松下啓一 自治・政策・まちづくり

【連絡先】seisakumatsu@gmail.com 又は seisaku_matsu@hotmail.com

☆今年の成果・誰も取り上げない新しいテーマに挑戦する

2020-12-31 | 1.研究活動
 今年は、時間もあり、誰も取り上げない新しいテーマに挑戦することができた。

1.条例の域外適用 まちの住民が、域外から痛めつけられているのである。住民の幸せを実現する自治体は、見て見ぬ振りをするのか。そんな自治体(首長、議員)は、アウトである。全くと言っていいほど先行論文がないテーマであるが、いい論文が書けたと思う。月刊ガバナンス2020年4月号、5月号

2.定住外国人の活躍政策 同じまちの住民として、まちのために力を発揮してもらうという提案である。いつまでもお客さんでは、日本人の体力は持たないし、外国人も宝の持ち腐れである。『定住外国人活躍政策の提案』(萌書房)

3.若者参画政策 若者はまちの資源である。今年は、実践編を書いた。学生たちの写真がいっぱいの楽しい本になった。『事例から学ぶ 若者の地域参画』(第一法規)

4.令和時代の地方自治 昭和・平成とは、局面が大きく変わり、地方自治のあり方も変わってくる。協働をキーワードに、次の時代の地方自治を展望してみた。『励ます令和時代の地方自治』(木鐸社)

5.公開政策討論会条例 新城市の全国初の条例である。これまでの選挙は管理である。だから怖くて誰も近づかない。選挙をまちづくりから考えると、ずっと違い景色が見えてくる。住民自治や住民主権を声高に言う人がいるが、掛け声だけで、ちっとも具体的でない。住民自治を具体化する一つの提案である。『選挙はまちづくり』(イマジン出版)

6.子ども・若者総合支援条例 多摩市で現在検討中である。子ども施策は、自治体ではふんだんにあるが、18歳になるとピタッと止まる。だから、20代前半は、投票率は最低になり、引きこもりも、このときが一番多い。誰ひとり取り残さない、切れ目のない政策づくりである。乞うご期待。
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