先日、健診を受けた。医師との問診の時、パニック症のことを話した。すると医師から「カルテに書きますか?」と聞かれた。勤務先にバレたくない人がいるからだという。パニック症を隠して、一人苦しみながら働いてる人はまだたくさんいるのだと実感した。
私が面接で「鬱です」って言ったにもかかわらず、採用してくれた人手不足のパート先があるが、結局、人が増えてきたら、いじめだのを蔓延させ、上は知らぬふり。人がいない間のつなぎくらいに考えて採用したのだろう。バリアフリーだの綺麗事を言ってても、日本の社会の実態はこんなもんだ。
人を「育てる」のではなく、「使い捨てる」を続けていった日本。行き着いた先は、経済重視で、病が蔓延してる中、命を脅かされながら働き続ける社会。「育む」ことすら重荷になり、少子化も止まらず、先細りしてゆく。終焉は近いかもしれない。