東日本大震災復興支援市民活動ネットワーク宮城(代表:阿部 寛行)

※H27年4月を持ちまして本活動は(社)Kotネットワーク本吉に引継ぎました。本ブログは4年間の活動の記録です。

2015年頭のご挨拶

2015年01月06日 | ブログ
2015年頭のご挨拶

明けましておめでとうございます。

ネットワーク宮城web事務局です。
昨年は、東北へ、宮城県へ、気仙沼市本吉町へ、南三陸町へ
小泉地区へのご志縁を頂き、大変お世話になりありがとうございました。

今年も引き続き、
ネットワーク宮城互助ボランティアファイナルステージプロジェクトでお世話になります。

この大きなプロジェクトの総仕上げの年となりますので、
気持ちを引き締めて、更に努力するつもりでおります。

一層のご指導ご鞭撻をいただければ幸いです。

なお、3月までの参加者募集は下記となります。

またお目にかかれますことを楽しみにいたしております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ボランティア……行きたいけれども………そのようなあなたへ

「地元に訪れることのススメ」

⑤1月 3 日~1 月 15 日 ボランティア定員20名募集
★子どもスポーツチャレンジランキング、子ども遊び広場、冬休みこども体験教室準備
●仮設住宅での手作り料理食材・備品・調理機材100人前(鍋物食材、郷土料理食材等)

⑥2月1日~3月31日ボランティア/定員80名募集
★小泉地区仮設住宅春休み交流プログラム 、ゲーム、手作り、料理作り他
●仮設住宅での手作り料理食材・備品・調理機材100人前(七草粥、節分、お雛様用食材等)

⑦3 月 1 日~3月 12 日/ボランティア定員40名募集
★東日本大震災5周忌献花式、小泉自然楽校卒業式
●献花式100本(献花する一輪花等)
●卒業式パーティー手作り料理食材・備品・調理機材100人前(鍋物食材、郷土料理食材等)

☆志縁金のご協力のお願い
志縁の形は、直接的なひと、モノだけでではありません。お金という形も大変ありがたいです。
地域の方たちの小さな声を拾い、1つ1つ実現していくことにあたっています。資金集めは簡単ではない状況です。また、活動は一時的なものではなく、長期的に継続していく必要があります。
この活動を継続していくには、みなさまのご理解とご協力が必要です。

送金先:ゆうちょ銀行 記号 18130 番号 256751
名義人:東日本大震災復興支援市民活動ネットワーク宮城
代表 阿部 寛行(あべひろゆき)
(他行からお振込になる場合の受取りは、店番号 818 普通預金 0025675)

http://blog.goo.ne.jp/oooozono/e/eb08ea565ecabc1b06a2f3ed61ea6bd8

お問い合わせはボランティア事務局長井谷まで(ボランティアの相談等どうぞ)
■お申し込み方法
メール good-day365.111@ezweb.ne.jp
お問い合わせ 080-4764-6535

2015.新年のご志縁による笑顔と元気にご挨拶

2015年01月01日 | ブログ
明けましておめでとうございます。

ネットワーク宮城web事務局です。
昨年は、東北へ、宮城県へ、気仙沼市本吉町へ、南三陸町へ
小泉地区へのご志縁を頂き、大変お世話になりありがとうございました。

今年も引き続き、
ネットワーク宮城互助ボランティアファイナルステージプロジェクトでお世話になります。

この大きなプロジェクトの総仕上げの年となりますので、
気持ちを引き締めて、更に努力するつもりでおります。

一層のご指導ご鞭撻をいただければ幸いです。

なお、3月までの参加者募集は下記となります。

またお目にかかれますことを楽しみにいたしております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

東日本大震災から四年継続して連携協働開催出来るのもホテル観洋阿部女将さんのご理解とご協力があっての互助ボランティアなのです。

震災直後に支援活動からのご縁で三年十ヶ月、当団体と絆を深めて頂き支援から志縁へ、自助から互助へ

本吉町小泉地区仮設住まいの皆さんが、
新年愛でたい笑顔と元気につながっていることです

本年も変わらぬご縁をどうぞよろしくお願い致します。

May the coming year be special in every way… bringing you the gift of love and excitement.

I know with your dedication you’ll accomplish all your goals and dreams.

I hope all your wishes come true this year.


