東日本大震災復興支援市民活動ネットワーク宮城(代表:阿部 寛行)

※H27年4月を持ちまして本活動は(社)Kotネットワーク本吉に引継ぎました。本ブログは4年間の活動の記録です。

ボランティア活動報告

2014年10月12日 | ボランティア募集
9月にボランティアをされた方から、ボランティアの活動報告が届きました。
以下、掲載させていただきます。

・小泉自然楽校について
自然楽校を通して頭、心共に刻んだのは、「じぶんごと」で「視点を変える」ということでした。
「じぶんごと」とは全てを自分の問題として捉える、ということ。
全てを「じぶんごと」として受け止めると、今までにない新しい「視点」でものごとを見るようになります。

「視点」が変われば「考え方」が変わる。
「考え方」が変われば「行動」が変わる。
「行動」が変われば「生き方」が変わる。

自然楽校ではいかに自分が「生かされているか」を実感できます。
自然どれだけ自分が失敗しても、全てを受け止めてくれます。
優しくも厳しい、荘厳な自然と向き合う小泉自然楽校だけでしか得られないものです。

・地元の方との交流について
地元の方との交流を通して改めて実感したのは「ご縁」の大切さ。
そして「見えない絆」でお互いが繋がっているということです。
一つひとつ、お互いが助け合い、感謝しながら営みが続いています。
一人では、生きていくことはできません。
そんなことも忘れてしまいがちな日常から、「視点を変える」ことができました。

・ボランティア活動について
ボランティア活動は、「支援」ではありません。
「何か自分ができることはないか」と自然楽校に来た自分の、考えの浅はかさを痛感しました。
お互いが助け合い、「志縁」をつくる。
「己は他が為にある」隊長の言葉が身に沁みました。

・減災について
減災キャンプを通じて学んだのは、「当たり前なんてない」ということ。
当たり前のように使っていた水や電気、道は、当たり前ではありませんでした。
どんなに気をつけていようが、いつか大きな変化が訪れます。
そして、そんな状況に合わせて変化できるものが生き残ります。
もつものが増えて一見豊かになった現代ですが、「断捨離」。
自分にとって本当に大切なものを見極め、命がけで守る。
他が為に生きる為に、自分の身は自分で守る。
「防災」ではなく「減災」ならではの心構えを学ぶことができました。

引き続きお願いいたします。

活動報告は以上です。
私は、この活動報告を読ませていただき、小泉自然楽校での学んだことを改めて再確認させていただきました。ありがとうございます。

最後に…この方からボランティア活動報告とともに、「阿部さんは、唯一無二の存在であること。だからこそ、阿部さん自身の心と体をお気遣いください。」との内容のメッセージをいただきました。

日々他が為に…と活動されている阿部さんの心と体を心配される思いを感じました。





(文:井谷真美ブログとは、
毎日更新する事が大事
担当者として責務を重んじる事こそが肝要である
しかと励む事が自分の事である。
)