まずは、神奈川県下自治体の職員との研究会からスタートした。
この研究会は、政策提案をする研究会である。同じ研究会といっても、これまでの研究会とは違う。分かりやすい例で言うと、これまでの自治体の研究会は、先進事例を調査して、その優れた内容を紹介すれば足りたが、この研究会では、さらに一歩進んで、提案をしてみようというのである。
そして、私たちが設定するテーマでは、先進事例そのものがない場合も多い。今回のテーマである2025年時代の総合計画も、適切な先進事例がなく、いくつの事例をヒントにさらに考える必要がある。大変ではあるが、優秀な人が集まっているので、サクサクと進んでいる。
10月には珍しく、2週続けて台風がやってきた。18号では、大学の授業が休講になった。この日は、台風19号が来て、研究会も中止になるのではないかと気をもんだが、台風は朝のうちに関東地方を通り抜け、拍子抜けとになった。今週も、休講かとちょっと期待したが、そうは問屋がおろさなかった。
この日は、本郷台での研究が終わって、急いで大学に戻ることになった。ゼミの4年生が研究室でまっているので卒論指導、その後、英文科学生たちの留学希望者の面接があったからである。留学をしたことがない私が面接委員というのは奇妙ではあるが、役目ということで、やらさせてもらった。
急に慌ただしさを増してきた。