先週、知多半島で唯一残る漬け物店へ
このお店
地元の食材にこだわり
安全かつ安心な漬け物を
真摯に作り続けている
私が突然、自作の浅漬けを持参
厚かましくも試食いただきたいと差し出すと
ニコニコされながら食べてくださる
この種のお店は二通りある
頑固一徹で融通が利かず
プライドばかり高いお店と
時流にしなやかに抗いながら
良いものは良いとこだわりを持つお店
このお店は後者だった
「まあ美味しいこと。これなら充分、商品としていけますよ。
貴方はどちらのお店の方かしら(^^)」
いえ、まったくの素人です
でも
漬け物作りの担い手になって欲しい人
それは、ニート・ひきこもり状態から抜け出して
自分なりの未来を切り拓こうと歩き始めた人
そう話すと
ますます居住まいを正され
聴き耳を立てて聞いてくださった
Hさん 御年80歳(とても見えない!)
太平洋戦争でお父様が戦死
小学校4年生からお店に立ち
今日まで70年 働いていらっしゃった
地元で遺族会の世話役を長年に渡って担い
地域に根ざした日常
地に足のついた日常を営んでいらっしゃる
まさに、私が探していた方だった
来たるべき日
商品開発からご助力いただけないかと願い出る
「まあ!こんな私でお役に立てることがありましたら(^^)」
またお一人、心強い援軍を得た
地産地消 町おこし
子どもからお年寄りまでが美味しいと頬張る漬け物
その商品を作る時
どうか貴方も
ご助勢願いまする!