松下啓一 自治・政策・まちづくり

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◇マザー牧場に行く(房総)

2016-04-10 | 5.同行二人

 娘夫婦たちと、房総の千倉温泉に泊まり、マザー牧場に行った。

 わが三浦半島から、千葉にわたるのルートは、2つある。一つ、海ほたるを通る東京湾アクアラインである。もう一つは、東京湾フェリーである。時間的には、マザー牧場ならば、ほぼ同じだろう。金額の方は、アクアラインの方は、行政の補助で、破格の値段になっているので、こちらの方が、ずっと安い。

 直接的な値段は、フェリーは高いが、東京湾フェリーのゆったり感は、とても魅力で、コストパフォーマンス的には、遜色ないと思っている。だから、私たちは、いつもフェリーである。

 東京湾フェリーは、道路交通網の整備で、すっかり元気がなくなった。以前ならば、すぐに乗れずに、一船、待つのは当たり前だった。とくに千葉の金谷から乗る帰りの便は、いつも渋滞で、その余波で、国道は大渋滞だった。

 ところが、今は、1時間置きに運行される船でも、乗っている自動車はせいぜい10台くらいしかいない。これでやっていけるのか、心配になる。

 フェリーの魅力は、犬も乗れることである。この日も屋上のデッキに、ラブラドールがいて、海を見ていた。我が家のマロンも、何度か乗っているが、もともと海が嫌いなので、本人は、決して、いい気分ではないのだろう。

 神奈川県人にとっては、マザー牧場は、お約束の場所で、私も、この2年くらいで、3度目くらいになる。広い敷地と楽しいイベントがあって、意外と面白い。この日のお昼は、ジンギスカンにした。私は、ジンギスカンを食べるのは、内心は反対であったが、寒かったことと、やはり大勢で楽しいのはジンギスカンという声に押されてしまった。

 私が、ジンギスカンを主義として食べないのは、ラム肉が入っているからである。マトンならばともかく、なぜ子どもの羊肉を食べるのかというのが、私の意見であるが、連れ合いの反論は、そういう自分だって、毎朝、ジャコと小粒納豆を乗せたトーストを食べているのではないかというものである。

 小粒納豆は、違うと思うが、確かに一理ある。すっかりお母さんが板についた娘を見ていると、知らぬ間にいい娘に育ったなあと、思わず言いそうになったが、そんなことを少しでも言うと、連れ合いから、あなたは可愛がるばかりで何もせずに、私が育てたのだという、プチ自慢で返されそうなので、言葉を飲み込んだ。ともかく楽しい旅だった。

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