ボランティア……行きたいけれども………そのようなあなたへ

「地元に訪れることのススメ」

⑤1月 3 日~1 月 15 日 ボランティア定員20名募集
★子どもスポーツチャレンジランキング、子ども遊び広場、冬休みこども体験教室準備
●仮設住宅での手作り料理食材・備品・調理機材100人前(鍋物食材、郷土料理食材等)





⑥2月1日~3月31日ボランティア/定員80名募集
★小泉地区仮設住宅春休み交流プログラム 、ゲーム、手作り、料理作り他
●仮設住宅での手作り料理食材・備品・調理機材100人前(七草粥、節分、お雛様用食材等)

⑦3 月 1 日~3月 12 日/ボランティア定員40名募集
★東日本大震災5周忌献花式、小泉自然楽校卒業式
●献花式100本(献花する一輪花等)
●卒業式パーティー手作り料理食材・備品・調理機材100人前(鍋物食材、郷土料理食材等)

☆志縁金のご協力のお願い
志縁の形は、直接的なひと、モノだけでではありません。お金という形も大変ありがたいです。
地域の方たちの小さな声を拾い、1つ1つ実現していくことにあたっています。資金集めは簡単ではない状況です。また、活動は一時的なものではなく、長期的に継続していく必要があります。
この活動を継続していくには、みなさまのご理解とご協力が必要です。

送金先:ゆうちょ銀行 記号 18130 番号 256751
名義人:東日本大震災復興支援市民活動ネットワーク宮城
代表 阿部 寛行(あべひろゆき)
(他行からお振込になる場合の受取りは、店番号 818 普通預金 0025675)

http://blog.goo.ne.jp/oooozono/e/eb08ea565ecabc1b06a2f3ed61ea6bd8

お問い合わせはボランティア事務局長井谷まで
■お申し込み方法
メール good-day365.111@ezweb.ne.jp
お問い合わせ 080-4764-6535





2014年3月11日によせる、阿部代表の思い

2014年03月11日 | ブログ
ネットワーク宮城、広報の大場です。
2014年3月11日、あの東日本大震災から3年が経ちました。
気仙沼で見た風景、そして、現状・・・さまざまなことが頭をよぎり、
なんと言葉であらわしたらいいのか、わかりませんでした。
どんな言葉を尽くしても足りない、でも逆に、どんな言葉を書いても、適切でない気がしてしまいました。
この日によせる言葉は、やはり、阿部代表の言葉がふさわしいと感じました。



下記、阿部代表の言葉です。


・・・


2011・3・11-2014・3・11

三年間

大津波が来た宮城の海で、自分に出来るボランティア活動を地道に積み上げて来た。


この日を忘れない

だけではない

いつまでも忘れない




三年前に小泉地区に入り、

活動をしていた時に、

高校生が撮影してくれた写真


心はいつもありがとう

宮城県気仙沼市本吉町小泉地区

笑顔で元気に成れる居場所づくりをと書いた


この想いだけで、

まっすぐに

ただひたすら本吉町の人達と一歩づつ前に進んだ



現地最前線にて、

一番思う事はただ一つ、

希望の光りになる、賑と灯の

創生である。



その為の、



二年目、

小泉自然楽校が出来て

減災体験、避難所の場を作り、災害時には私設避難所として機能させる自然共生する居場所づくりを推進させ、1万人近い人がこの小泉自然楽校に訪れてくれた。


三年目には、

本吉復興エコツーリズム推進協議会会長を、

旧本吉町最後の町長、森琢男氏に担って頂き、一人でも多くの交流人口を本吉町に増やすべく復興エコツーリズムとして、観光振興を推進して、一年で5000名近い人が本吉町に訪れてくれた。



2011・3・11

東日本大震災において、

多くの家族を失い、友を失い、善き人達を失った。



彼らは皆、

一人一人、夢があり、

希望を抱き、

日々があった。



残された者や、友や、家族を思い、祈るしか出来ない日々があった。


彼らを想い、記憶に刻もう。


決して忘れまい、人知れず尽くす者たちを、彼らに心から感謝を捧げたい。



しかし

生き残った者は、日々の刻の中で、日常に甘んじ、痛みを忘れ、善と悪に心を引き裂かれてしまった者もいた。

その者に、我々の絆を滅ぼすだけでなく、人の絆を試し、人の誇りを冒涜しようとした。



信条や自由を侵そうとした。



ただ、

一つだけ贈り物を残した。



それは、

創生への希望だ。



我々は新たに立ち上がる。



前より強く団結して、今こそ我々の刻、

我々のチャンスだ。



善き心を取り戻し手本となる。

もう一度、人と人の絆を建て直すのだ。



いざ、参らん、

四年目

復興創生へと続く果てしなく険しい棘道へ

ボランティア活動を終えて(振り返り)

2014年02月26日 | ブログ
ネットワーク宮城、広報担当です。阿部代表の元には1年を通じてたくさんのボランティアが活動をしていきます。テレビやネットからの情報ではなく・・・その場を訪れる、体験するからこそわかること・感じること、あるのだと思います。今日は、2月19日~22日まで小泉自然楽校に滞在された水谷さんの振り返りをご紹介いたします。

・・・・・・・・・・・

<水谷さんスケジュール>

2月19日 10時合流 3月にお世話になる方々にご挨拶に伺う
2月20日 7時行動開始 前日同様本吉町の方々を訪問、他、小泉自然楽校の修繕に協力させて頂く
2月21日 小泉自然楽校付近の海岸を見学、また、3月に実行するプログラムスケジュールを作成
2月22日 早朝海鮮市場見学、18時仙台駅着

