音楽教室paragon

ギターやピアノ、ウクレレ 等の楽器の事
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エレキギターのピックアップ

2024-05-20 15:41:41 | 音楽教室
音楽教室paragon 上原です

エレキギターについて
自分の好みになるまで心ゆくまで改造できます

一番メジャーな改造がピックアップ交換
多種多様な製品があります
一般的にシングルコイルとハム使用
どんな音で音質で出力したいかを選べます

音を拾うという言い方をしますが
正確には弦の揺れを信号に変換する物
上記のように丸だったり線だったり
大きさはギターに合わせて選びます

これもまた古い型はシングルコイル型でして
一般的にはフェンダー製品に使用されています

シングル型はラジオのアンテナのような仕組みで弦の揺れを信号に変換して出力
高音域のキレが良くアタック音が早い
信号をそのまま出力するのでノイズもある

ハム方式は
2個のピックアップを並べて出力が倍に
しかし位相の影響で高音域が削られて
でもノイズも抑えられていてギブソン系ギターに使用されて有名に

シングル系のギターの音の有名人は
ジミ・ヘンドリックス、SRV、マークノップラー、リッチーB、等

ハム系は
ガンズアンドローゼズ、ジミーぺージ、等

もちろん両方のギターの良いとこ取りで
エリッククラプトン、ジョーボーナボッサ、等
限りなく出ています

日本人でも使い分けで個性を出している方はたくさんいますが
ハムとシングルの中間であるP-90タイプの音
が最近の流行りでもあります

弦を外してハンダゴテで配線を切り離し
ピックアップを交換したら
同じ手順で戻して出来上がり

実際に使用してみないとどんな音が出るかは
経験者しかわかりません
当たり外れもありますしネジの大きさも微妙に違ったりしながら
数千円〜数万円まで音で選んでいきます

個人的には
ハム系だと
GIBSONの57クラシック(これが載っているギターにハズレなし)
Dimarjioのトーンゾーン(重低音も音伸びも楽に弾ける)
S DancanのSH11(ジャンル問わず音作りが楽)

シングル系だと
Schectarのモンスタートーン(迫力系もシングル系も出る)
Van zandtの色々(ロックやらブルースやらそのままの雰囲気が出る)
FENDERのテキサススペシャル(SRVの粘り途中低域の迫力がある)

以外にも
S Dancanのホットレール(ハムのような音伸び、SW切り替えで両方の音が出る)

値段の高いやつが良いかはわかりません
でもでかい音で演奏すると確実に
高額商品はノイズや音質が安定していて使いやすいです
頑丈さも合ったりしますが一概には言えません

最終的には個人の好みに合うまで
長いスパンで交換の繰り返しです

本当にうんざりする時も有りますが
好みの音になった時やアンプのセッティングがはまったときの
興奮は体験したら病みつき間違い無しです

楽器は限りなく製品として生み出されていきますが
気に入らない部分は変えることができる事
を知ってもらえるなら
単に中古で売り出す前にやれる事で手にいれられる音がある
愛着も湧いてくる事でしょう

買っては売っての繰り返しの方もたくさんいますが
好みに改造や部品の交換も考えてみると良いかと思います


バンドの世界

2024-05-20 14:43:32 | 音楽教室
音楽教室paragon 上原です

いろいろな音楽があります
演歌のように個人の実力勝負もあれば
楽器の一体感で勝負する方も
派手は感じの音楽にはバンド形態が有名です

バンドとは
各楽器のメンバーと歌い手が一つのバンド名で呼ばれていて
楽器ごとの見どころやカリスマメンバーもいたりします

一番の花形はボーカルですが
前列で派手に動けるベースやギターにもスポットが当たります
意外と高台にいるドラムも目立ったりしますが
キーボードがバンドで占める仕事量の割に地味だったり

すごく面白い世界です

音楽で食っていけるのか?
結構過酷な世界ですが皆さん凌ぎを削って頑張っています

1曲最後まで演奏出来るだけでも時間と労力を要します
バンドになると皆と息の合った演奏になるまで数回〜数百回
繰り返して身体に叩き込んで
観客の前に出て実力以上の演奏を目指しますが
自己満足では駄目で
判断は全て見ているお客さんが下します

どんなに良い演奏でもずっと下向いて演奏していたら
お客は置いてきぼりだし
顔は前向いているがお客に媚び売ってばかり
何演奏してもタイミングが違ったりしたら
演奏に集中してと思うし

でも部分的に演奏が狂っていたり
印象付ける言葉や音が一つあるだけで
誰かにとっては一生残る名演だったりします
本人は覚えていないが
周りが伝説にしたりします

多くのバンドマンや音楽家は
主になる仕事しながら副業で音楽を
という形態が安心して生活しながら続けられる方法です

1日に数時間は練習だったり製作活動に充てたりしますので
仕事メインになるとだんだん音楽とは離れた方向で集結してしまう方が
ほとんどで音楽は趣味になります

音楽で収入得たら音楽に投資する
他の仕事で得た収益を音楽に持ってくるのは趣味
だと考えたら良いと思います

どこまでへばりついてやって行けるか
ワクワクの毎日です


エレキベースのブリッジ

2024-05-20 14:08:17 | 音楽教室
音楽教室paragon 上原です

こちらの教室ではベースも教えていますが
生徒さんの所有するベースが良い音でして
考察してみたいと思いました

自分はヤマハの音楽講師から始まっているので
ヤマハの製品は発売と同時に
店舗に入ってくる楽器の数々を試奏し放題でした

ベースに関しての音の違いは
ブリッジの厚さが結構関係しています

通常のフェンダータイプは
昔ながらの鉄板を曲げて製作のイメージで
木材や弦の種類等の素材を純粋に再生してくれるイメージ

改良が進むと基板自体が肉厚になり
低域の重厚さや音伸び等が向上する感じ

なので
オールディーズ等のカラッとした感じには
フェンダータイプが合うし
近年の低域重視の迫力系は
肉厚タイプで重低音までカバー
といった感じで使い分けしていくと良い感じになります

生徒さん所有は
肉厚タイプのヤマハ製でした

youtube等での動画もいろいろ参考になりますが
音に関しては
良いクオリティーのヘッドホンをして聴いて
をお勧めします

そのままのスマホ等の音は
出音自体の周波数が限られて聞こえていない部分が有るので
実際にヘッドホンしてみると音の違いに驚くと思います

一般の練習環境ではベースアンプを鳴らして
とかはあまり出来ないと思います
ベースから直接ヘッドホンに繋いでベースアンプ使用した音が出るタイプ
PCに楽器の端子を変換して入力使用出来るタイプ
等もありますので工夫して低音の音が聞こえる環境を手に入れましょう

もちろんレッスンではベースアンプを使用して行いますが
最近のアンプは多機能なので音作りからエフェクター
使用法も含めて指引きからスラップまで目的に合った弾き方を
解説しながらレッスンを進めています

まずは自分の期待した音が出る良い楽器に出会うことから始まります
もちろん楽器購入のアドバイスも行っていますので
楽器持って無い
どれを購入しようか迷っている方にも
体験レッスンという形で
こちらに有る実際の楽器を弾いてもらってから買いに行く

そういう方も結構いらっしゃいます