オーバーナイトハイクを実施するには
周到な準備が必要である。
まぁ、どのような活動でも同じだが。
隊指導者、団指導者、それにスカウトクラブでバックアップ体制を固めた。
コースは。
上記の通り。・・・・・・・クリックすると大きくなります。開いた画面でクリックするとさらに大きくなります。
黄色のコースがくまスカウトそれに水色のコースを足したのが
ボーイ、ベンチャーのコースである。
今年もコースは違うが、本部を真ん中に置いて、8の字コースである。
以前は、クマスカウトのゴール。30km地点をコースの途中に置いていた。
このコース設定では、中継本部のテント設営や、
夜中に中継本部を撤営してゴール地点に設置した本部へ移動する作業が必要だった。
その分、指導者や委員さんの夜食作りなど手間が大変であった。
現在、指導者数も少なくなり、他にも、問題などあり、
どのように実施すれば最小のコストや手間で、楽しいハイキングが出来るのか思考中である。
本部設営後、無線や携帯電話から情報が刻々と入ってくる。
机に広げた記録紙に書き入れていく。
午後9時過ぎチェックポイントからも連絡が来る。
午後11時前までは本部には3~4人しか居ない。
広い部屋はがらんとしている。
午後11時を過ぎると。委員さんや保護者の方が夜食の準備に
来られる。
本部も活気が出てくる。
午前1時ごろベンチャースカウトが到着。
夜食を摂ると受付を済ませてワイワイと先に進んでいった。
ボーイが到着したのは、午前2時ごろ。
少し休憩を取りすぎたようだが、彼らも前に進む。
残り20km歩いて、無事に戻ってくるのを待つ。
午後3時過ぎ、くまスカウトが到着。ゴールする。
今回も4名全員が完歩した。
一緒に歩いてくれた2名の指導者の方、お疲れ様でした。
午前5時ごろ、パトロール車より連絡。
○○班が二組に分かれたようだ。
足を引きずっているスカウトがいます。と。
急遽、奉仕で参加しているベンチャースカウトを
リズムメーカーとして伴歩者につける。
この時点で歩いているのはベンチャー隊1ヶ班。それにボーイ隊2ヶ班。
本部連絡を聞く限りでは、歩くペースが落ちているようだ。
記録紙を見ると確かに遅れが見える。
後は、班長の力に任せるほかにはない。
午前7時まえベンチャーが帰ってきた。
3名元気である。
受付を済ませ美味しそうにうどんを食べている。
本当は、ボーイと一緒に閉会式の予定だったが
彼らはこの日曜日も学校の予定があるようだ。
急遽、ベンチャー隊だけの閉会式を開く。
高校生は、忙しいようである。
ボーイ隊、◎◎班が8時30分ごろ帰ってきた。
彼らも元気そうである。
○○班が9時30分ごろ到着。
座るのも足が痛くて大変なようだが
それでも座り、うどんを食べている。
美味しいうどんである。
委員さんや保護者の方がたくさんの愛情を注いだうどんである。
ゆっくり、味わって食べてください。
今年も、足を引き擦りながらも、全員完歩した。
全員に完歩賞を渡すことが出来た。
君たちが手にした、このカードには五感で感じた
今年のオーバーナイトハイクの思い出が詰まっている。
カードの数だけ、違う思い出が。
※本部にずっと詰めていたので、スカウトの活動中の写真が有りません。
どなたかお持ちの方が居られたら私までメール添付でお願いします。
パート3で写真を載せたいと思います。
よろしくおねがいします。