東日本大震災復興支援市民活動ネットワーク宮城(代表:阿部 寛行)

※H27年4月を持ちまして本活動は(社)Kotネットワーク本吉に引継ぎました。本ブログは4年間の活動の記録です。

3月29日 南三陸町の現状

2011年03月30日 | 日記

宮城県南三陸町で活動を行いました

山の中を車で進んでいた。景色が一変したと思うとそこには現実とは思えない光景が広がっていた。





南三陸町の本部があるベイサイドアリーナという施設。
約600人もの被災者の方々が避難してきていました。
メディアもたくさん集まってきていて広い駐車場は満車状態でした。
また、屋内には診療所や散髪所がありました。


施設内の廊下やロビーが生活の場となっていて、プライバシーは全くと言っていいほどありませんでした。


広いアリーナには救援物資の山ができていました。


壁などには全国から寄せられた応援のメッセージ!
ギッシリとつづられた応援メッセージが被災された方々の元気となります!


施設の外には仮設トイレが設置されています


お昼時には牛乳の炊き出しを行っていました。まだまだ寒いですしあったかいものはいくらか心の安らぎになります。

~志津川の被害~

ここが一番湾奥にあたるところで、被害はすさまじいものでした。
写真中央の建物の上を津波が横行していった事がわかります。ここに見える景色がすべて波に飲み込まれ海の一部となっていたなんて考えてみるだけで恐ろしいです。
僕が写真を撮った時立っていた場所は水の中だなんて考えるだけで規模の大きさに言葉もありません。

上記写真中央の建物。自分の無力さ、自然の、地球の力の凄さを感じました。


すっかり変わってしまった街並みと、変わらずにたたずむ山々。骨組しか残ることができなかった建物。
この景色を見た後、目を閉じてみると何かが聞こえてくる。地球の声か、はたまた人の思いなのか。


すこし高台になっているところの被害は少なくて済んだようだ。
何10メートルの差。これが命、財産の境界線なのだ。


2回まですっかり被害を受けている。


上の写真とおんなじ建物。このトラックが波に乗って持ち上げられていたのだ。
津波の力をひしひしと感じる。



物資の配給はもちろんですが、心のケアの方法も模索していきます。
これからも被害にあわれた方々のニーズに迅速にかつ的確に応える活動を行っていきます。

ご関心のある市民活動団体、ボランティア関係者の方々はお気軽にお問い合わせ、ご参加ください。

【東日本大地震復興支援市民活動ネットワーク宮城事務局】
く事務所(第1倉庫)>
〒981-3204宮城県仙台市泉区寺岡1丁目19-20一心太助気付
TEL/ファクス:022-378-6869
MAIL:ロリポップドメインアドレスに変更(事務局用  データ集積用  24H可) 
くボランティア担当>

08043537373 

bora.miyagi@gmail.com


 

 

平日は1715分以降でないと電話には出れません。)

 

く物資・支援金担当>
鈴木080-5562-7166 setsu.suzurin@ezweb.ne.jp(9:00~22:00 緊急時時間指定なし)
く総合お問合わせ窓口>
070-5624-0335 datako@willcom.com
くネットワーク宮城事務局>
 門間  090-7526-7826(9:00~22:00 緊急時時間指定なし)
くネットワーク宮城代表>
阿部 寛行 090-2999-1060 spoart@gmail.com
(スポ・アートサポートみやぎ代表、アクティブルーム伊達っ子実行委員会理事長、東北混合バレーボール協会代表)



  
※宮城県南三陸町ベイサイドアリーナ地図 http://engekilife.com/theater/16855/map
     志津川         地図 http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E141.27.12.990N38.40.22.490