音楽一期一会

大人のピアノ教室講師の日々を綴ります

ウィーン・ニコライ弦楽四重奏団

2018年10月11日 | コンサート




第477回日経ミューズサロン
ウィーン・ニコライ弦楽四重奏団 
日本デビュー・リサイタル

~ウィーン・フィル・メンバーによるカルテットが
ウィーン室内楽の「王道」を創造する~

ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク(第1ヴァイオリン)
ベンジャミン・モリソン(第2ヴァイオリン)
ゲルハルト・マルシュナー(ヴィオラ)
ベルンハルト・直樹・ヘーデンボルク(チェロ)


ハイドン/弦楽四重奏曲 第77番
ハ長調作品76-3 Hob.Ⅲ-77「皇帝」

モーツァルト/弦楽四重奏曲 第14番
ト長調 K.387「春」

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲 第7番
へ長調 作品59-1「ラズモフスキー第1番」



デンハーグピアノ五重奏団

2018年10月05日 | コンサート

ザ・フェニックスホール
ティータイムコンサートシリーズ130

デンハーグピアノ五重奏団

2009年
オランダ・ユトレヒト国際古楽音楽祭でデビュー後
2011年
オランダ・アムステルダムで行われた
第16回ファン・ワセナール国際コンクールで優勝し
国内外でオリジナル楽器によるアンサンブルとして
活動しているピアノ五重奏団

演奏の合間に
古楽器やピアノ五重奏についての
楽しいお話もはさみながら
躍動感のある溌剌とした演奏を
聞かせていただきました


小川加恵(フォルテピアノ)
高橋未希(ヴァイオリン)
朝吹園子(ヴィオラ)
山本 徹(チェロ)
角谷朋紀(コントラバス)

曲目
▼デュセック:ピアノ五重奏曲 作品41
▼フンメル:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品87
▼シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 「ます」 D667








ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会

2018年09月29日 | コンサート
ALTI芸術劇場 vol.41

二人の名演奏家と古の楽器で紡ぐ不滅の名作

ベートーヴェン

ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会

2018年4月28日/6月30日/9月29日


豊嶋泰嗣(ヴァイオリン)
上野 真(ピアノ)




本日のプログラム

ヴァイオリン・ソナタ
第3番、第7番、第10番

4月から
3回にわたって
19世紀のピアノフォルテによる演奏を
楽しませていただきました

コンサート終了後は
いつものように
ピアノと修復師の山本宣夫氏のまわりに
大勢の人が集まっていました




三回を通して聞かせていただき
あらためて
一台ごとに異なる音色と
そのデザインに魅了されました

実際に
ベートーベンが耳にした
ピアノフォルテの音を
知ることができ

豊嶋氏奏でる
ストラディヴァリウスの音色も
つややかで美しく

有意義かつ
最高に贅沢なコンサートシリーズでしたkirakira2



パナソニック合唱団第43回定期演奏会

2018年09月01日 | コンサート

ザ・シンフォニーホールで行われた
パナソニック合唱団第42回定期演奏会を聴きました


第1部は
「名曲アラカルト」

無伴奏の美しい旋律の名曲の数々

第2部は
「ポピュラーアラカルト」

「Jupiter」
「さとうきび畑」
「君をのせて」
「川の流れのように」
「見上げてごらん夜の星を」

大きなミラーボールが
ぐるぐると回って
シンフォニーホールの天井を
満天の星空にしてくれました


第3部は   
モーツァルト作曲「REQUIEM」


芦屋交響楽団と
プロの声楽家の方々が加わり

荘厳なレクイエムが
ホールに響き渡りました


パナソニック合唱団の定期演奏会は
何度も聞かせていただいていますが
いつも
そのレベルの高さに驚かされます

今年は
特に男性のバスの重低音が
地響きのように聞こえてきて
とても心地よかったです



パノハ弦楽四重奏団

2018年08月31日 | コンサート



パノハ弦楽四重奏団のコンサートを
聴きました

パノハ弦楽四重奏団は
1968年に発足した
チェコの弦楽四重奏団です

こちらは
1980年に発売されたLPレコードです↓

1980年と言えば
実は私が結婚をした年です

皆さんとてもお若い!



ジャケットの裏面に
こんなことが書かれていました

「パノハ弦楽四重奏団のメンバーは
午前中全員で練習し
アンサンブルを整えたり
演奏上の解釈について検討を加え
午後は各自が練習に励んでいる・・・」

こうして
4名が50年間ずっと同じメンバーで
努力し続けているからこそ
正に
神業とも言えるような
一体感をもった
アンサンブルが生まれるのですね!

音楽性の解釈が
どこをとっても
ぴたりと合っている上に

ファーストヴァイオリンと
セカンドヴァイオリンの音色が

どちらが弾いているのか
音を聞いているだけでは
全くわからないほどぴったり同じ!

そして
ヴィオラの胸に響く深い音色!
チェロの
あたかも言葉をしゃべっているかのような
温かみのある表現力・・・

すべてが
奇跡に感じられるような
まさに
「国宝級」の極上のひとときでした!