お寺ふぁん・続

写真撮ってきたから見て~♪ 程度の記事書いてま~す!

森田童子ほか 

2018-06-12 15:30:13 | 日記

 ”僕と観光バスに乗ってみませんか・・”

 ”玉川上水沿いに君の小さなアパートがあった”

 ・・・なんとナヨっぽい詩だ・・

 しかも友達がパクられたりもする・・まるで暗い狭い寒い部屋で鬱屈したり、あるいは爆弾作ってるんじゃないか・・

 そんな印象もあって積極的に聴きたいということもなかったが、友達がよく聴いていたので傍で聴いてなじんだ。

 美しい曲ではあると思った。

 

 転機というか、そんな大げさなものじゃないけど、武蔵野の原を歩いたあと、妙にぴったりする感じを受けた曲がある。

   いつも君のあとから長い影を踏んで

   いつも君のあとからついていきたい

   行く宛もなく僕たち二人はよく歩いたよね〜

   夏の街の夕暮れ時は泣きたいほどさみしくて・・・

 

 「淋しい雲」というのかな。

 親しい知人を失ったような喪失感もさることながら

 ” あっ! 中央線沿線の郊外が舞台だったんだな・・ 東北線ではない、常磐線でもない。横浜など南向きでもない。”

 そんな思いを感じた。しかも他の都市ではなく、東京じゃないと持っていないような・・ 時々聴いた。

 どの曲も・・切ない・・あわい・・危うい 少しだけ前を向けるときも・・・

 

 今日懐かしさを感じた。森田童子66才 先だって病死していたという記事を見た。

 聴いていた当時は、男か女かも知らなかった。謎の女性シンガーソングライターだった。死因(病名)も不明。

 

 もうお一方、昨年年末、作家葉室麟氏も病死の記事を見た。「蜩ノ記」などで知られる。好きな作風だった。

 当然知り合いなどというわけでもなく、自分にとっては急な訃報だった。こちらも66才。

 

 これまで訃報は聞くものであったが、既に聞かせる世代になってきた。

 同世代というにはもう少し間がある。今日、人間ドックを受けた。

 

 そして一点、

 病死は何才であったとしてもやむを得ない。

 しかし、まだ生きる身を殺める行いは決して許されるものではない。

 自殺はいけないと思うが、無垢の他人の命を巻き込むくらいなら勝手に死ね! との思いを抱いてしまった・・・

 ・・安全な乗り物新幹線無念。

 


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