2.0のプリズムが入ってしまいます。

ー8.00は、強度ですが、弱度でも度数の変化、プリズムの加入が起きること、
ご理解頂けたかと思います。
コメント
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