・・・・・・・・・・・




◎地域の人との交流について

本吉の人々に笑顔になってもらいたい。自分にできることはまず自分自身が楽しむこと。
できれば一時的な関係でなく長期的な関係を構築できればと思う。
大きく目標として掲げるならば現地住民同士の交流の輪を広げ、地域経済の安定化と活性化に貢献したい。どんな小さな変化でも良い方向に進んでくれるよう尽力したい。


◎ボランティアについて

3月に計画されている企画により、自分のボランティア活動に一旦区切りができる。それは自分の中で理想として思い描くボランティア活動が形として具現化されたものなのかもしれない。
より多くの人に事実を伝えることができ、さらに次の活動につなげるための基礎を作ることも同時に達成されるだろう。ただボランティアの形は他者と意識を共有することがすべてだと言い切りたくはない。自分らしく自由に行動し、もう少し肩の力を抜いてマイペースに活動するのもそれはそれでよいものであると思う。夏にはボランティアと同時に海岸でサーフィンをしたりして、娯楽要素も取り入れて訪れたい。


◎減災について

いつ起こるかわからない災害に備え、後悔する前に行動すること。自分のために、大切な人を守るために。自分のことよりも、大切な人の安全を考えれば行動をおこしやすい気がする。


◎小泉自然学校について

前回同様小泉自然楽校近辺は極寒。手を洗えばしばらく感覚がなくなる。
ただ今回はドームに宿泊させていただいたので風による寒さの心配は以前ほどではなかった。
このつらさを経験することに前回より意味を感じることができているような気がする。
今回は初めて自然楽校の周辺を見る機会があった。そこはまさに野生そのものであり、木々の間を抜けるとはるかかなた地平線が海の端に見えた。だがそこはつい3年前、多くの人々の命を飲み込んだ海。波が来るたび岩間に渦ができていて、見つめていたら心の内から恐怖が湧き上がってくるのを感じた。岩壁にぶつかる波の音が今も耳に残っている。


水谷

浜松市立東部中学校での講演会(1/24)

2014年01月24日 | ブログ



1月24日、浜松市立東部中学校(静岡県浜松市南区)。
講演会にて、阿部代表は生徒達に語りかけた。





当中学校の31名の生徒は昨年8月、気仙沼を訪れ、自分の目と耳と足で、様々な事を感じていた。それから半年弱。生徒たちは阿部代表との再会を果たした――。




以下、講演会後の阿部代表の言葉です。

..................................


無事に終えての安堵と、再会を約束した子ども達との桃源の誓いを果たし、素晴らしい一時を子ども達と過ごせた事、須山校長先生と、次に剥けてのスタートを切れた事が、感無量であった一日であった。


と申すのは、
ひとつ、東部中生の変化である。

昨年の八月に小泉自然楽校に訪れた際の生徒が、ネット通信授業で東北に一度も訪れていない一年生、生きることに、右も左も判らなかったお嬢ちゃん、お坊ちゃんが、伝え人が導いてきた、避難三原則の掟を理解し実践出来ていたことにある。

その根拠は、学校の講演会では、必ずお約束の校長も担当の先生にも打合せしていない、突然、子ども達との対話をする為に、想定に囚われるなという三原則を実践してもらうべく、無茶ぶりをさせて頂いた。

大概の子ども達は固まり、先生は狼狽え、生徒に何とか発言するように促すか、1000人近い会場が静寂するだけである。

昨年、12月ご縁があってこの東部中全校朝礼にて、同じように無茶ぶりをさせて頂いた。
会場は静寂し、子ども達は固まり、指名された子ども達も動揺する。
何とかかんとか、その場を納めた程度であった。

講演会の当日、己は講演する前に、更なる想定外を子ども達に突然求めた。
一瞬、間があったが、求められた全員が皆一様に求めに対応した。

次に講演会後は、大概これまたお約束の質疑応答、しかし、ここでも、その前に子ども達に真摯に向き合い、求めた。
これにも見事に応じて貰い武者震いする程に成長した姿を確認した。

更に驚きは続き、質疑応答も静寂の後、一人二人が常道だが、何と、15人近い生徒が自ら名乗りをあげて800名は、いるであろう会場にて、自らの言葉を発する。

物凄い若力を感じて、武士の血が騒ぎ、己自ら壇上を降りて子ども達と真剣勝負に望んだ。
一問一答しか猶予を与えられない中で、至福の一時を過ごせたことが、何よりもありがたかった。

このように、子ども達は、きっかけを導かれれば、必ずや未来への一筋の光を目指して、生きる力を身に纏い、夢や希望に、前進する力を眠らせているのだとも得心した。